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2023年4月の読書メーターまとめ

Yuki Snowy
読んだ本
7
読んだページ
2613ページ
感想・レビュー
7
ナイス
40ナイス

2023年4月に読んだ本
7

2023年4月のお気に入られ登録
1

  • まふ

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yuki Snowy
ネタバレ中の君の母違いの妹,浮舟の物語。薰の大将に見つけ出されて保護された浮舟だったが,匂宮に見られてしまい,宇治に逃げたものの探し出されてしまう。感情にまかせて浮舟を自分のものにしようとする匂宮と,誠実に温かく世話をしてくれる薰の大将との間でどうすることもできない浮舟は死ぬしかないと思い詰める。浮舟がいなくなって,薰は大君の身代わりではなく浮舟という人を愛していたことに気づく。浮舟は出家し,薰との再会を拒否。薰は仏の道を目指して入った宇治の山で恋に迷った自分を見出し我に返る…。
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2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

Yuki Snowy

2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:27冊 読んだページ数:4333ページ ナイス数:77ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/23077/summary/monthly/2023/3

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2023年4月の感想・レビュー一覧
7

Yuki Snowy
ネタバレ中の君の母違いの妹,浮舟の物語。薰の大将に見つけ出されて保護された浮舟だったが,匂宮に見られてしまい,宇治に逃げたものの探し出されてしまう。感情にまかせて浮舟を自分のものにしようとする匂宮と,誠実に温かく世話をしてくれる薰の大将との間でどうすることもできない浮舟は死ぬしかないと思い詰める。浮舟がいなくなって,薰は大君の身代わりではなく浮舟という人を愛していたことに気づく。浮舟は出家し,薰との再会を拒否。薰は仏の道を目指して入った宇治の山で恋に迷った自分を見出し我に返る…。
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Yuki Snowy
ネタバレ世間的には光源氏の子である柏木と朱雀帝女三の宮の息子,薰が主人公。薰は14歳〜26歳。薰と仲の良い匂宮は,今生天皇と明石の中宮の三の宮。次期春宮。子供の頃に慕っていた紫の上から二条院を譲り受け梅の木を見守っている。かつての光源氏と頭中将を彷彿とさせる美しい2人だが,薰は内省的,匂宮は一見派手だが真面目な若者。自分の出生に疑問を持っていた薰は,宇治で隠遁生活を送る桐壺帝八の宮と2人の娘,大君と中の君と知り合いになる。宇治の娘達に惹かれていく2人だが,匂宮は夕霧の六の君と,薰には今生帝二の宮との縁談が。
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Yuki Snowy
 再読。初読は1996年。  第一部『桐壺』〜『藤裏葉』,第二部『若菜上』〜『雲隠』を,各々の章2〜4ページほどの文章に豪華な浮世絵風のカラー挿絵を組み合わせ,絵草紙風に構成されている。一応『源氏物語』を知らなくても読めるようになっているが,登場人物が多く馴染めない古代の用語も出てくるため,原作の知識が多ければ多いほど楽しめる本だと思う。前回読んだ時よりも平安時代の知識が増えていた分だけ今回の方がより理解でき印象にも残った。
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Yuki Snowy
ネタバレ六条の院は自分も同じ事をしたと自覚しながら柏木と三の宮を許せない。柏木は夕霧に六条の院への取りなしと二の宮のことを頼んでみまかる。二の宮を見舞ううちに今度は夕霧が二の宮に恋煩い。相手の迷惑も考えずに突き進む。思えば藤壺の宮も空蝉も玉鬘も三の宮も二の宮も望まないのに押し入られた相手に身を任せるしかなかった。当時の女性は男性に目をつけられたら逃れる手段がなかったのか。紫式部はそんな苦しみを背負って生きていく女性達を描きたかったのだろうか。「女はなにによって生きるよろこびを味わえるというのか」と紫の上。
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Yuki Snowy
ネタバレ玉鬘は結婚し幸せな家庭を築く。幼い頃からの約束を叶えた夕霧と雲居雁はこの物語全体で一番の感動シーンかも。明石の姫君は裳着を終え入内。明石の御方が実母と知る。朱雀院の出家を良いことに朧月夜を訪れる源氏の君だが,もう呆れる気にもならない。朱雀院の娘の三の宮を藤壺の宮の面影があるかもと受け入れたこともしかり。そのくせ出家したいと願う紫の上の願いは聞き入れない。紫の上は六条御息所の死霊に取り憑かれ生死を彷徨い,三の宮は柏木の子を身ごもる。三の宮に執着する柏木は藤壺の宮に執着する光る君とそっくりなのだった。
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Yuki Snowy
ネタバレ源氏の君は六条の御息所の娘をひきとり梅壷の女御として入内させる。明石の姫君は紫の上が育てることに。藤壺の女院の他界。夕霧の元服。花散里を母として九条の源氏の家で暮らすことになるが,身分や雲居の雁との恋愛に苦しむ。また紫の上を見てあまりの美しさに悩む。源氏の君の従姉妹の槿の君。彼女は源氏の君を心憎からず思っているが恋人にはならない筋が通った女性。夕顔の娘が源氏の君に発見される。父親に引き合わせることもせず養女にし,そのくせ言い寄る源氏の君…まじクソ男。源氏の君が実父と知った冷泉帝は梅壷の女御を中宮とする。
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Yuki Snowy
ネタバレ 葵祭とそれに続く葵の上の出産&死,紫の君の裳着の式,六条御息所の伊勢下り,桐壺院の崩御,藤壺の中宮の出家,朧月夜との密通,麗景殿の妹である橘の姫君,花散里との出会い,明石での謹慎と帰京,光る君の兄である朱雀帝の退位と冷泉帝の即位,六条御息所の死と娘の斎宮の入内(梅壺の女御),花散里のもとへ向かうはずが末摘花の家に辿り着く源氏の君。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/06/03(5653日経過)
記録初日
2000/05/15(8959日経過)
読んだ本
1963冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
346142ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
1732件(投稿率88.2%)
本棚
15棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
URL/ブログ
https://kawayura.com/
自己紹介

SFが好きです。読むスピードが遅いので読書量は少なめです。宜しくお願いします。

https://twitter.com/snow_owl

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