市井の翻訳屋。「思いつき即実行」が信条だと公言してはばからないお調子者で、およそ大した考えもなしに生きているが、海外の現代文学と古き良き日本の文化にはしばしば強い関心を示す。
子供の頃は活字本を開くことさえ稀で、読書感想文などは大の苦手とした。読んでいたのはもっぱらマンガ。思春期以降は写真とバイクと芝居見物に明け暮れる。成人後ようやく、動物行動学、生命科学、紀行文、ノンフィクションなどを中心に、習慣的に本を読むようになり、その後「誕生日が同じだから」という理由で友人に薦められた村上春樹をきっかけに、その中心を文芸書へと移す。
ただし、その後も読書量はお世辞にも多いとは云えず、もちろん文学については今もってまったくの門外漢。それが何を血迷ったか、2004年夏、mixiの「おすすめレビュー」で書評を書きはじめ、翌春、勢い余ってブログまで開設してしまう。なにやら利いた風なことを書き散らしてはいるが、実は何もわかっちゃいないともっぱらの評判である。
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