読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

うえ
読んだ本
24
読んだページ
5713ページ
感想・レビュー
24
ナイス
112ナイス

2025年1月に読んだ本
24

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • L

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

うえ
「すべての国家は、必ず一度は盛期を迎える。しかし、盛期を何度も持つ国家は珍しい。なぜなら、一度の盛期は自動的に起るが、それを何度もくり返すのは、意識的な努力の結果だからである。ヴェネツィア史の権威…レイン教授は、次のように結論を述べる「長期にわたったヴェネツィアとジェノヴァの対立の末のヴェネツィアの勝利は、海軍の力とか海戦の技術とかによるのではない…勝利を決した因は、別方面での両国家の能力の差にある。つまり、社会を組織する能力である。この能力ではヴェネツィア人はジェノヴァ人の間には、非常な差が存在した」」
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

うえ

2024年12月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5154ページ ナイス数:99ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/183599/summary/monthly/2024/12

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
24

うえ
「ロシアはシリアの地中海沿岸にある基地から部隊を撤収…プーチンの戦略的損失はトランプと「ディール」を結んでも完全には補えない…トランプは、ロシアにウクライナで面目を保てる「一応の」勝利を挙げさせる代わりに、イランの核開発計画阻止を支持させるという大取引を仕掛けるかもしれない。あるいはトランプの返り咲きは、イスラエルにとってイランの核施設攻撃へのゴーサインを意味することも考えられる。これらのシナリオは、グローバルな影響力を追求するプーチンの夢を打ち砕く。中東と世界におけるロシアの役割を根本的に変えるからだ」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「スターリン一派に重用されて、故国の共産党独裁政権下ですすんで経済運営を担った…ランゲが社会主義経済計算論争で言ったのは、計画当局が計算上の価格を企業や消費者なとの人々に提示し、それに基づいて人々がいろいろなものの欲しい量や提供したい量を当局に表明し…必要なものが必要なだけ生産される計画がちゃんと計算できるというものでした。…この論争にハイエクが参戦し…批判を行ったのです。それは、人々が何をどれだけ欲しいとか提供したいとかいう膨大な情報を、当局がどうやって集めることができるのか、ということです。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「すべての国家は、必ず一度は盛期を迎える。しかし、盛期を何度も持つ国家は珍しい。なぜなら、一度の盛期は自動的に起るが、それを何度もくり返すのは、意識的な努力の結果だからである。ヴェネツィア史の権威…レイン教授は、次のように結論を述べる「長期にわたったヴェネツィアとジェノヴァの対立の末のヴェネツィアの勝利は、海軍の力とか海戦の技術とかによるのではない…勝利を決した因は、別方面での両国家の能力の差にある。つまり、社会を組織する能力である。この能力ではヴェネツィア人はジェノヴァ人の間には、非常な差が存在した」」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「長崎の町はかつて「小ローマ」のようだと言われた時代があった。町には次々と教会が建設され、長崎の住民はほとんどはキリシタンだったという。町には教会の鐘が鳴り響き、人々は神に祈りを捧げ、聖歌を歌った。こうしたキリシタンのまち・長崎は、禁教令が出される1614年まで続いた。1600年前後の長崎のまちには、岬の教会、サン・フランシスコ教会、トードス・オス・サントス教会…と、十余りの教会が建ち並んでいた。…サント・ドミンゴ教会は1609年、薩摩を追放されたモラーレス神父が…村山等安が寄進した土地に建てたもの。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
因習と因襲の差異。ハビトゥスと言ったほうがいいのかもしれないが。「たとえば、他者に対する挨拶の仕方に関する行儀について、なんらかの決まりをもっていないような集団は、いかなる時代やいかなる場所にも存在しない。因習がとらせる特殊な形式は、なんら固定されたものでもなく、またその因習は絶対的なものでもない。しかし、因習についてのある形式が存在するからといって、そのことが因襲そのものであるというのではない。因襲はすべての社会関係に一様に附随するものである。少なくとも因習は摩擦を防ぎ、それを減らす潤滑油なのである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
因習と因襲の差異。ハビトゥスと言ったほうがいいのかもしれないが。「たとえば、他者に対する挨拶の仕方に関する行儀について、なんらかの決まりをもっていないような集団は、いかなる時代やいかなる場所にも存在しない。因習がとらせる特殊な形式は、なんら固定されたものでもなく、またその因習は絶対的なものでもない。しかし、因習についてのある形式が存在するからといって、そのことが因襲そのものであるというのではない。因襲はすべての社会関係に一様に附随するものである。少なくとも因習は摩擦を防ぎ、それを減らす潤滑油なのである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「フィヒテは、歴史の時代区分を「先験的に演繹され得る」とする。三木によると、仮にフィヒテのいう仕方で歴史の時代区分の先験的演繹が可能だとしても、一般的に言って現代の現実の経験はわれわれにとって混乱した「分離と乖離の時代」に見えるのであって、この経験は必然的である。フィヒテが自分の生きた当時の時代状況を極限的な状況として「罪悪の完成した状態」と捉えたとしても、それはいずれの時代においても人々の感じる現実経験への必然的感情に基づいた「不平や詠嘆や憤慨という非合理な形態」として説明可能なものであるかもしれない」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
スラヴ人という不思議な民「スラヴ人はもともと、ウクライナのドニェストル河の上流域に住んでいた…フン人が五世紀の半ばに消滅したあと、スラヴ人は四方に広がり始め、一部は南下してドナウ河流域に住み着いた。そこへアヴァル人が移動して来て、スラヴ人を征服した…スラヴ人は、アヴァル人のビザンティウム攻撃作戦に従って…エーゲ海を渡り、クレータ島まで侵入した。その猛烈な勢いのために、七世紀の半ばまでには、ギリシア本土はほとんどすべてスラヴ人の住地になり、ギリシア語が話されるのはビザンティウムの周辺だけになってしまった。」
うえ
2025/01/21 21:00

