再読。やっぱりこの究極に美しくて艶やかな世界観が大好きだ。短編集だけれど、最後に表題作「ゆめこ縮緬」が載っているのはちゃんと意味があるので順番通りに読んだ方がおもしろい。登場人物みんな生きているのか死んでいるのかもよく分からないような、起きている事象も夢なのか現実なのか、過去なのか今なのか、いろんな境界線があやふやになった美しい悪夢のような物語に没頭できて幸せ。

「銀河鉄道の夜」の考察と物語の間みたいなお話。純粋に物語を求めて読むと合わないかと。解説本よりライトで想像が膨らませられるので、銀河鉄道の夜や宮沢賢治のことをそこまで深くは知らない私にとってはおもしろく読めた。中原宙也(誤字にあらず)さんがいい味だしてる。

再読。やっぱりこの究極に美しくて艶やかな世界観が大好きだ。短編集だけれど、最後に表題作「ゆめこ縮緬」が載っているのはちゃんと意味があるので順番通りに読んだ方がおもしろい。登場人物みんな生きているのか死んでいるのかもよく分からないような、起きている事象も夢なのか現実なのか、過去なのか今なのか、いろんな境界線があやふやになった美しい悪夢のような物語に没頭できて幸せ。