2009年の4月上旬から使い始めています。
自分で感想を書く時期と
書かない時期の差が激しいです。
いろんな方の感想を読んで、いいなー
と思った本を読むのが楽しみ。
皆さん、ありがとうございます。
昨年、2010年に初めて読み、心に深くその印象が刻まれた本は
山尾悠子 「歪み真珠」
皆川博子 「少女外道」
皆川さんは、あのお歳で新刊を出されるのがすごいなあ、と思います。
一昨年、2009年に初めて読んだ本で印象が深かったのは
ダニロ・キシュ 「死者の百科事典」
キアラン・カーソン 「シャムロック・ティー」
でした。
死者の…は、凪いだ深い闇の海を、静かに渡る味わい。
シャムロック…は、数あまたある短編に酩酊しながらも、大きな物語を追いかけ、次々に夢中で扉を開ける感じの本。
ちなみに、2010年最も持ち歩いていた本は
アントニオ・タブッキ 「島とクジラと女をめぐる断片」
久生十蘭 「湖畔 ハムレット」
2009年に最も持ち歩いてた本は
柳田國男集―幽冥談 (ちくま文庫)です。
去年持ち歩いていたタブッキと十蘭の本は
友人から頂いて愛着のあるもの。
特にタブッキの本は、ページをめくると
その瞬間に違う世界に行けるという素敵な本。
一番好きな本は?と聞かれたら、皆川博子の「ゆめこ縮緬」を挙げます。
こころの奥に、その本の世界観がひっそりと息づいてしまうような本。好きな方はとっても好きな本だと思います。
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