「またスラヴ人は、東北では、バルト人の住地を奪い、六世紀にはヴォルガ河の上流のフィン人の住地にまで侵入した。これが、東スラヴ人で、後のロシア人の先祖になる。」

が「ナイス!」と言っています。
うえ
「豊島線の工事が進められている最中…社長の曽我が提案した。「…品川線、豊島線という二つの名前を使うのは不都合ではないか。分かり易い共通の名称で呼んだらどうだろうか」と。…明治33年…日本鉄道定款には山手線の路線名をはじめて盛り込み、社内で統一させた。…昭和20年、進駐軍から、電車の線路名をローマ字で表示するよう指令され…「ヤマテ・ループ・ライン」と誤表記してしまった。訂正の機会を失ったま…国鉄が「ディスカバージャパン」のキャンペーンを展開するのを機会に、昭和46年、正式路線名は山手線に戻されたのである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
古書で購入したが、何とフィヒテからヘーゲルに至る10Pが綺麗に切り取られていた本っ。「歴史家のミシュレはヘーゲルとはかかわりありませんが、有名な『フランス革命史』を著しますが…それまで不当にも無視されていたイタリアの哲学者ヴィーコを思想界にもたらします。ミシュレは歴史家として歴史を記述するには、「想像力が必要である」と考えたヴィーコに触発されたのでしょう。ヴィーコは…1774年の死ですから、本来、もっと早くに扱ってよい人なのですが、歴史が重視された19世紀に登場してきた哲学者なのです。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「ホルクハイマーは、「生」をカント的悟性と矛盾するものとして議論するために、師のコルネリウスはもちろん、現象学、ベルグソン哲学、ゲシュタルト心理学…自然科学の成果に言及してきた。そこで、ホルクハイマーの見るカント哲学に対するヘーゲル哲学の現代的意味とは、「形而上学」という問題点にある。…ヘーゲルによるカント批判は、そのカントによる「理性的人格の統一」も形而上学的であることを暴き出した。…ホルクハイマーのヘーゲル解釈によれば、カント哲学の限界は、「経験」における所与性を主観的限界としていたことにある」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
ヘーゲルの伝記ではあるが思想内容にもかなり突っ込んだ内容。やや読みにくくはある。当地の大学事情などはかなり詳細に記されており、理解をたすける。「ハイデルベルグでヘーゲルはなるほど充分に満足してもいた。しかし…学生たち…が勉強するのは哲学よりもむしろ実証科学、つまり孤立した専門的な学識である。…ここで例えば何年間も哲学を教えたというような人があれば、そういう連中は凡人どもであったし、フリースなどのように凡庸の域をぬきん出たひとたちはじきにまたよそへ移ろうとしたのである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「大阪を訪れた東京人がまず驚くのは、大阪の住宅がまるで閑居を命じられているかのように陰気臭いこと…栗茶色に塗られ、目の細かい格子が用いられている。…住宅とは対照的に、商店の表構えが「五彩陸離」で馬鹿に陽気である。…大阪人は東京の住宅がいずれも素木造りで、まるで小料理屋か待合茶屋のような造作であること、そしてその割に商店の店頭が、いやに地味で陰気臭いことに驚く。権田(保之助)はこの違いを商品販売のかんする考え方の違いに由来するとみている。東京では…もっとも安いものを店頭に置く。それが看板代わりである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
