多分ずいぶん昔に読んだと思うが、全然覚えていなかった。人生における貧富の対比、性格の対比がはっきりとしていて、美しい人は徹底的に美しく、読んでいて真っ直ぐな感じに好感がもてた。主人公がどうしてサナエさんにあれほど惹かれるのか私も疑問に思っていたが終章で全てが明らかになった時はトリック物よりうたれました。この手の東野作品好きです。

映像が見えてくるミステリー小説です。頭の切れる女性達が繰り広げる３日間の物語、最後の最後まで気が抜けません。 登場人物全員が物書きに関わっていますが、一番すごいのは恩田陸だなあ。美しい文章でした。

常設展示室って、わざわざ行かないじゃないですか。特別展のついでとか。なのに、常設展示室をテーマに心にささる短編が６編、どれも余韻にひたれる常設展示室にある絵画のような一冊でした。

昭和だなあ。悪のように見えるけど善が溢れている。 少しづつズレた、あるいは行き過ぎた性格の登場人物たちが愛おしく感じます。あれば行きたい湯元あじさいホテル。

多分ずいぶん昔に読んだと思うが、全然覚えていなかった。人生における貧富の対比、性格の対比がはっきりとしていて、美しい人は徹底的に美しく、読んでいて真っ直ぐな感じに好感がもてた。主人公がどうしてサナエさんにあれほど惹かれるのか私も疑問に思っていたが終章で全てが明らかになった時はトリック物よりうたれました。この手の東野作品好きです。