読書メーター KADOKAWA Group

2026年1月の読書メーターまとめ

ETK
読んだ本
22
読んだページ
5011ページ
感想・レビュー
22
ナイス
113ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2026年1月に読んだ本
22

2026年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ETK
シジュウカラは言語やジェスチャーを使って相手に伝えることができる能力があるらしい。地道なフィールドワークから導かれた数々の輝かしい業績。難しい話が分かりやすく書かれており一気読みしてしまった。著者はユーモアがあり社交的である一方、野心家で研究に対しては執念深いのだろう。この研究に15年以上費やしたとのこと。きっと他の鳥や動物にも何らかの言語があるのだろう。明らかになるのを楽しみに待ちたい。
が「ナイス!」と言っています。

2026年1月の感想・レビュー一覧
22

ETK
原因不明の症状を読み解く、とあるが、きっと専門科の先生(たとえば認知症なら脳神経内科とか)もきっと同じように原因を検索するだろう。問診だけで絞り込むのもよいとは思うが、CTを撮れる環境なら撮れば良いと思う。検査せずに病気を当てるのはクイズの世界か、検査機器のない町医者ぐらいで、総合病院でそうするのは昨今逆に問題であろう。私的には心筋梗塞を見逃して訴えられたというのが一番の衝撃であった。総合診療医なのにそれはないだろう…。病院リストも相手方が迷惑してないか心配だ。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
ネタバレ橘氏の著作をライターがまとめてAIに喋らせるという設定の謎の本。橘氏の本が売れているのは知っていたが読んだことがなかったので、全容を把握するのに役立った。幸せの土台は金融資本、人的資本、社会資本であり、若い頃はお金を貯めるより人的資本を高め、その後お金を貯めて投資で増やせ。嫌な環境は手放して自由に生きろと。概ね納得できる内容ではあったが、フリーランスになるのはやっぱり怖くてできないなあ。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
一止の原点を描く作品集。学生時代の勉強会メンバーの人間模様や、一止が就職する前の古狸先生・乾先生・事務長のお話、初めて胃癌を見つけたときの治療譚、雪山での細君の格好良さなど盛り沢山。事務長のことを公務員上がりの金の亡者と思っていてすみませんでした、と思った。研修医のときから患者さんに向き合い、お家に呼ばれるぐらいの信頼関係を結んでいたのが感慨深い。私も原点に立ち返って日々の診療を粛々と行いたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
著者はフィンランドが好きで、北欧に関係する会社に就職したり、カフェに勤めたり、はたまた中国に転勤したりとかなりパワフルな方。合間にフィンランドを訪れ、数週間暮らすように旅している。北欧に憧れる者にとっては夢のような生活だ。あとがきにフィンランドで寿司職人になるため退職したとの記述があり、なんとフットワークが軽いのかと感心した。漫画エッセイは絵がかわいくて読みやすく、フィンランドの写真が時々挟み込まれるのも良い。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
本を読むことで自分で考え、自分の軸を持つ。仕事と読書と人付き合いで教養を深めるのが良い。自分の欲望をコントロールして「理性の血」で賢者になるのが大切。著者は寝る前に必ず本を読むという読書好き。読書メモを書き、読み終えたら重要な部位をノートに書き写す。俗っぽい本でも読む意味はあると。 著者がアメリカ駐在中に真偽を確かめるために穀物畑に実際に行く記述や、実家の本屋で官能小説も含めて売り物を読み漁り、こっそり本棚に戻す記述がなんとなく好きで心に残った。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
教養とはたくさん知識があるということではない。教養とは自分の中心を構成するもので、誤った情報を見抜く目を持って孤立することも厭わない。他者への敬意を持ち、知識をもとに自分で考え、他者と議論し、判断し、行動すること。他者と議論し、合意形成の道を探る。それこそが教養人だと。これまでの教養本とは一線を画す主張だと思った。特に前半は後日また読み返したいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