著者は米露の核戦争リスクは最高レベルだと述べる。原因としてプーチンの政策と米国のバルト三国等のNATO拡大、セルビア介入による露の不満を挙げる。だがフィンランドは対話でソ連を信頼させたとする。ただフィンランドの場合あくまで隣国の非介入故の方策であり現在はNATOに加盟してしまったわけで。セルビアへの介入も、非介入を批判され介入後、介入を批判されるなど手はなかったとは言えるだろう。勿論、本書のテーマは「人類」でありボシュニャク人やバルト三国人の危機は、人類の危機ほどではないとは言えるのかもしれないが。
うえ
2025/01/16 11:23

「1990年代後半、アメリカ政府はソ連崩壊後のロシアについて、弱体化してもはや敬意を払うに値しない存在だと片付けてしまうミスを犯した。」「核兵器使用にいたる可能性のあるシナリオは、テロリストが核保有国…パキスタン、北朝鮮、イラン‐‐からウランやプルトニウム、あるいは完成品の核爆弾を盗むか与えられるかするというものだ。この場合、核爆弾はアメリカまたは別の標的国に秘密裏に持ち込まれて起爆されるだろう。」

が「ナイス!」と言っています。
うえ
2014年「ウクライナで当時最も人気のあったSNSは、フコンタクテとアンドナクラースニキであったが、どちらもあろうことかロシアのサーバーにホストされていた。そのため、ロシア当局は、ウクライナの民主派の投稿をブロックできただけでなく、いいねを押した利用者の個人情報を運営者に提供させることもできた…3月6日には、ロシアは、クリミア内のウクライナのテレビ番組を中断させ…ネットもダウンさせた。」「ロシア連邦軍参謀(GRU)のハッカー集団サンドワームが2016年12月、サイバー攻撃でキーウの大停電を引き起こした」
うえ
2025/01/15 13:48

「軍事侵攻…の朝、DDoS攻撃によって、ウクライナの国防省、外務省、内務省、保安庁、内閣、複数の銀行のウェブサイトがダウンしている。…軍事侵攻から2日後の2022年2月26日…ウクライナからルーマニアに入るための国境検問所のコンピュータが機能を停止してしまった。そのため、検問所は紙とペンで業務を進めるしかなくなり、ルーマニアに入ろうとしていた避難民たちは、検問所で延々と待たされる羽目になった」

が「ナイス!」と言っています。
うえ
サルトルはソ連について曰く「低開発国で、しかも外国からの武力侵入のたえざる脅威に対して防備しなければならなかった…労働者たちは、もはや搾取されはしなかったとはいうものの、その生活がよくなりはしなかった。労働者の生活向上を求める人間的欲求は…資材の蓄積を妨げて生産を阻害するものと考えられる。こうして指導者層は大衆の生活向上を求める欲求によってその政策を規制されることを免れ」る。「つまり、専断的な指導者と受動的な労働者大衆という関係が…諸条件からいわば不可避的に生れた」。ある意味、まったく救いがないというか。
うえ
2025/01/12 21:57

