よう 心理的に傷つけたり、傷つけられたりっていうのは、本来は、当事者間の問題なはずで、その解決の道すじを、法律とか判例とかいう形でルーティン化すれば、形骸化してしまうのは当然ですよね。だから、法律の有用性についてぼくは、あんまり言じてないというか。結局、当事者同士の関係については、当事者間でしかわかんなくね?みたいに思っていて。(p141)
医者は、「精いっぱいやりました」。学校も、「いじめはなかった」。親も自分の子育てを正当化している。大人、社会がみんな「自分は正しい」って言って、少年だけが「悪い」って言われて。 少年は加害者の立場になってるから反論できないじゃないですか。(p150)
ここ数年(?)読んで好きだった本・漫画紹介
【小説・エッセイなど】
『来福の家』(温 又柔)、『小森陽一、ニホン語に出会う』(小森 陽一)、『恋する伊勢物語』(俵 万智)、『日本語の古典』(山口 仲美)、『ジョーカー・ゲーム』(柳 広司)、『怖い絵』シリーズ(中野 京子)
【児童書・絵本】
『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ)、『ゆきの日―on Christmas day』(菊田まりこ)
【漫画】
『アリスにお願い』(岩館真理子)、『ガラスの仮面』(美内すずえ)、『バルバラ異界』(萩尾望都)、『海街diary』(吉田秋生)、『うさぎドロップ』(宇仁田ゆみ)、『ライアー×ライアー』(金田一蓮十郎)、『知る辺の道』(紺野キタ)、『ジャック&エレナシリーズ』(清水玲子)、『私の世界を構成する塵のような何か。』(天野しゅにんた)、『たいようのいえ』(タアモ)、『みえちゃんち』(秀良子)、『高台家の人々』(森本梢子)
『第七女子会彷徨』(つばな)、『ワールドトリガー』(葦原大介)、『へんなねえさん』(吉富昭仁)、『千と万』(関谷あさみ)、『五色の舟』(近藤ようこ、津原泰水)、『クズの本懐』(横槍メンゴ)、『テガミバチ』(浅田弘幸)、『蟲師』(漆原友紀)、『放浪息子』(志村貴子)
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よう 心理的に傷つけたり、傷つけられたりっていうのは、本来は、当事者間の問題なはずで、その解決の道すじを、法律とか判例とかいう形でルーティン化すれば、形骸化してしまうのは当然ですよね。だから、法律の有用性についてぼくは、あんまり言じてないというか。結局、当事者同士の関係については、当事者間でしかわかんなくね?みたいに思っていて。(p141)
医者は、「精いっぱいやりました」。学校も、「いじめはなかった」。親も自分の子育てを正当化している。大人、社会がみんな「自分は正しい」って言って、少年だけが「悪い」って言われて。 少年は加害者の立場になってるから反論できないじゃないですか。(p150)