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2025年2月の読書メーターまとめ

ミッキー
読んだ本
13
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感想・レビュー
13
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265ナイス

2025年2月に読んだ本
13

2025年2月のお気に入られ登録
2

  • るる
  • むっしゅ

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ミッキー
ネタバレ謎解きは事実を積み上げるところが面白い。謎は閉鎖空間での連続殺人という大きなものなのに、紐解く材料が少ない所から始めるので物語りのペースに引き込まれる。そして読み解けない内にクライマックスとなり、一気に小さな点を繋ぎ合わせると意外な事実に驚き、更に最終で一捻りが追加されているのが満足度を高めてくれます。ただ、引き込まれたので気が付かないけど、登場人物の設定が振り返ると?という感じもする。あれほど冷静なのに抜けているとか、こんなに策士なのにプライベート抜けてるとか。でも、楽しく読了しました。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
13

ミッキー
ネタバレシジュウカラの観察から、鳥の意思疎通を見出し、種を超えた広がりを確認。そこから言語の発見までを描く。実際には言語の定期もあり、観察だけで上手くいかなかつたあと思うけど、実験の確からしさを高める工夫の紹介に止め、研究の楽しさに焦点を当てる当たり、若い研究者志望を考えての事かなとも思う。それにしても、研究にあたっての有望性の確認、実験方法の設計など研究者としての脇の硬さ感じた。動物の言語の発表、ジャーナルへの採用。物語りとしても面白い。とても参考になります。
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ミッキー
ネタバレ謙虚と卑下、相手への尊敬を示しつつ、自分を最高にしながら接する事。一方、自分は劣っていると示して、相手からの手心を期待するのが卑下。自分への信頼を育むのは不断の努力による。最高の自分を示していると思えば自信は出てくる。そして、相手への尊敬を示す適した事例として、最高のもてなしを提供するロンドンのホテルスタッフを紹介し、同じ側の人としてその背景を垣間見せる。実際の経験無くしては描けない光景。そして、自信を持つ為努力した人の晩年の姿。悲しくもあるが、潔い。参考になります。
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ミッキー
ネタバレ日本外史は、その名文論の史観から尊王を前提として武家政権を記した。その為、幕末の中でベストセラーとなった。この書物そのものが歴史を勢と機が原動力となると描いた実例とも言える。また、日本外史を語るには著者の人となりを描く事も必要だった事が分かる。廃嫡になるほどだったので父の意志を継ぐ必要があったのだ。また、地勢についてもその江戸行きが役に立った。地政学と孫子、名分論を得てこの本が成り立った。神辺にも縁があったのは驚き。参考になります。
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ミッキー
ネタバレ如何にして生きるのか。何をするのかもあるが、どのように向かい合うのか、周りにどう接するのか。自分だけでは生きる事は簡潔しない、他者との関わりがあって生きている事が成立する。生きるとは他者に対して何事かを及ぼす営為なのである。であれば、意識した行動も必要となってくる。自分の行動を改善させる為の努力だって必要だろう。決して大きな事はなし得ないかもしれない。でも、少し何か影響が有ればそれは良い。そして日常にホッと出来る甘いモノがある。良いポートレート。楽しく読了しました。
が「ナイス!」と言っています。
ミッキー
ネタバレ謎解きは事実を積み上げるところが面白い。謎は閉鎖空間での連続殺人という大きなものなのに、紐解く材料が少ない所から始めるので物語りのペースに引き込まれる。そして読み解けない内にクライマックスとなり、一気に小さな点を繋ぎ合わせると意外な事実に驚き、更に最終で一捻りが追加されているのが満足度を高めてくれます。ただ、引き込まれたので気が付かないけど、登場人物の設定が振り返ると?という感じもする。あれほど冷静なのに抜けているとか、こんなに策士なのにプライベート抜けてるとか。でも、楽しく読了しました。
が「ナイス!」と言っています。
ミッキー
ネタバレ紹介される内容は、思った以上に充実していて、ロゴ契約や通販のキー局放送の内容は本人も誇らしいだろうと思ってしまう。ただ、他山の石となるのは、そうであっても個人の生活を重視しなくてはいけないという事。自らの命を断つ悲しさも、個人生活を重視しなかった事に繋がると思う。暇な事は辛いかもしれないが、個人生活が犠牲にならなければ割り切る事が正解なのかもしれない。やり甲斐、充実も大切だが、何事も個人生活があってのことだと思う。悲しみを感じさせる内容だが自戒も出てくる。参考になります。