「「スターリンだけが、まじりけのない統一である。……彼に対する崇拝には、神秘的なものは露ほどもない。統一化する力としての、現実の統一に、崇拝が捧げられているのである。それにまた、このような崇拝は、恐怖政治と見わけがつかない。…」この見解の特徴は、スターリン主義をもちろん悪いものとしているが、しかしけっしてスターリン個人から出たものとはしていない…なにびとがソ連邦共産党を指導したにしても、スターリン主義以外のものは生れえなかった、とサルトルは考えている。」

が「ナイス!」と言っています。
うえ
訳者あとがきに、中国出身で「愛国心をもち続け、毛沢東思想のよき理解者である著者」とあり「西側へのすぐれた中国紹介者」「中国からは特権的な待遇を受けている」著者は、人民解放軍のチベット侵入を否定する立場。チベットの人口減少は「神政」による搾取と貧困化であり「恐怖政治」の結果だとする。「チベットでも文化大革命は加速的工業化への転換点であった」「中国の大統一の中で民族代表制の真に民主的手続きが、ここ5年間に、非常に目立ってきた」とし、文化大革命と人民解放軍の意義と成功を称揚する内容になっている。
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「百万人以上はいるイスラエルのロシア系ユダヤ人は、大半が89-92年とそれ以降の旧ソ連からの大量アーリヤーで、うち数千人はそれ以前の70-80年代にイスラエルに来たレフズニックである。後者と違って、近々に来た大量の移民は、熱心なシオニストの理想家とは話が合わず…市民権を与える帰還法の恩恵にあずかっている。信者としての勤めをほとんどはたさないロシア系ユダヤ人は、麻薬や売春、犯罪をもちこんだとして宗教家から非難されている。政治的には、どちらのロシア系も絶対的な右派で…ユダヤ人とアラブ人の分離をうたっている。」
うえ
2025/01/11 16:57

「大半のロシア系ユダヤ人を受け入れたのは、沿岸地帯や、経済的に吸引力のある都会である。」ロシア系はガザの北、アシュケロンやアシュドッド、ガザの東のベエルシェバに多いようだ。極右ロシア系政党の「イスラエルわが家党」や中道右派のロシア系政党「イスラエル・バアリーヤー党」が火種になっているようにも思われる。

が「ナイス!」と言っています。
うえ
ダンボアーズ枢機卿に反論する果敢な若きマキアヴェッリ。「「イタリア人は、戦争の仕方を知らぬ」これに、マキアヴェッリはただちに反論した。「フランス人は、政治の仕方を知りません」」「文化の面で偉大であったフィレンツェ人も、こと政治となると、児戯に等し、だった。しかし、それだからこそ、マキアヴェッリのような革命的ともいえる思想をもった、政治哲学者を産んだのかもしれない…ちなみに、政局安定の見本のように思われていたヴェネツィアには、ついに、政治哲学にかぎらず歴史の世界でさえも、独創的な理論は生まれずじまいだった」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「今週の一個大隊は、一ヶ月後に到着するより大きな部隊、一個師団より有効である。“速い“ということはとても大事なことなのだ。機動速度は“部隊の機動速度“と“精神の機動速度“によって成り立つ。つまり「頭の回転を速くせよ」ということだ。戦史における失敗の原因は、ほとんどすべての場合、ひとことでいえる。それは「遅すぎた(too late)」である。戦闘の間、戦力を遊ばせておく余裕は、どこにもない。戦闘時に、なにもしないでいる部隊は、制圧されているのと同じである。」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
紀行文や大王の生涯、街の歴史などを綴ったもの。「タチアナ…「わたしの父の家族はキエフに住んでいました」と彼女は語った。「母の家族はサンクト・ペテルブルクです。彼らは、1922年に、同じ船でここに到着しました。革命を逃れた亡命者の船です。船でチフスが発生し…アレクサンドリアに上陸したものの、検疫期間を経てからも、キャンバス地のテントを張った野営場で三年間暮らしたんです…父方の祖父母はふたりともキエフで虐殺され、母方の祖父母はアレクサンドリアが嫌いで、ここから出られるようになるとすぐに、パリに旅立ちました」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
「プーチン政権下では、プライベートミリタリーカンパニーは00年代半ばから暗躍をはじめたと見られている。例えば04年2月にカタールでチェチェンのヤンダルビエフ大統領代行を暗殺したとする二人のロシア人は、プーチンの息がかかったPMCメンバーだとみなされている…ウクライナ危機にも、さらにシリアへの公式の介入(15年9月)にも先立ち、13年には、PMCのスラブ軍団がシリアでの活動をはじめていた。…ハイブリッド戦争においては、PMCはシリア、ウクライナ東部、アフリカ、ベネズエラなどに展開してきた。」
うえ
2025/01/03 19:36

