月刊誌に掲載した短めの論考をまとめたもので、内容はバラバラだがどれも「戦中戦後の秘史」と呼ぶにふさわしい内容。知っていた話もあれば全く知らなかった話もあったが、天皇巡幸の最初期の目的地が久里浜だったという話（「天皇、天降る日」）、A級戦犯として処刑された武藤章の再評価（「武藤章に見る戦争責任」）、「日本新聞」と「シベリア天皇」そしてコミンテルンの洗脳に対して脆弱だった日本人（「革命戦士たちの日本上陸」）、東條英機の遺族の戦後（「十字架を背負いて」）など、どれも面白い。

月刊誌に掲載した短めの論考をまとめたもので、内容はバラバラだがどれも「戦中戦後の秘史」と呼ぶにふさわしい内容。知っていた話もあれば全く知らなかった話もあったが、天皇巡幸の最初期の目的地が久里浜だったという話（「天皇、天降る日」）、A級戦犯として処刑された武藤章の再評価（「武藤章に見る戦争責任」）、「日本新聞」と「シベリア天皇」そしてコミンテルンの洗脳に対して脆弱だった日本人（「革命戦士たちの日本上陸」）、東條英機の遺族の戦後（「十字架を背負いて」）など、どれも面白い。