不安になることの、不確定さが好きです。
渡部直己あたりが、「読書することによって歩き方さえもわからなくなる」なんて言っていたが、僕にとっての読書はまさにそのようなものを求めているので、それそれ、言いえて妙、と思っているのです。
不条理にも屹立するこの世の中に、不安になって不確定でいられることのこの恍惚は、読書の楽しみで、それが原因で、「将来に対する漠然とした不安」なんつって、苦しむ人間もいるので、あなどれぬのです。
読みが浅く、読書量も足りませんが、不安になりながら、マイペースで。
10点満点で読んだ本を採点してみます。
10点…………この作品に出会えただけで、生きてる価値があった。もしくはこの作品に出会ってしまったら死ぬしかない。そんな作品。人生に燦燦と輝く作品。
9点……………俺史上に名を残す作品。俺大絶賛。全米がそっぽ向いても全俺が興奮した。そんな作品。
8点台…………年間ベストクラス。今年の俺を表す作品。友人には興奮気味に勧める。
7点台…………かなり面白い。心に残り、友人にも勧めたい。
6点台…………結構面白い。
5点台…………俺平均。
3点~4点……悪くはないが、再読はしない。
1点~2点……読む時間がもったいない。本棚に置くのが恥ずかしい。
1点未満………俺の焚書坑儒。
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