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2026年1月の読書メーターまとめ

ねみね
読んだ本
13
読んだページ
4371ページ
感想・レビュー
8
ナイス
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2026年1月に読んだ本
13

2026年1月のお気に入り登録
1

  • 記憶喪失した男

2026年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ねみね
オールディスの傑作短編集。まさにニューウェーブといった印象。外的存在の提示は人間そのものの固有性を揺さぶる。『爆発星雲の伝説』『讃美歌百番』は特に良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2026年1月の感想・レビュー一覧
8

ねみね
オールディスの傑作短編集。まさにニューウェーブといった印象。外的存在の提示は人間そのものの固有性を揺さぶる。『爆発星雲の伝説』『讃美歌百番』は特に良かった。
が「ナイス!」と言っています。
ねみね
読書会に向けて。残念ながら楽しめなかった。時々挿入される凡庸な思想と突然の科学解説の連続という印象を受けた。あと時折登場する下ネタもうーん…
が「ナイス!」と言っています。
ねみね
これを読んで、入学当初からあるラッセルの実在論的存在論に対する不信感がますます深まった。飯田隆の言葉を借りるならば、ラッセルの理論は社会的性格を無視し、本質的に私的なものであるのだ。それに対して、フレーゲが言語を意義(Sinn)とイミ(Bedeutung)に分けて、議論を進める手法の方が私には合理的に思える。
ねみね
質の高い短編集。特に『絶壁に暮らす人々』『超低速時間移行機』は良い。
が「ナイス!」と言っています。
ねみね
ベイリーもバクスターもそうだが、イギリスSF作家の作品にはグロテスクな描写が多い。だが、私はグロテスクそのものについてあまり肯定的な意見を持っていない。それは一過的であり、過激な手段に頼らざるを得ないからである。しかし、SF作品におけるグロテスクな描写がSF的なテーマとの高い親和性を持つという点において、私はグロテスク描写を肯定したい。人間が臓器だけの存在になってしまったり、精神が全く別の容れ物に入ってしまったりするような描写は、人間そのものを疑わせる…
ねみね
2026/01/16 22:16

その際に用いられるグロテスク表現は嫌悪を超えたセンス・オブ・ワンダーに近い感覚を喚起する。もっとも、センス・オブ・ワンダーが外界との邂逅によって起きるものに対して、グロテスク描写は、内部的なものであるという点については、あらかじめ断っておく必要がある。

が「ナイス!」と言っています。
ねみね
ベアはやはり啓蒙家としての側面が強いように思える。『斜線都市』は現代のアメリカ保守主義を背景に社会と個人との摩擦を克明に描いた作品である。作中に詰め込まれたメタファーはエリート主義といった現代アメリカの持つ課題を可視化している。だが、それはあくまで啓蒙家としての魅力であって、登場人物の内面的葛藤といった、ドラマ的側面ではない。彼の描く人間はしばしば機械的であって、そこにはリアリズム性が乏しい。彼らは物語における主体というよりも思想や社会構造を説明するための装置として配置されているように思えてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
ねみね
面白い
が「ナイス!」と言っています。
ねみね
エマノンは人間社会から超越した存在である。肉体を持ってはいるが、一時的なものに過ぎない。作中の人物たちは彼女に記憶とその人の人格の同一性を求めるが、彼女にはそれがない。他の登場人物にとって、エマノンは妹だったり、恋人だったりするのだが、彼女の存在そのものが流動的であるがだめに、彼女にそれを受け止める主体なり得ないのだ。 しかし、最後のシーンは個別のエマノンの固有性を示唆したものである。『おもいでエマノン』では累積的エマノンの存在に焦点が当てられていた。だが、過去のエマノンの記憶を継いだエマノンBをみつめ…
ねみね
2026/01/02 01:03

るエマノンAの姿が悲壮的に描かれる。そこに累積的エマノンではなく、個別的エマノンへの肯定があった。作中における夫となる良三との関係性からもそれが読み取れる。一時的に記憶を失ったエマノンを良三は愛す。良三は彼女の人間社会との関係性ではなく、彼女自身、つまりエマノンAそのものを愛したのだ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/11/29(67日経過)
記録初日
2025/11/29(67日経過)
読んだ本
113冊(1日平均1.69冊)
読んだページ
42650ページ(1日平均636ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率33.6%)
本棚
1棚
職業
大学生
自己紹介

主にSFを読みます。読んで印象に残った作品を挙げてます。

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