
巻末の上村勝彦氏の解説はかなり理解の助けになった。多くの古代インドの宗教書は社会人足ることを放棄しなければ解脱できないと説く一方で、『ギーター』では、事故の義務を果たせば究極の局地に達することができるとしているのが斬新で現代的であると思った。(解説p.264) 初期仏教にも同様の箇所があるので、ここらへん通じていていいなと思った。ある程度人と交わりつつも、自分の孤独を大切にして修行・専心していこう。
興味深いのは、ブラフマンと一体になるために必要なのが、「人里離れた場所に住み、」(p.138) 人との交流をほどほどにすることが求められている点。初期仏教の「サイのツノのようにただ一人歩め」じゃないけれど、インドにおいても他者との交流を多く持つことはあまり良いことだとは考えられてなかったのかあと思った。現代社会が他人との交流をあまりにも強制してくるから、社交的な人間が良いという刷り込みが己のうちにあることを実感した。一人が気楽でいいよねえ。
巻末の上村勝彦氏の解説はかなり理解の助けになった。多くの古代インドの宗教書は社会人足ることを放棄しなければ解脱できないと説く一方で、『ギーター』では、事故の義務を果たせば究極の局地に達することができるとしているのが斬新で現代的であると思った。(解説p.264) 初期仏教にも同様の箇所があるので、ここらへん通じていていいなと思った。ある程度人と交わりつつも、自分の孤独を大切にして修行・専心していこう。
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興味深いのは、ブラフマンと一体になるために必要なのが、「人里離れた場所に住み、」(p.138) 人との交流をほどほどにすることが求められている点。初期仏教の「サイのツノのようにただ一人歩め」じゃないけれど、インドにおいても他者との交流を多く持つことはあまり良いことだとは考えられてなかったのかあと思った。現代社会が他人との交流をあまりにも強制してくるから、社交的な人間が良いという刷り込みが己のうちにあることを実感した。一人が気楽でいいよねえ。