内科の小幡先生が加わり、緊迫感のあるヒリヒリするような展開が良かった。辛い過去を抱えたゆえに、臨床も研究も手を抜かない優秀な医師であるが、努力しない患者が嫌いという自分勝手な部分もある。一方、一止の患者トラブルは、日頃の業務に忙殺されたゆえの無知によるものだ。鑑別診断を挙げて他の可能性を探ることは医師にとって必要不可欠である。大学で様々な人や症例に揉まれてさらに大きくなって戻って来てほしいと私も思った。小幡先生には地域医療で、別の意味で揉まれて欲しいとも思った。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
少子高齢化によって将来的に人手不足になること。社会の問題が個人の資産形成にすり替えられており、問題の本質を見失っていること。実際に人手不足の傾向は進んでおり、私のいる医療関係でも様々な問題が生じている。難しい経済の問題を、分かりやすい例えで説明されており読みやすかった。同じ目的を持った者同士が手を組み仲間になることは、結果的に自分にも仲間にも利益となることを改めて考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
経営的に厳しい個人書店の店主が、高校時代の先輩の一言から思いついた一万円選書というアイデア。4カ月で結果が出せなければ返本となる。その割合は平均40%でいかに生き残りが厳しいかということがわかる。埋もれてしまいそうな良書を発掘し、絶版を復活させようという情熱が清々しい。利便性からネット書店に頼りがちだが、やり方次第では個人書店も十分生き残る余地があるのだなあと思った。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
北海道の山の中に家族5人で1年間、山村留学した記録。電波が弱かったり、スーパーまで行くのも一苦労だったりと不便な生活を強いられるが、住民たちは皆温かく、お互いを大切に思って接してくれる。大自然の景色も素晴らしい。その反面、成長して街に出て行った子が適応できず心身症になって帰ってくることもある。強引な夫には辟易させられそうだが、かけがえのない経験は、無理やり連れて行かれることで得られることもあるのかも。でも、山村生活は憧れるけど、私はいやだ。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
シジュウカラは言語やジェスチャーを使って相手に伝えることができる能力があるらしい。地道なフィールドワークから導かれた数々の輝かしい業績。難しい話が分かりやすく書かれており一気読みしてしまった。著者はユーモアがあり社交的である一方、野心家で研究に対しては執念深いのだろう。この研究に15年以上費やしたとのこと。きっと他の鳥や動物にも何らかの言語があるのだろう。明らかになるのを楽しみに待ちたい。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
うつ病にHHV6の潜伏感染が関わっているという説は面白いと思った。ただ、うつ病の原因の一つというだけで、これだけで全てが説明できるわけではないだろう。SITH-1の論文を検索してみたが4件しかヒットしなかった。また、ドネペジルがコロナ後遺症に効くのではという話があったが、臨床試験の結果は芳しくなかったようである。筆者の功績がどれほどの意義があるかはこれから注視していきたい。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
相変わらずブラックな職場環境、育児と子育ての両立、大切な人の喪失など盛り沢山の内容であった。常に満床のおかげで経営的に成り立っているものと推測されるが、それにしては医師数が少なすぎる。師長や主任が若すぎる(退職者が多いのか?)。事務長があまりに偉そう。血液内科が若手一人で心許ない。我が子を忘れて仕事をとる女医なんて見たことがない。重症疾患を大病院に送らず抱え込んでおりさらに業務量が増す。などリアリティに欠ける部位も多いが、ストーリーとしては読みやすく、泣かせる部分もあった。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
著者のYouTubeをたまに見ることがあるが、文章も動画同様に分かりやすく、淡々と書かれていて読みやすかった。オンオフを区切らず常にフラットというのも頷けた。精神科の診療報酬の仕組みや、脳の弱りやすさには個人差があり、精神疾患は遺伝子とストレスの掛け合わせで発症するなど興味深かった。また、患者への向き合い方(説教で人の価値観は変えられないし、治療としてもうまくいかない。説教してよいことは何もない)は、精神科でなくても当てはまることのように感じた。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
