当時の状況もあるけれど、人格、治世の能力はこの人が一番じゃないかな? 善く戦う者の勝つや、奇勝無く、智名も無く、勇功も無しの典型。キャラが薄いけど(笑 最後のアウレリウスは貧乏くじ。状況が悪くなる一方だけど、真面目でがんばっちゃった。一人の力では解決はせず。後継がコンモドゥスではなくて、歴史の流れはあまり変わらなかったんじゃないかな?
ただ、ベストだけあって、お話はどれも面白い。アンジャッシュな『不運な旅館』が個人的に好き。でも、垢抜けない(笑 冷えた茶、死者の電話もよい。死者の電話は発端は、とてもありえない状況で奇想といっていい。そこらへんもあんまり評価というか、扱いされていないのは、やはり、フレーバーがあまりにも当時の現実的過ぎたのかな? と、いうか新聞記者が主人公率の高さよ。自身の経歴から詳しいのは分かるし、リアルさもかけると思うけれど、不倫情事のことといい、ガワがあまりに画一な風に見えるから、あまり後代では語られないのか。
実際の始祖はトラヤヌスで、中国風に家は武帝になるのか? 拡張過ぎの帝国を受け継いだ中堅のハドリアヌス。この時に登用する人材の背景が変わってくるのが面白い。前の体制の人間たちを、いなし押させえんがら、より実務的な人間を配置するのが守勢の政治か。雍正帝と同じような有能で働き者すぎる皇帝は、歴史的評価は高いけれど、同時代だとつらいな(笑 次のアントニヌス・ピウスはぜんぜんエピソードがなく。逆に前代の宿題を片付け、後継にスムーズにつなげる。あまりにも賢帝すぎて、語ることがないという(笑
当時の状況もあるけれど、人格、治世の能力はこの人が一番じゃないかな? 善く戦う者の勝つや、奇勝無く、智名も無く、勇功も無しの典型。キャラが薄いけど(笑 最後のアウレリウスは貧乏くじ。状況が悪くなる一方だけど、真面目でがんばっちゃった。一人の力では解決はせず。後継がコンモドゥスではなくて、歴史の流れはあまり変わらなかったんじゃないかな?
乙一はいろいろ名義を書き分けいるようですね。作者名にとらわれてほしくないのかもしれませんね。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%99%E4%B8%80
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実際の始祖はトラヤヌスで、中国風に家は武帝になるのか? 拡張過ぎの帝国を受け継いだ中堅のハドリアヌス。この時に登用する人材の背景が変わってくるのが面白い。前の体制の人間たちを、いなし押させえんがら、より実務的な人間を配置するのが守勢の政治か。雍正帝と同じような有能で働き者すぎる皇帝は、歴史的評価は高いけれど、同時代だとつらいな(笑 次のアントニヌス・ピウスはぜんぜんエピソードがなく。逆に前代の宿題を片付け、後継にスムーズにつなげる。あまりにも賢帝すぎて、語ることがないという(笑