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2026年3月の読書メーターまとめ

たたこ
読んだ本
13
読んだページ
4127ページ
感想・レビュー
8
ナイス
192ナイス
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2026年3月に読んだ本
13

2026年3月のお気に入り登録
3

  • シノ
  • へんなの
  • とんかつ

2026年3月のお気に入られ登録
2

  • シノ
  • とんかつ

2026年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たたこ
ネタバレ結局何も分からない。この本の最大の特徴は登場人物に対する評価がコロコロ変わることだ。この本は主に5人の語り手で構成されている。どの人にも共感できる部分、真実を述べる部分、真理を突けていない発言、本能的に否定したくなる言葉がある。何が正しいのか分からなくなる。そこに人間らしさがある。惹かれる。ドラマでよく見るミステリーには違和感があった。人が死んでいる事実に相反する、トリックを明かした後の爽快感、うまくまとまった感、一つに集約される正義と見方。それが嫌いだった。気持ち悪さが残る方がむしろ自然ではないか?
が「ナイス!」と言っています。

2026年3月の感想・レビュー一覧
8

たたこ
ネタバレ涙が流れ落ちる小説は初めて。本作は主人公が色々な「幸せ」に出会い、自分なりの幸せを見つける小説。「また、同じ夢を見ていた」 登場人物のうち4人がそれぞれ一度は言った言葉だ。そして彼女たちは恐らく並行世界の同一人物。ここからは完全に想像だが、この夢というのは、小学生時代の自分についてだと思う。そして「幸せ」の意味を追求する過去の自分に出会うことで、このありふれた夢は「幸せ」の定義を問う夢へと変貌し、彼女たちに前を向く勇気を与えたんじゃないだろうか。夢とはその人の核心だ。今夜僕はどんな核心に出会えるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ美しいな。文章がとても。主人公が魅力的なのが本書の最大の美点だと思う。この本をまだ10代の僕が消化できたとはとても思えないが、読んだ後まず思ったのは、結局どんな奇人も健常者である限り人間の枠組みから逃れることはできないんだな、ということだ。ここでの健常者とは脳が正常に機能し、精神疾患を抱えていないことを指す。(その場しのぎの定義なので差別意識はない)白羽は本文で古倉に看破されてるのはもちろん、古倉自身も「社会」に捕らわれている。それはコンビニらしさが消失した時の古倉の叫びからも明らかだ。
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ正直、あまり期待していなかった。芥川賞作家が書いた本は、難解な文体が出てくると聞いていたから。だからこそ驚愕した。この本が心温まる本だったからだ。200ページでこれだけの中身を書けるのは、芥川賞作家の手腕の賜物だろう。この本では、生まれてくる人間の尊厳と生物としての不可侵領域が天秤にかけられている。これは、人間の「人間としての側面」と「生物としての側面」の対立でもあると思う。持論としては「生物としての側面」を重視すべきだと思う。それは余地を残すことでもある。全てが人間により決定可能なら、
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ「やろうと思えばなんだってできる、可能性は無限大だ」こんな考えを僕は1ヶ月前まで持っていた。でも受験に失敗したことをきっかけに僕は自分に限界を感じ始めていた。この考えが正しいかどうかは正直、誰にも判別できないと思う。この小説がそれに対する明確な答えを示せているとも思わない。でも一つ言えるのは「希望」は決して捨ててはいけないということだ。未来に何が起こるかなんて人間には到底、理解できないんだから。「アリアドネの声」がいつ誰にどこから届くかなんて誰にも分からないんだから。断言します。これは人生最高の小説です。
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ結局何も分からない。この本の最大の特徴は登場人物に対する評価がコロコロ変わることだ。この本は主に5人の語り手で構成されている。どの人にも共感できる部分、真実を述べる部分、真理を突けていない発言、本能的に否定したくなる言葉がある。何が正しいのか分からなくなる。そこに人間らしさがある。惹かれる。ドラマでよく見るミステリーには違和感があった。人が死んでいる事実に相反する、トリックを明かした後の爽快感、うまくまとまった感、一つに集約される正義と見方。それが嫌いだった。気持ち悪さが残る方がむしろ自然ではないか?
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ自分にとってどんなに理解不能な人間だとしてもその存在を否定しないことでこの世界は多少マシになる、と思っていた。でもそれにどれだけの意味があるのだろうか。もしその人間が社会から拒絶されているなら、その人間は「その存在を否定する」人々によって傷つき、本書のように断罪さえされてしまうかもしれない。自分一人の努力に意味があるとは思えなくなってしまった。ただ一つ不思議なのは、「この物語の主人公達」が可哀想な人に見えなかったことだ。僕なりの正しさがあるように、一生懸命生きる彼らのあり方もまた「正しい」のかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレ初めて1日で読了。方舟は読んだことあったのですが、叙述トリックの本はこの本が初めて。事前に叙述トリックが有名な本だと知っていて読み始めましたが、それでも気づきませんでした。最後の1ページを読んだ時の悪寒は凄まじかったです。非常に性に関するグロテスクな表現が多いので、中学生以下は読まない方がいいでしょう。文章自体は比較的平易な表現が多いので、勇気ある高校生は読むべき。社会派と見ることもできるが、純粋なミステリーと読む方が自然だと思う。アルジャーノンとこの本を同時に買った時、店員さんはどう思ったんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
たたこ
ネタバレバットエンドのように思える。もしかしたら人によってはハッピーエンドのように映るかもしれない。いずれにせよ、この小説は知的障害者というよりは、むしろ頭が良いとされているのに社会に馴染めない人に刺さると思う。「人間として大切なものは何か」に対する答えのうちの1つを示した本だと思う。今の自分じゃ、これ以上、感想をうまく言語化できない。10年後にもう一度手に取って読みたい本です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/03/07(26日経過)
記録初日
2026/02/27(34日経過)
読んだ本
16冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
5415ページ(1日平均159ページ)
感想・レビュー
11件(投稿率68.8%)
本棚
1棚
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