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2026年5月の読書メーターまとめ

かつての図書委員長
読んだ本
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読んだページ
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感想・レビュー
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2026年5月に読んだ本
14

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2026年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かつての図書委員長
人間関係において、「他者からどう見られているか」という自意識を捨てることは、永遠の課題であるように思う。 主人公は極端に他者の感情理解苦手で、子供の頃から家族を含め他者と良好な人間関係が作れず、マニュアル通りに過ごせば「普通の人間」になれたような気がする「コンビニ人間」でいることにこだわっている。主人公の思考に共感できる人は少ないかもしれないが、皆がどこかで感じたことのある「普通であること」を諦めたら、誰もが「コンビニ人間」となり、自分が過ごしやすく、生き生きと生活できるかもしれないと思った。
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2026年5月にナイスが最も多かったつぶやき

かつての図書委員長

2026年4月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5712ページ ナイス数:114ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1704503/summary/monthly/2026/4

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2026年5月の感想・レビュー一覧
13

かつての図書委員長
ナサニエルと三枝子の出会いが見れたり、「春と修羅」の生まれた瞬間もわかったり、ジンとユウジの出会いがわかったり、「蜜蜂と遠雷」を大事に読んだおかげで、この「祝祭と予感」はサクっと楽しめるスナックのような軽快さで読みやすく、楽しめた。
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かつての図書委員長
ネタバレ自分の中に無意識にある傲慢に気づかされた。自分を謙虚と言って守りながら、心にある傲慢に気づかないふりをしている、そんな要素は私の中にも確実にあった。真実に対して、人に期待をする前に、そんないらない見栄を張る前に、もっと大事なことがあるだろう!目の前の人に向き合いなさいよと思っていたところ、ちゃんと最後に「こうなって欲しいな」と思っていた通りの会心をしてくれてスッキリした。この感想こそが傲慢かもしれない…
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かつての図書委員長
人間関係において、「他者からどう見られているか」という自意識を捨てることは、永遠の課題であるように思う。 主人公は極端に他者の感情理解苦手で、子供の頃から家族を含め他者と良好な人間関係が作れず、マニュアル通りに過ごせば「普通の人間」になれたような気がする「コンビニ人間」でいることにこだわっている。主人公の思考に共感できる人は少ないかもしれないが、皆がどこかで感じたことのある「普通であること」を諦めたら、誰もが「コンビニ人間」となり、自分が過ごしやすく、生き生きと生活できるかもしれないと思った。
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かつての図書委員長
凄まじい読書体験でした。直木賞と本屋大賞のダブル受賞作品にも納得。頭が痛くなるくらいの文字量だけれども、文字がスルスル流れ込んできてちっとも苦にならない。私も長年音楽をやってきているが、ここまで音楽を言語化できることに驚きが止まらない。クラシックには精通していないので、弾いているコンクール曲がどんな曲かは聴いてみないとわからないが、自分も音楽家の気分になって、コンクール中の景色を共有できているような、そんな気分にさせてくれる作品。恩田陸が音楽家でないのならば、なぜこんなにリアルな情景を描けるのか不思議だ。
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かつての図書委員長
ネタバレ衝撃的なラストだったが、武美ちゃんとあゆが再会して過ごした時間の希少性が見え、大人になって昔の友達と会う時は、このくらい貴重な時間と思っていた方が良いのかも。高校生のあゆと武美ちゃんの間で、ある種神格化されたヒデホがいて、ティーン女子の時にマンガを読んで登場人物に憧れたあの頃の気持ちをリアルに思い出した。武美ちゃんの愛は狂気じみていて、腕に好きな人の名前を刻みつけてしまう強烈なタイプだが、大人になったら義理両親にも愛され、家族を持ち、昔の友達と会うのを楽しみにして準備をしていたかわいらしい女性だった。
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かつての図書委員長
冒頭「さびしさは鳴る」という表現は有名かと思うが、「さびしさ」の音を誰しも聞いたことがないはずなのに、なぜか想像できてしまう。あの「さびしさ」を感じる瞬間を言語化できる術があったとは…。もう一つ印象的なシーンは風邪をひいたにな川を見舞った、「うそ、やった。さわりたいなめたい、」に続く「いわば」キスシーン。現象にありきたりな名称をつけるなら「キスシーン」だし、オリチャンへの「嫉妬」、「恋愛感情」だけれど、高校生の初美には言葉に収まりたくない決して言語化できない感情がある。それをこうも書き表せる感性がすごい
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かつての図書委員長
