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2024年11月の読書メーターまとめ

卍ザワ
読んだ本
5
読んだページ
2277ページ
感想・レビュー
5
ナイス
20ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

卍ザワ
ネタバレ課長 島耕作みたいな、経済小説から、いつの間にか、伝奇SFになっていた。ラストも、さすがな展開だ。オリジナルの刊行が、自分が生まれる、はるか前の昭和46年にもかかわらず、今とは違う使われ方だけど、タブレットやサムネイルという単語や、ユーチュウブで見た、都市伝説や陰謀論が出てきて、びっくりした。時代を感じたのは、ところ構わず、煙草を吸うところと、固定電話の使用ぐらいだ。本書に取り扱われる社会問題が、現代にも通じるところに、溜め息が出てしまう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

卍ザワ
ネタバレ課長 島耕作みたいな、経済小説から、いつの間にか、伝奇SFになっていた。ラストも、さすがな展開だ。オリジナルの刊行が、自分が生まれる、はるか前の昭和46年にもかかわらず、今とは違う使われ方だけど、タブレットやサムネイルという単語や、ユーチュウブで見た、都市伝説や陰謀論が出てきて、びっくりした。時代を感じたのは、ところ構わず、煙草を吸うところと、固定電話の使用ぐらいだ。本書に取り扱われる社会問題が、現代にも通じるところに、溜め息が出てしまう。
が「ナイス!」と言っています。
卍ザワ
ネタバレけっこう、エンタメ色が強く、ハイペースで読めた。50歳超えの主人公セキグチの、2、3錠の安定剤を噛み砕き、アルコールをあおってからのクヨクヨっぷりの描写に、かなりのページ数がさかれている気がする。あっけないラストには、残念な気持ちを抱き、解説には、なんで、朝まで生テレビの田原総一郎が解説をやっているんだろう、と疑問を持った。
が「ナイス!」と言っています。
卍ザワ
ネタバレ下巻の中盤から、物語として、あまり起伏がなく、読み進めるのに、なかなか苦戦した。村上龍の小説だから、途中解脱することなく読んだが、宇宙エレベーターやマトリックスっぽい人間管理、ヨシマツの正体など、SFでよくある設定を、文学小説でわざわざ踏襲しなくても、と思った。デストピアというか、SFというか、理想村のボノボなど、下世話と紙一重の忌々しい性的展開は、村上龍らしい。
が「ナイス!」と言っています。
卍ザワ
ネタバレ「コインロッカーベイビーズ」を思い出すが、三人称ではなく、主人公タナカアキラの一人称語りになる。「半島を出よ」や「希望の国のエクソダス」がメディアで話題になったが、最近は「カンブリヤ宮殿」の出演ぐらいで、村上春樹の新作ほど、話題にはならない。本書は、村上龍が書いたから読んでいる状態だが、「コインロッカーベイビーズ」や「愛と幻想のファシズム」が衝撃作すぎて印象に残っており、正直、そっちを再読した方がいいのではないか、と脳裏にチラつく。
が「ナイス!」と言っています。
卍ザワ
ネタバレ妣とかいて、「はは」と読むが、正確には「なきはは」と読む。随筆集になるが、他には無い、石牟礼道子、唯一の文学性・死生観が、満ち溢れている。巫女と称されたりするが、狐憑きや犬神の一面も窺わせる、独特の感性で、ページ数も、そんなに無いのに、咀嚼し、飲み下すが、途中、喉で引っ掛かってしまう感じで、読んでしまうのに、思っていたより、時間がかかってしまった。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/07(4563日経過)
記録初日
2012/06/10(4560日経過)
読んだ本
651冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
243095ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
621件(投稿率95.4%)
本棚
27棚
性別
年齢
45歳
血液型
A型
職業
ガテン系
現住所
熊本県
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