当時化粧品会社社員で、皮膚の研究者による著書。皮膚は単なる生体膜ではなく、外界からの刺激に対して自律的に反応・調節しているとのこと。表皮はいずれ垢として剥離するにも関わらず、センサーとして圧や光を感知したり、バリア機能を修復したりする。20年前の著作だが、それ以降さらに発展したところもきっとあるのだろう。他人の皮膚は100%拒絶されるというのも面白いと思った。バリウムが化粧品に使われているのも初めて知った。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
著者はジャーナリストで、本書は精神科の権威たちへの取材記である。精神疾患では診療報酬の兼ね合いから5分診療で、薬剤を使いがちであるが、それは違うのではないかという内容である。本書の内容を全て鵜呑みにするのは危ないとは思うが、時間をかけて関係を築き、話をよく聞き、薬はできるだけ使わないというのは理想ではある。ただ現状ではなかなか難しいのではないかという気もした。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
番組を文字起こしした本なので読みやすかった。知っている内容も多かったが、中国で学習塾禁止となったことや、牛のゲップはメタンガスで温暖化に影響を与えるということは初めて知った。円安、物価高、悪いインフレあたりがキーワードだろうか。とにかく景気を良くするためにはお金の流れを良くすることが大切なのだと改めて思った。
ETK
5年目の若手内科医の話。地元の救急病院で寝る間も惜しんで働いている。スピノザの診察室は療養病院・訪問診療と、大学病院の高度医療を両方描くものであったが、こちらはその中間ぐらいの病院である。草枕を諳んじており、話し口調もまるで漱石の変人。すでにかわいい細君と結婚しており、色恋沙汰が出てこないのが良い。不覚にも安曇さんの話では涙が溢れてしまった。おそらく作者は消化器内科医なのだろう。医療描写がリアルで臨場感があり、良い。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
華やかな世界に生きる人には珍しく、堅実に強かに金融・保険業界で会社員として働き、副業で女装したりコラムを書き、42歳でフリーとして独立した方。人生を会社経営に例えるという話は興味深かった。常に先を考えてステップアップしてきたのも素晴らしい。会社員時代はワイシャツにネクタイを締めて頑張ってたんだなあと感慨深い。投資の話は基礎的で知っていたことがほとんどだったが、人生論の方が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
しあわせとは何かを哲学的に考えた本。語りかけるような書き方で読みやすい。哲学的素養がないため哲学者がたくさん登場して少々混乱したが、書いてある内容は理解できたし納得できるものだった。自由と承認のバランスをとること、対話することが大切ということ。幸福感は動物でも感じられるが幸福の認知は人間のみができること。一読しただけでは飲み込めてないところもあるので、また読み返したいと思う。
ETK
ESSEに連載されたエッセイと短編1作。3人の子供たちの母親で、作家として働きながらも母・妻としてきちんと毎日を送っている。子供たちには頑張って作った料理よりも外食や買ったもののほうが印象に残ったりでとほほなことも多いけれど、大人になればそんな母の思い出がきっと滋養となるだろう。十勝に1年間、家族5人で山村留学していたとのこと。羨ましい。
が「ナイス!」と言っています。
ETK
落語を通して江戸の人々の生活、人情などが描かれ、そこから現代人の問題について得られるものがあるという内容であった。現代ではブラックな仕事やワンオペ子育てを限界まで行い、コスパ・タイパが重視されるが、江戸の人々みたいにもっとゆったり暮らしたり、コミュニティの中で助け合っていけばよいのではないかと。きっと江戸の人々にも現代とは違う悩みはあったと思われるが、コミュニケーションをきちんととるとか助け合うというのは確かに必要だ。また、著者が談志師匠を深く尊敬しているのが伝わってきた。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/10/12(134日経過)
記録初日
2025/07/31(207日経過)
読んだ本
76冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
19154ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
76件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

医療関係で働いています。通勤の車内でAudibleで聞くか、Kindleで読むことが多いです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう