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2024年10月の読書メーターまとめ

バンスライク
読んだ本
4
読んだページ
1480ページ
感想・レビュー
3
ナイス
77ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

バンスライク
☆☆☆☆ 和久郎ら15人が乗る「颯天丸」は難破し、苦難の末フィリピン北部のバタン島に流れ着く。現地民とのすれ違いから過酷な境遇となるが、故郷に帰るために船を造ることに。波乱の漂流記で実話をベースにしてるのは驚いた。航海やパタン島での暮らしに個々の船員の個性が活かされストーリーも面白かったし、船乗りの慣習なども興味深かった。後半はちょっと急ぎ足で、船を造るところや航海の描写が物足りない。個人的にはここが読みどころだっただけに残念。日本に帰ってからも幕府の厳しい対応も人々の温かい支援とその後も良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

バンスライク
ネタバレ☆☆☆☆ 北条、武田、今川の三国同盟が成立し、氏康が関東平定に乗り出した矢先に、今川義元が討ち死し、武田と長尾の戦いも繰り返される中、長尾景虎が関東に乗り込んできた。北条氏康が主役のはずが長尾景虎がメインのようなストーリー展開。それだけ存在感があり、北条と武田の戦略に影響を与えた男で軍事は天才だが政治はまるで駄目というキャラが面白い。多くのキャラの思惑が入り乱れた群像劇としても面白かった。三国同盟ということで3人の軍配者の見せ所も多く、3人が退場したことで軍配者シリーズとしては実質終焉でもある。
が「ナイス!」と言っています。
バンスライク
ネタバレ☆☆☆☆ 黒瀬感九郎は真魚との祝言を控え、仕組みから抜けようとしていた時に横浜の商家から指名でメリヤス仕事が入る。横浜に行ってみると依頼主は仕組みが狙う米利堅人だった。前巻で予想外の展開となった今巻はその流れで感九郎の内なる自分との対話と人の心の縺れた糸をほぐす事がキーとなっている。そのへんが多く語られている分ストーリーが弱くなっているような感じで、どこに向かっているのかクライマックスもいまいちピンとこない。感九郎の立ち位置もあまりはっきりせず宙ぶらりんのままで先行きに不安も感じる
が「ナイス!」と言っています。
バンスライク
☆☆☆☆ 和久郎ら15人が乗る「颯天丸」は難破し、苦難の末フィリピン北部のバタン島に流れ着く。現地民とのすれ違いから過酷な境遇となるが、故郷に帰るために船を造ることに。波乱の漂流記で実話をベースにしてるのは驚いた。航海やパタン島での暮らしに個々の船員の個性が活かされストーリーも面白かったし、船乗りの慣習なども興味深かった。後半はちょっと急ぎ足で、船を造るところや航海の描写が物足りない。個人的にはここが読みどころだっただけに残念。日本に帰ってからも幕府の厳しい対応も人々の温かい支援とその後も良かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/05/17(5673日経過)
記録初日
2009/04/17(5703日経過)
読んだ本
6692冊(1日平均1.17冊)
読んだページ
1609887ページ(1日平均282ページ)
感想・レビュー
4719件(投稿率70.5%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
ガテン系
現住所
愛知県
自己紹介

時代歴史小説がメイン。最近は久々にSFや冒険小説にも手を出してます。

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