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2024年3月の読書メーターまとめ

金曜日のライオン
読んだ本
9
読んだページ
2794ページ
感想・レビュー
9
ナイス
85ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

金曜日のライオン
ネタバレ読了。ギルドに出入りして、魔獣を倒して、終わったらごはんに出掛けて、ふと二人の関係や自身の変化を意識しちゃったりしてなど、合間合間に新しい要素や動きはあるんだけど、これまでと同様に大きな見せ場にまではならず、未だに最初の街の中で、どこへ、何をしようとしているのが見えない状況は、つまらないとまでは言わないけれど、巻が進むにつれてより強い違和感に。あと、「傭兵なんで(キリッ)」もちょっと飽きてきた。この大陸での魔女の存在や、街に忍び寄る黒い影など、今後へのフリもあったけど、今度こそしっかりと膨らませてほしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

金曜日のライオン

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る (メディアワークス文庫) >> 五と六で181ページ。ただ、締めの時間表記はあったけど、次のページには『七』がなかったんだよなぁ。しかも、なかなかの急転っぽいし。ずっと気になっていた『私』はやっぱり鍵のひとつだったようだけど。ただ、さすがに夢オチ的な結末もなかろうて…って、ないよね?

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2024年3月の感想・レビュー一覧
9

金曜日のライオン
ネタバレ読了。ギルドに出入りして、魔獣を倒して、終わったらごはんに出掛けて、ふと二人の関係や自身の変化を意識しちゃったりしてなど、合間合間に新しい要素や動きはあるんだけど、これまでと同様に大きな見せ場にまではならず、未だに最初の街の中で、どこへ、何をしようとしているのが見えない状況は、つまらないとまでは言わないけれど、巻が進むにつれてより強い違和感に。あと、「傭兵なんで(キリッ)」もちょっと飽きてきた。この大陸での魔女の存在や、街に忍び寄る黒い影など、今後へのフリもあったけど、今度こそしっかりと膨らませてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
金曜日のライオン
ネタバレ読了。花…ではなく、戦火の炎が咲き乱れる島に、奇しくも魔女たちが再集結。離れた場所で、互いの動向を知らぬまま、相反する陣営と交わる中、再会かという流れが気になる序盤。ところが、話の多くはこの島の、少女たちへと割かれ、これが少し長く、愛を、人間をというあたりにも目新しさはないのだけれど、一人の少女が選んだ生き方には、苛立ちと哀れみの思いがない交ぜに。また、最後の種明かしとともに浮かぶ大きな疑問。南の魔女さんの優等生ぶりもまだ信用はできず、その真相はと思ったらまさかの巻またぎ。次のカバーは真っ黒になると見た。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。シリーズの三作目とは知らず…と思っていたら、実は一冊目も読んでた。さておき、殺し屋たちが登場、中心ではあるものの、そちらについてはさらっとしており、依頼内容に潜む違和感を考えるというのが面白かった。また、ブラックな背景が多い一方で、殺し屋さんたちがカジュアルに描かれ、推理も可能性のひとつであり、答え合わせまでは行われないためか、あまり重苦しさを残さない読後感が印象的。中でも、交わりそうで交わらない、二人の殺し屋の動向と、複雑に絡み合うそれぞれの依頼と背景を、冷静に、丁寧に解いていく表題作が良かった。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。受賞時からの改題はキャッチーで正解だったと思うけど、『犯罪プラン』はちょっと大げさでは。あと、大学生にしてはカバー絵の彼らが幼すぎる印象。このほか、この賞のあるあるというか、事件が、犯人がのミステリでもなく。序盤、先輩の探偵エピソードが出てきたときは、そっち方面への流れを期待したんだけど、結局はただの切れ者ってだけだったし。また、コンゲーム寄りの青春小説としてはまずまずで、読みやすくもあったけど、幸福とは、損得はなど、著者の価値観みたいなものが、だんだんと押し付けがましくなってきたのが引っ掛かった。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。不遇な人生を強いられてきた少年が、それでもひたすらに馬を信じ、周りを巻き込みながら、大願を成就させる様子や、数奇な運命を辿るサラブレッドの血のロマンなど、競馬小説としてはまずまず悪くなかった。ただ、かつて仕えた家の話や、気まぐれダービー馬の隠し子(?)といった、拡げた部分があまり活かされていなかった印象。また、主人公かと思われた、蹄鉄に転生する男の方も、あまり物語には介入せず、大半が空気で、最後もふわっとしているなど、不要というか、普通の競馬小説で良かったのにとも。あと、主要馬の血統図がほしかった。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。競技プログラミングという、イメージは湧きつつも、なじみの薄い題材を扱いながら、部存続のための最低人数が…のお決まりのはじまりから、主人公が持つ過去の傷や、仲間との高め合いから変わっていく胸の内…からの挫折、そしてと、流れ自体は部活ものでよく見るパターンであり、表向きほどの取っ付きにくさはなし。また、コンテストでの疾走、高揚感、さらに後日談までと、終わりまでそつなくまとめられている印象。反面、専門性は抑えられてはいるものの、特に序盤はコードが併記されることが多いため、そこで拒否反応が出る人は居るかも。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。パスティーシュということで、あらかじめいくつかの有名作が挙げられているのだけれど、文体なんかは著者(紺野さん)寄りというのか、軽いギャグや、ボケとツッコミなんかもあったりして、キャラの造形も含めて今風の印象で、元ネタを知らなくても大丈夫。ただ、お話としては、男女二人の青春ストーリ的な展開はともかく、ミステリとしてはいささか弱く感じられ、序盤の何気ないやり取りが伏線となっているなど、「お!」となる部分はあったものの、都合の良さであったり、そうはならんやろ、なツッコミどころが先に来るのは否めないところ。
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金曜日のライオン
ネタバレ読了。苦手な幻想奇譚から、きら…好みではない●●展開で白目。少し前に読んだ森見さんの作品を思い出した。さておき、章末の時間表記だったり、謎の語り手など、「仕掛けてまっせ感」は冒頭から存分にあったので、世界がひっくり返る、入れ替わる瞬間、そしてその後の流れにも、予想はできなかったけれど、さりとて驚くということもなく。煽り文句も、大賞作品だし、見せ場だから、そこを押し出したいんだろうけど、こういうのは得てしてハードルを上げるだけってのが多い印象。『あとがき』の「こういう意図でしてん」もない方が良かったような。
が「ナイス!」と言っています。
金曜日のライオン
ネタバレ読了。ハッピエンドは見え見えなのに、不安をあおるプロローグって好きじゃないんよ、のはじまりから、ほらやっぱり、の幕引きまで、区切りの巻なので、いつものような事件は起きず、二人の思いの深さが改めて描かれはするものの、大きく響くものや、特別な見せ場などはなく、SFチックな要素が挟まれるとはいえ、神社探しの一発ツモは都合が良すぎるし、具体的に何をしたかはわからないまま、舞って、光って、繋がって…もこれまたと、第二部への軽いフリっぽいのはあったけど、おおよそ一本道を進み、おしまい、で平凡過ぎるのは否めないところ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/22(4480日経過)
記録初日
2012/01/20(4482日経過)
読んだ本
1830冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
605079ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1826件(投稿率99.8%)
本棚
14棚
外部サイト
自己紹介

眠れない午前二時。

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