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2024年10月の読書メーターまとめ

背番号10@せばてん。
読んだ本
4
読んだページ
1544ページ
感想・レビュー
4
ナイス
793ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • ユジ
  • みゆきち
  • rico

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

背番号10@せばてん。
ネタバレ私は崖から夫を突き落とした。私は夫を殺した ──。自宅前で待ち伏せしていたストーカーから救ってくれたのは、5年前に殺したはずの夫。この人は誰? 復讐に来た? 事態をつかめぬ茉菜と、記憶を失くした和希。疑心暗鬼の微妙な距離感のまま、ふたりの〈ひとつ屋根の下〉がスタートします。正直、ミステリとしてはアラアラですし、無理筋と思うところも多々ありました。それでも序盤から吸引力が途切れないのは、徐々に分かる背景と今のバランスによるものです。共有された幸せな時間。いつか彼と、陽のあたる場所で。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

背番号10@せばてん。

実は初めて、スカイツリー。

実は初めて、スカイツリー。
あすなろ
2024/10/13 20:39

オォ、六本木ヒルズは是非!

KEI
2024/10/13 21:40

六本木ヒルズは一度のみ行っています😤

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

背番号10@せばてん。
【2017_メフィスト賞】夏紀は自分でどこかへ行ったんじゃない。連れ去られたのだ ──。子育てブログを嘘で塗り固める千夏子。セックスレスの結子。産みたくない春花。閉じこもりがちの柚季。持たざるを嘆き、持つものを羨み、妬み、すがり、迷走する女性たち。「幸せになられてたまるか」「誰かに勝っていたかった」他者の不幸を願う千夏子の負のベクトルは強烈ですが、限度を超えた黒いものはいつか我が身に戻ってきます。終章はやや綺麗に過ぎると思いながらも、全図はドロドロのイヤミス感。隣の芝生を羨む前に、我の芝生を慈しめと。 ⇒
背番号10@せばてん。
2024/10/29 18:40

え”えんちゃんのえんは遠藤のえん!? 大変失礼しました。

えんちゃん
2024/10/29 18:46

下はミホではありませんのでお気になさらず!

が「ナイス!」と言っています。
背番号10@せばてん。
ネタバレ私は崖から夫を突き落とした。私は夫を殺した ──。自宅前で待ち伏せしていたストーカーから救ってくれたのは、5年前に殺したはずの夫。この人は誰? 復讐に来た? 事態をつかめぬ茉菜と、記憶を失くした和希。疑心暗鬼の微妙な距離感のまま、ふたりの〈ひとつ屋根の下〉がスタートします。正直、ミステリとしてはアラアラですし、無理筋と思うところも多々ありました。それでも序盤から吸引力が途切れないのは、徐々に分かる背景と今のバランスによるものです。共有された幸せな時間。いつか彼と、陽のあたる場所で。
が「ナイス!」と言っています。
背番号10@せばてん。
ネタバレ私ね、見たんだ。葉子のぎょらん ──。死者の最期の願いが分かるという赤い珠、ぎょらん。大多数の高評価に比して、私はやや微妙な読了感です。良い話しだとは思います。涙腺も緩みました。『冬越しのさくら』『糸を渡す』は後日、再読したいとも思います。それでも6話を総じてみると、連鎖の網が作りこまれ過ぎている気がするのです。そうした意味で、文庫だけに掲載された、7話の『赤はこれからも』が最も印象に残りました。愛していても、恨んでいても、遺志はいつか足かせになる。ぎょらんの有無に、惑うことなく。 ⇒
が「ナイス!」と言っています。
背番号10@せばてん。
ネタバレがんの子になっちゃってごめんね ──。1分1秒を争う救命救急の現場から、62歳にして在宅医に転ずる白石咲和子。在宅による終末期医療といえば、作者のデビュー作『サイレント・ブレス』を想起しますが、今回はミステリ的な書きぶりを排し、医療と命のありように特化をしています。老々介護、独居老人、小児がん等をモチーフに連作6話。治すことだけが医療ではない。中でも内容が辛いのは『人魚の願い』。小児の難病モノは、やはり胸が痛みます。最も考えさせられるのは『父の決心』。私ならば。私の親は。どちらの道を、選択しても。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/19(4608日経過)
記録初日
1973/03/17(18886日経過)
読んだ本
1442冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
509679ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
1442件(投稿率100.0%)
本棚
31棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

高校球児 ⇒ 美大生 ⇒ 自由業みたいな自営業。
かつ、現在は少年サッカーのコーチをしたり…。
資格は一級建築士&日本サッカー協会3級審判。
という経歴のかたわらの活字中毒ですが、最近は時間の確保ができず、スローペースを余議なくされているのが残念です。

ただ、80年代からの読書メモは残っているので、いつか、全てを「読んだ」リストに入力予定。
(月に2~3回、1回に2~3冊、皆さんのタイムラインのお目汚しにならない程度に、既読本をなんちゃって登録しますが、ご容赦ください)

また読書はもとより、紙媒体の書籍そのものに拘りがあるので、仮に世の中の森羅万象が全てデジタル化をされたとしても、読書だけは紙の書籍(特に文庫本)に拘りたいです。

【メモリアル 備忘録】
登録 800冊目『花宵道中』宮木あや子
登録 900冊目『下町ロケット2』池井戸潤
登録 1000冊目『犯罪者』太田愛
登録 1100冊目『孤狼の血』柚月裕子
登録 1200冊目『臨床の砦』夏川草介
登録 1300冊目『犬神家の一族』横溝正史
登録 1400冊目『きのうのオレンジ』藤岡陽子
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【直木賞 備忘録】
登録 50冊目『受け月』伊集院静

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