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2025年1月の読書メーターまとめ

オイコラ
読んだ本
3
読んだページ
1433ページ
感想・レビュー
3
ナイス
58ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

オイコラ
ネタバレ薬品で古色を付けられたニセモノ。危うく同じ扱いを逃れて十数年の遍歴ののち、数世紀を経たとまで見える「ホンモノ」。省造の想いや、遍歴の始まりが2万円、関わってきた物語を知る身には、露店で三千円は安すぎで、価値をわかってない、と思うのに、十二世紀の竜泉窯と言われればいやいやそんなんじゃないのに、と思ってしまう。夫が腕を振るった「晩餐」と、妻と味わいたいと考えたレストランの食事。相手の振る舞いの端々から垣間見る昔の姿もその通りだったり違ったり。自分がなにを見るかが価値を決める、のか?
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

オイコラ
ネタバレ薬品で古色を付けられたニセモノ。危うく同じ扱いを逃れて十数年の遍歴ののち、数世紀を経たとまで見える「ホンモノ」。省造の想いや、遍歴の始まりが2万円、関わってきた物語を知る身には、露店で三千円は安すぎで、価値をわかってない、と思うのに、十二世紀の竜泉窯と言われればいやいやそんなんじゃないのに、と思ってしまう。夫が腕を振るった「晩餐」と、妻と味わいたいと考えたレストランの食事。相手の振る舞いの端々から垣間見る昔の姿もその通りだったり違ったり。自分がなにを見るかが価値を決める、のか?
が「ナイス!」と言っています。
オイコラ
ネタバレこの設定で、長い期間でとはいえ12編出したのはすごい。最初の一作だけで終わる一発ネタに思えるのに。次の容疑者にも依頼されたら、とか、ケチったやつにしっぺ返し(そんな生やさしいものではないが)を食わせるとかありそう、と思ったらもちろんあった。仕事の後に思いがけず真犯人が現れるというパターンもちゃんとあった。一方で「〜の義務」のパターンは、エイレングラフのサイコパスっぷりに戦慄を覚える(笑)。基本が同じなので一気読みすると飽きもあるが方法など無視、発端と「解決」だけの潔さもあってテンポよく読める。
が「ナイス!」と言っています。
オイコラ
ネタバレ前半はわりとやられっぱなしな感じなのだが、恐怖を感じられないからかひたすら突き進み、躊躇うことがない。自分の頭を散弾銃で撃つのも、捕虜を撃つのも。随所で開陳される蘊蓄の数々も冷静さを保つためではなく、冷静だからってことなのか。事態を把握してからの「接敵前進」はノンストップの迫力。最後に明かされた事実によって、賞金首であることとは関係なくこれからも厄介な事態に巻き込まれそう、と思ったら第二作も出たらしく。日本でも翻訳されて欲しい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/05(4792日経過)
記録初日
2011/12/18(4810日経過)
読んだ本
812冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
292771ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
805件(投稿率99.1%)
本棚
7棚
性別
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