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ミッキー
ネタバレファッションとは、移りゆくモノだと。そうでありながら、服飾という実物を伴うゆえに社会との相互影響は避けられない。そこに社会学からの視点が持ち込まれる。また、成り立ちから、女性との関連も出てくる。はたまた胎児から産まれ落ちる瞬間から外界からの保護という機能も絡んでくる。また、日本のように和装と洋装の断絶のように歴史的な視点もある。自分を捉える方法として、裸の自分ではなく装った姿を考えることも。そして、考える方法も常にアップデートさせるファッションだけに。対象であり、方法である。参考になります。
ミッキー
ネタバレ発達障害の中でもADHDは日本人の20人に1人、ASDは100人に1人の割合でいるとされる突出して多い症例。ADHDは不注意、多動性・衝動性に加えて傷つきやすいという特性があると言われる。ASDは、コミュニケーション障害、同一性の保持、感覚過敏の特性が知られている。これらは、ADHDの場合、動けという指令を抑制する前頭葉の働きの弱さ。ASDは、感情をモニタリングする島皮質の弱さと言った脳の特性によるのでは無いかと考えられている。本人はこれで生きづらい。理解しないと。参考になります。
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ミッキー
ネタバレ健康診断では、血管に対する影響を各種指標から判断出来る。血管は血圧に晒されており、劣化が起きやすい。そこに高血圧や、表面への付着、血管内部での沈着によるプラーク発生と血管閉鎖。これらは、内臓脂肪による血糖値上昇、高血圧、血栓、炎症の影響と、LDLコレステロールによる血管内部沈着が引き起こしている。また、腎臓は細胞核の老廃物を取り除く糸球体があるが、これが血管の固まり。血管劣化は尿素排泄にも関わる。LDLは、2/3は肝臓、残りは食物。食物で減らすしかない。網羅的内容。とても参考になります。
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ミッキー
暮らすの語源は、暗くなるまで過ごす。このフレーズが印象的。共に暮らす家族も、相手に寄り添わなければバラバラで暮らしも成り立たない。そして、自分にばかり気を向けて、相手を気付かない内に蔑ろにしてしまう。それが、親子で連鎖してしまう悲しさ。高齢者ドライバーと認知症を舞台にするが、気付かない内に孤独への道を進んでしまう人の危うさを描いているように思う。人生の終末が暗くなる、これも暮らすということか。身につまされる情景だった。それでも、楽しく読了しました。
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ミッキー
ネタバレ人それぞれ抱える鬱屈。そして、例え老いたとしてもそれは解消されるものでもないと言う事が登場する人々の関係性から示される。フィクションだけれど、人の想い、それのすれ違いを疑似体験する事で現実に対する耐性を身に付けるのも処世術。それが可能なのは良い小説だけ。満足する事が心穏やかに過ごす為に1番なのかもしれない。若しくは、諦めてしまうことか。手放す事で救われるのは仏教が教える事でもある。壺を持つのは執着の象徴であるかもしれない。まずは、生きていかなきゃと思わせる。楽しく読了しました。
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ミッキー
ネタバレ定時制課程で科学を部活にすることにより、新たな可能性に歩み出す姿を描く。新たな道に進む難しさ、しがらみによる摩擦も生じる。ただ、歩み出すことにより、何でも可能性として湧き上がる事が頑張る励みになる。そして、その姿に周りも影響を受ける。前向きな姿を読者としても応援したくなる楽しい作品でした。無重力実験装置など、可能性を追うのは難しくなく、どう自分の視点を持って行くことが重要なのかとも思うキッカケともなりました。楽しく読了しました。
が「ナイス!」と言っています。
ミッキー
ネタバレ人との出会いが生活に彩りを与える。そうすると自分の抱えている荷物が軽くなる。でも、それは長くは続かない。自分がその出会いを大切に思うから、それが無くなることが怖くなり、自分で壊してしまう。そうしなくても、そんな心理を持ってしまう人間の生きづらさ。すると彩りから、離れてしまう。そして、それでも人を思いやってしまう。ただ、エンディングは少し希望を持たせてくれる。光の光景は明るさをもたらせてくれる。楽しく読了しました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/09(4656日経過)
記録初日
2009/12/31(5547日経過)
読んだ本
1542冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
447570ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1181件(投稿率76.6%)
本棚
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