「スーダンは20年ほど前からロシアに支援を求め…当初、ロシアはスーダンに手を差し伸べることはなかった。しかし、スーダンは、08年のロシア・ジョージア戦争の際には、ロシアの立場に与し、14年のロシアによるクリミア併合の際には、ロシアを支持する投票を国連で行った。そして、ロシア側もスーダンへの関心を強めていく。早くも17年には、ロシアの情報筋が、ロシアの戦闘員が、ポートスーダン地域およびその周辺で密かに活動し、地元の軍人を支援しているという情報を流しはじめた。その事実は、ビデオ映像によっても裏づけられていた」

が「ナイス!」と言っています。
うえ
「どこにも存在しないということはデカルト学徒…たちによって用いられた…表現である心はそうだ物質との結合のなかでもまあ自分の非物質性を失わず、したがってまた自分の非場所性の性格、すなわち自分がどこにも存在しないという性格を失わない。例えばニュッサのグレゴリウスは…『霊魂と復活とについて』で次のようにいっている。「霊魂は肉体との結合のなかでも変化させられない。霊魂は肉体によって混乱も混合もされないで止まっている。」したがって神の遍在とは、肉体との対立または矛盾から解放された心の非場所性以外の何物であろうか?」
が「ナイス!」と言っています。
うえ
フィンランドの援助要請に対する拒否がとにかく影響を与え続けている。「スウェーデンは、19世紀はじめに、ロシアにフィンランドを割譲した後、その埋め合わせをデンマークからのノルウェー獲得で補い、それ以降は、対ロシア報復政策を断念した。この外交上の基本政策により、スウェーデンは、第二次世界大戦の際、フィンランドが旧ソ連と戦火を交えたときも、中立を守り、義勇兵などが駆けつけたものの正面からフィンランド支援を行なわなかった。…フィンランド国民の間には、「助けに来なかったスウェーデン」に対しての「不信感」がある。」
うえ
2025/01/01 09:00

「スウェーデンは中立の立場から義勇軍を派遣するに止まった。また英仏はフィンランド援助を行おうとしたが、本音としてはスウェーデン北部の重要な鉱山確保のために、部隊のスウェーデン領内通過を求めたが、スウェーデンはこれを拒否した。その後デンマーク、ノルウェーはドイツに侵略された。スウェーデンは当初これらの国に囲まれた安全な位置にあったが、それ以後きわめて困難な立場にたたされる…フィン・ソ戦争に派遣したスウェーデンの義勇軍部隊は‐とくに義勇飛行隊は骨董品で‐戦うに足る能力がないことはすでに明白であった。」

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/08(4760日経過)
記録初日
2012/02/07(4761日経過)
読んだ本
3814冊(1日平均0.80冊)
読んだページ
913524ページ(1日平均191ページ)
感想・レビュー
3612件(投稿率94.7%)
本棚
47棚
血液型
A型
現住所
東京都
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう