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2025年1月の読書メーターまとめ

外枠発走
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3089ページ
感想・レビュー
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534ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月のお気に入り登録
1

  • 竹本明

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 竹本明

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

外枠発走
ネタバレ5編をおさめた連作短編集。ゆるい感じの女子校生が、アレンジを加えた昔ながらのゲームで、対戦相手を次々と負かしていく。百人一首を使った神経衰弱の話が面白かった。アレンジを加えた分、戦略性が高まっていたが、ルールすれすれとは言え、イカサマが横行するのは受け入れ難かった。仕組みを考え出した著者のセンスと粘り強さには舌を巻いた。カイジや哭きの竜と対極の世界観が斬新だった。さまざまな文学賞を獲得したのも納得した。マンガの原作も手掛ける新進気鋭の作家さんとは露知らず。それらの作品も機会があれば手にとってみたい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
10

外枠発走
ネタバレまず、行動科学が、実にいろいろな事を実験していることに驚いた。本書の内容としては、工夫が随所に見られるが、雑然とした印象を否めなかった。フィードバックの頻度を上げる、社会ネットワークを活用するなど、初見の知識があった。目標達成の教科書として使いたい。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
ネタバレ5編をおさめた連作短編集。ゆるい感じの女子校生が、アレンジを加えた昔ながらのゲームで、対戦相手を次々と負かしていく。百人一首を使った神経衰弱の話が面白かった。アレンジを加えた分、戦略性が高まっていたが、ルールすれすれとは言え、イカサマが横行するのは受け入れ難かった。仕組みを考え出した著者のセンスと粘り強さには舌を巻いた。カイジや哭きの竜と対極の世界観が斬新だった。さまざまな文学賞を獲得したのも納得した。マンガの原作も手掛ける新進気鋭の作家さんとは露知らず。それらの作品も機会があれば手にとってみたい。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
好きな作家の作品。学校生活に悩む中学生の人間模様。舞台の設定や心理描写は、少し極端な気もするが、現実味は失われていない。書きぶりは、いつもの著者らしく丁寧で、物語の世界に入って行きやすかった。大人になって、この頃のヒエラルキーに固執することなく、自分磨きに全てを注ぐべきだったと気づく。本当に殺人は実行されるのか、ドキドキしながら読んでいたが、未来に繋がって少し安心した。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
「刃傷松の廊下」を新しい解釈でまとめた物語。吉良上野介と浅野内匠頭を仲裁したことで、加増された梶川与惣兵衛。彼の視点で、事件に至るまでの出来事が語られて行く。一般に語られている話とは、真逆に感じるが、読み終えると違和感はない。先日読んだ、著者の大石内蔵助の話と比べて遜色ない面白さだった。著者は、会社勤務の傍ら、この作品を描いたとのこと。武士が会社員となり、保身に戦々恐々とする様を、自らの宮仕えの悲哀と重ねていたのかもしれない。事実は、二つの解釈が入り混じったものだと信じたい。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
ネタバレ12か国語を習得した著者がまとめた本。自分は、英語に自信があったが、せいぜい読めるぐらい。リスニング、スピーキングに、自ら進むことはなかった。本書は外国語学習について、挫折せず努力し続けて行くことが重要であるとし、地雷を踏まないコツを紹介していた。特に日本人は、失敗を恐れるあまり、また、知識の抜けに拘り、やがて自滅する。生活のなかに、学びたい言語をいかに取り入れるかも重要だと感じた。外国語学習以外でも通用する手法。多言語習得したいとは思わないが、紹介のあったアプリや動画を使って楽しく学んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
医療ミステリー。医師である著者の作品は、医療知識がないと理解できないのでご無沙汰していた。この作品は、テレビドラマを視聴したこともあり、ハードルの高さは感じなかった。ドラマと文章の相乗効果。佐伯、渡海、高階などの配役も悪くない。バブル期と有名私立医大は、物語以上に、妙な想像を掻き立てられる。頻繁に登場する手術前の手洗いシーンは、感染症が流行る昨今では印象的。最後の手術の場面は、2度目であっても、伝わる衝撃は何ら変わらなかった。これを期に、映像化された作品を中心に、他のシリーズも手にしてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
直木賞作家が描く競走馬と人間模様。競馬ファンとして、これは手に取らざるを得ない。著者は、北海道出身ということもあり、また、競馬に対しての造詣も深いのだろう、競馬ファン以外でも楽しめる作品に仕上げていた。ステイヤー血統に競走馬の魅力を感じるが、高速化が進む日本競馬においては、残念ながら廃れてきている。作中のとおり、馬が好きなだけでは馬に携わる仕事は務まらない。5百キロを超える馬体に怪我をさせられることも覚悟しなければならない。ただ、馬の魅力は、人生を賭けるに値するものだと改めて感じた。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
安土桃山時代に活躍した絵師「海北友松」の一代記。授業で習ったかどうか記憶の薄い人物。当時名声を極めた狩野派の絵師ぐらいの認識だった。僧侶から武士になるべく還俗したが叶わなかった。安国寺恵瓊、斎藤内蔵助との交流を通し、信長から徳川の世に付かず離れず生き、武士の世の理不尽さを絵で表現した。史実とフィクションの融合が見事だった。宮本武蔵が登場するとは思わなかった。言葉は悪いが、中途半端な立ち位置の主人公の歴史小説は、目新しさを感じた。著者の作品は、2、3作手にしたが、この作品が飛び抜けて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
ネタバレ営業のノウハウが詰まった本。飲料業界を知る本として読んでも良い。それにしても、自動販売機に飲料を補充する仕事は、とてもハードな仕事だと改めて感じた。自分も、同期入社で辞めて行った半分に入っていただろう。著者も述べていたが、営業に成功法則はない。著者の成功は、いろいろな出来事に、目を背けることなく、前向きに取り組んだことによる。ただ、働き方の多様性を考えると、正解を見つけられず、沼にハマり込んでしまう。作中のごとく、自分の成長と仕事を結びつけて考えるしかないだろう。
が「ナイス!」と言っています。
外枠発走
テレビドラマを少し観たことがきっかけで、この本を手にした。地権者になりすまし、また、書類を偽造するなどし、土地を勝手に売買する地面師を描いた物語。混み入ったところがなく、ずいぶん読みやすかった。主人公よりも親方役のハリソン山中のスマートかつ徹底した極悪ぶりが印象的だった。最近、仕事で、土地の売買について詳しくなったこともあり、それほど驚く内容は描かれていなかった。騙す側の用意周到さもさることながら、土地を扱うプロが、見事騙されてしまうことに驚きを感じた。地面師に関する本を、もう何作か手にしてみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/20(4777日経過)
記録初日
2009/04/01(5801日経過)
読んだ本
981冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
349016ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
889件(投稿率90.6%)
本棚
4棚
性別
年齢
52歳
血液型
A型
現住所
岡山県
外部サイト
自己紹介

