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2026年9月の読書メーターまとめ

muell
読んだ本
9冊
読んだページ
2700ページ
感想・レビュー
9件
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30ナイス
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2026年9月に読んだ本
9

2026年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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現在判明している宇宙の成り立ちと現在最先端の宇宙物理学でホットなテーマ(超弦理論やマルチバース)について扱う。多少背景知識がある人向けに書かれた、宇宙論や素粒子物理学、量子力学などの分野のより立ち入った説明がされている。138億年前の宇宙の始まりについて、ビッグバンから少なくとも0.1秒後以降は正確に分かっているのは驚き。将来的にはダークエネルギーの正体も解明される日が来るのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

2026年9月の感想・レビュー一覧
9

muell
量子力学の解釈問題について、現在の量子力学ではパラダイムとなっている「コペンハーゲン解釈」とは異なる「多世界解釈」の立場を取る著者が、量子力学および多世界解釈について難しい数式等を用いず、なるべく初学者でも理解できるよう解説する。粒子のふるまいを数学的に「波」として表現すると現実に整合的となるが、これが何を意味しているのかの解釈が「解釈問題」である。「コペンハーゲン解釈」では観測者が観測した瞬間に波が収縮すると説くが、「多世界解釈」では観測者を含む観測系全体が別の世界に分岐したと考える。
が「ナイス!」と言っています。
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ひろゆき、山上徹也、石丸伸二、参政党、財務省解体デモなどについて、「曖昧な弱者」という軸から分析する。これは従来のリベラル派が想定してきた女性やマイノリティといった「明白な弱者」とは異なり、従来は保護の対象にならず見捨てられてきた、例えば「ロウアーミドルの男性」のような人々である。これらの人々は「明白な弱者」を特権階級として敵視し、リベラル派を憎悪・侮蔑する。また、リベラル派の「連帯」を嫌悪し、小さな政府を支持しつつ「ハック」などで自分だけが成功しようとする。
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題名通り600年強のオスマン帝国の歴史を通史的に描ききる労作。文章や文体がこなれており、大河小説や歴史小説を思わせる壮大さであった。これだけ広大で他民族多言語の帝国が長期間存続できたのはイェニチェリなどの教育制度、宗教への寛容性などがあったが、最後はイェニチェリなどが既得権益層として改革を妨害し、西欧近代化や国民国家の潮流に対応できず衰退していく。
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現在判明している宇宙の成り立ちと現在最先端の宇宙物理学でホットなテーマ(超弦理論やマルチバース)について扱う。多少背景知識がある人向けに書かれた、宇宙論や素粒子物理学、量子力学などの分野のより立ち入った説明がされている。138億年前の宇宙の始まりについて、ビッグバンから少なくとも0.1秒後以降は正確に分かっているのは驚き。将来的にはダークエネルギーの正体も解明される日が来るのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
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パフラビー朝ペルシア/イランから1979年のイラン革命を経てイスラム共和国制となり、現在のイランに至るまでを概観する。イランのイスラム教徒も皆信仰心が強いわけではなく、喩えとして挙げられていた「日本人も毎日神社に参詣する人もいればお祭りの時だけ騒ぐ人もいる」という話がなるほどと思った。また最近のイラン政府にすら統制が取れていないように思える革命防衛隊の動きについても、革命防衛隊の息のかかった企業を利用しなければ生活できないイラン国内の事情やイラン国内の政治闘争など、複雑な事情があることを知ることができた。
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2022年から始まった日本のインフレについて論じられている。日本ではバブル崩壊後に長らくデフレが続いたが、これは国際競争力低下を防ぐための労使協調(密約)に原因があるのではないかと著者は述べ、現在のインフレへの転換をとても好意的に捉えているのが印象的。年数%のインフレが望ましいのは同意。所々あからさまな新自由主義的論調があったのは個人的にちょっと引っかかったが、全体としては論旨が明快で解りやすい本であった。
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量子コンピュータについて、基礎理論、歴史、現状、展望まで一般向けに解りやすく解説する。2022年の書籍なので内容はやや古い(例えば耐量子暗号に関しては2026年時点では既にNISTが連邦標準の選定を完了(ML-KEMなど)し、広く普及しているクラウドサービスやライブラリへの実装が進んでいる)が、基礎理論とハードウェア実装などは分かりやすく勉強になる。量子アニーリングマシンについても解りやすく整理されていた。著者が量子コンピュータをある種のバズワードやバブルとして冷静に距離を置いているのが印象的だった。
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ロシアの思想潮流である「ロシア宇宙主義」についてその思想史を19世紀末の萌芽から現代への影響まで網羅的に概観する。扱うスケールが大きく意欲的な良書。ロシア宇宙主義は単一の思想というよりは人間の不死や復活、地球環境の人為的な大規模改編、宇宙進出など多岐にわたる思想潮流である。その点ではトランスヒューマニズムに近いが、ロシア正教やソ連共産主義の影響や、西欧的個人主義への反発などから「個人と全体の調和」を重視する思想、という印象を受けた。
が「ナイス!」と言っています。
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「初めて会う宇宙人に地球についてや現在の地球人の科学レベルについて説明するとしたら?」というコンセプトで書かれた本。「惑星際宇宙ステーションに地球の一般人代表として参加した」という設定のSFのようなストーリー仕立てでコミカルな文体ながら、骨太な宇宙物理学が分かりやすく紹介されている。我々の住む太陽系や地球について、「銀河の片田舎にある」「太陽はG型(緑色)の主系列星で割とよくありふれているタイプ」「恒星が連星でなく1つであり、衛星も1つしかないのは比較的珍しい」など、宇宙レベルで相対化できた。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/05/01(170日経過)
記録初日
2025/12/23(299日経過)
読んだ本
94冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
25601ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
94件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
男
職業
IT関係
現住所
東京都
URL/ブログ
https://mixi.social/@mul_
自己紹介

ソフトウェアエンジニアに擬態して生きている

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