不思議な読後感だった．．第一部は、遅々として話が進まず、「傲慢」と「善良」を後付け分析しているようで、何だかなぁ．．と。私の好みではないかも？と思った。第二部に入って、ストーリー展開のスピードが一気に上がる。そうなのね．．と納得しつつ、読み進める中、最後の20ページで、大粒の涙が頬をつたった。感動の波が押し寄せたわけではないが、自然に頬を涙がつたった。辻村深月作品は、心に迫るものがあるが、この作品も然りだった。

テレビドラマでやっていることもあり、誉田哲也の作であることもあり、読んでみた。面白い。誉田哲也の真骨頂のグロさは封印、一切なし。痛快なエンドで気持ちのよい読後感。Qrosの女の持っている透明感には、グロさは似合わないからね。

不思議な読後感だった．．第一部は、遅々として話が進まず、「傲慢」と「善良」を後付け分析しているようで、何だかなぁ．．と。私の好みではないかも？と思った。第二部に入って、ストーリー展開のスピードが一気に上がる。そうなのね．．と納得しつつ、読み進める中、最後の20ページで、大粒の涙が頬をつたった。感動の波が押し寄せたわけではないが、自然に頬を涙がつたった。辻村深月作品は、心に迫るものがあるが、この作品も然りだった。

これで21作目。当初はここまで続くとは思いもしなかった。 毎度、惹き込まれる。 なんか優莉匡太の印象が違うなぁ。伊桜里の心にもそう映ったんだろうな。いよいよ最終編突入。