趣味を選ぶ基準は、歳を重ねても続けられるもの。そういう意味で読書は適していて、数ある趣味のなかでも、命尽きるまで楽しませてくれると思っています。
新たなやり甲斐を求めて、40代半ばで転職しました。思っていたより忙しく、読書量が減りました。今は仕事にも慣れ、また、オーディオブックとの出会いもあり、充実した読書生活が送れています。
読書メーターに登録した当初は、歴史小説、警察小説、ミステリーを中心に読んでいました。十年経った今は、なるべく多くの本をジャンルを問わず読んでいきたいと思っています。
好きな作家は、登録当初からそれほど変わっていません。魅力的な作品を書く作家が次々出てきているようですが、自分のなかの勢力図を塗り替えるには至っていません。
感想は、文章を書く機会が多いこともあり、なるべくそして記入欄いっぱい書きたいと思っています。あと、感想のメンテナンス(修正)をちょくちょくやっています。
最近、情報過多に嫌気がさし、どんな本が読もうか大変迷います。そんな時、タイムラインが非常に役立っています。ほかの読書家さんの投稿をみると、ああこんな作家さんがいたな、この作品、本屋さんで見かけたなとか。助かっています。

感動した作品:「隠蔽捜査」シリーズ、「火怨 北の耀星 アテルイ」、「ワイルドソウル」、「警官の血」、「火車」、「三体」シリーズなど

よろしくおねがいします。

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