和音の母と真弓は奇しくも病気によって大好きなチェロを諦める状況になってしまったけれど、子の和音が再び心を開いてチェロに向き合うことができ、音楽が人の心を救っていく。世界的指揮者の父も家庭に寄りつかない存在として和音に嫌厭されていたけれど、再びチェロに向き合うことになって、父の偉大さに気づき、尊敬の気持ちを素直に受け止めて、父にも母にも愛されていたことを実感できたことがよかった。音楽家は変な人が多いから、真弓の描き方もすごく納得した。こういうひと、いるよなーと思った笑
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かつての図書委員長
ネタバレ専業主婦だった小夜子と女社長の葵。お互いに自分とは全く違う存在のように思っているけれど、実は人間関係の構築に苦手意識を持っているという、似た部分を持っていて、2人の間には徐々に信頼が生まれていく。終盤で、一度離れたまま後味悪く終わる系かなと不安になりながら読み進めたが、お互いの存在の大切さに気づいて2人の関係性の未来が見えて良かった。人と関わり合い生きていくことの素敵さに2人が気づけて良かった。やっぱり1人では生きられないよなあとも思った。
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かつての図書委員長
お父様の愛情深さ、優しさ、懐の深さなどが素晴らしく、言動一つ一つに涙が出てきて読み進めるのが大変でした。読む前は認知症のお母様にスポットが当たるかと思いましたが、こんなにもお父様のお人柄に惹かれるとは…信友直子さんがご両親のことを大好きで、子供の頃から両親に愛され、信頼されて自信を持って育ったことが窺えて良いご両親だなあと羨ましくなりました。逆にお母様が認知症にならなかったら、ホームビデオのままで、世間にこの素晴らしいご両親が出てくることもなかったのかもしれないと思うと、それもご縁だなあと思います。
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かつての図書委員長
美帆の婚約者の翔平のように、親の無責任を被り、結婚が遠のく人っているんだろうな。奨学金といえば聞こえが良いが要は大きな借金だ。金利だけで200万近くかかり、20年返していくというのはなかなかしんどい。考え無しな適当な親と御厨家の温かい家庭がくっついたとして、果たしてうまくいくのだろうか。美帆が心配だ。それに翔平と奨学金を返していくなら、保護犬の夢が遠ざかるじゃん!一軒家買ってる場合ではなくなる。美帆が夢で掲げた保護犬のくだりは回収して欲しかったけれど、それ以上に翔平と一結婚することに価値を感じたんだ。
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かつての図書委員長
読後の満足感がすごい!2人の別々な人生を生きる男女を半世紀以上に渡って追いかけている。何を信じ、どう生きるのか。人は迷うし考える。信じる時に何を頼って、何を指針にするのか。それが幼い頃から親に刷り込まれた「正しい生き方」なのか、あるいは若き日に自分で心に決めた生き方なのか。結局、半世紀以上過ごしても2人には何が正解なのかわからない。しかし信じた道で何かの誰かの役に立てたなら、それほどに自らの心を震わせ嬉しいことはないのだろう。別々の世界を生きる男女がどこで行き交うのか、最終地点の交わらせ方も見事だった!
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かつての図書委員長
何が悪で何が善なのか。文は正しい行いをしたとは言えないが、確実に幼い更紗の心を救っている。そしてまた更紗も悩みあぐねていた青年文の心を救ったことに間違いない。そんな2人だからこそ、大人になって再会した時には、事件当時と変わらない信頼関係で結ばれる。これは他者が評価するべきものでも、できるものでもない。恋愛関係に結びつかない2人が一緒にいる理由なんて、結局当事者にしかわからない。そんなことはこの世のどんな関係性の2人にも言えることではないか。そんな単純なことに気づかせてもらった。
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かつての図書委員長
センセイとツキコの間に流れるゆったりとした時間が好きだ。恋愛ともつかない関係性で、老人と独身30代後半女性という2人が、実に自由に過ごしていた。それぞれが干渉し過ぎない距離感で飲み屋で飲んでいたのに、同級生の小島や、石野先生やセンセイの妻の話など、2人以外の要素が入ってくるとお互いの関係性にとたんに亀裂が入って、遂に恋愛関係になった。関係性を進めるには刺激も必要なのかもしれない。ただ、2人にとっては約束もせず、居酒屋で居合わせる関係性が幸せだったのかもしれない、とも思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/04/06(63日経過)
記録初日
2026/03/01(99日経過)
読んだ本
35冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
10642ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
28件(投稿率80.0%)
本棚
1棚
自己紹介

かつて図書委員長だった者です。
小中高までは、毎年おそらく100冊以上は本を読んでいましたが、時代の波に飲まれスマホを持ち出した大学以降は、サブスクで動画を見漁る日々。気づいたら本から離れて10年以上が経っていました。動画を見続けるにも目が疲れてきたこの頃、「私って本好きだったじゃん!」と思い立ち、集中力のなくなった頭で必死に1冊読み終えたところ、読書の楽しみを思い出しました。絶対に昔読んだことある本でも内容が思い出せない、でもたまにふとあの頃の感覚ごと記憶が蘇ってくる、不思議な再読体験を次々としております。動画ばかりだった毎日より、生活に彩りが出てきました。思いのままに、本を読み、自分の備忘として感想を残してゆきます。

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