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2024年10月の読書メーターまとめ

有子
読んだ本
29
読んだページ
7270ページ
感想・レビュー
13
ナイス
52ナイス

2024年10月に読んだ本
29

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

有子
殺人事件の裏にいそうな異国の間諜を炙り出し泳がせるために取った手段は、まさかの小説と演劇。随分と手間暇かけた大きな計画だけど、だからこそなし崩し的に同僚との協力関係を築けたり陛下の味方を増やしたり城下町の情報源を得たり、今後のための小さな収穫が積み重なっていて良かった。本当に一石五鳥を狙えるのでは?笑 元皇子さま、あなたが感動して影響を受けた目の前の茉莉花さんこそ、悪徳高利貸しの導きを受けて厳しく理不尽な世間を体現しつつある者ですよ。脚本だから…の恋愛はささやかながらも可愛らしいね。次はラストの采青国!
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
13

有子
側室の子だからと幼い頃から他国の婚約者の元で過ごしてきたにも関わらず、その婚約者が亡くなったことで王位争いが過熱する祖国に帰還。微妙な立場の「可哀想な王女」ルシアが前向きに頑張るため王位争いに名乗りを上げる物語。本人としては強気に出て大事な港町を守れれば良い……って感じとはいえ、先を期待しちゃうな。しかし父王に利用され続けたため結婚への夢もなく、死別した家族のような婚約者も大事に思うルシア、天然純粋小悪魔で攻略対象として難敵すぎる。心許せる良き飲み友な関係も好きだけど、やっぱりフェリックスを応援したいな!
が「ナイス!」と言っています。
有子
殺人事件の裏にいそうな異国の間諜を炙り出し泳がせるために取った手段は、まさかの小説と演劇。随分と手間暇かけた大きな計画だけど、だからこそなし崩し的に同僚との協力関係を築けたり陛下の味方を増やしたり城下町の情報源を得たり、今後のための小さな収穫が積み重なっていて良かった。本当に一石五鳥を狙えるのでは?笑 元皇子さま、あなたが感動して影響を受けた目の前の茉莉花さんこそ、悪徳高利貸しの導きを受けて厳しく理不尽な世間を体現しつつある者ですよ。脚本だから…の恋愛はささやかながらも可愛らしいね。次はラストの采青国!
が「ナイス!」と言っています。
有子
翔景の後任として異動になった御史台編、またまた愉快なキャラ出てきたな。自分とその周囲をモデルにした能力もりもり超格好いい小説がバカ売れしている作家先生、擬態がバレてからの反応とか茉莉花1人で何人もの悪役モデルになるところとか面白すぎる。必要なら手段として完璧な悪女になれる茉莉花を「自分のことをか弱き存在だと誤認していそう」と評する春雪くんもほんと好き。蓮舟のおかげで珀陽が最初に思い描いた「茉莉花官吏伝」はただの伝記じゃなく、劇含め国中に幅広く展開していく物語になりそうね笑
が「ナイス!」と言っています。
有子
前回の花娘誘拐に続き、今度は呪いを演出することで2回も地上げを……清濁併せ呑める必要があるとはいえ善良な笑顔で悪どい手段を使えるようになっていく茉莉花、春雪に友達やめようかなって思われてて笑った。城下の商工会と関係ない地方公共工事の視察だったけど、簡単な仕事だからこそ生じる余裕を人助けに使い、巡り巡って大きな事件解決につながる流れはさすが。仕事をご褒美という陛下もさすが。しかし商人の情報戦も怖いな〜!そんな意味を含ませてたなんて気付かなかった、どこまで裏を読めばいいんだ
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有子
時間稼ぎのお見合いを重ねつつ、陛下と可愛らしい痴話喧嘩もどきをしつつ、城下で行われるお祭りの花娘を務めることで市民に顔を覚えてもらうことに。昔は波風立たず紛れていた茉莉花が良好な人間関係のために動いたり自ら注目を集めたり、夢を叶えるために変わった様子がよくわかるね。10年も待たずに使うことになったラーナシュの仕込みが愉快で好き。偉い人たちが揃った中で痴情のもつれを演じる…ちょっと楽しそう…しかしもう一つは何だったのかしらね、そういえばシヴァンの家で見つけた骨董品もまだ出てこないな
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有子
ただの学生に出来ることなどない……かと思いきや、アシナを攻略して部隊を雇い独自に動くことに。真実と嘘を巧妙に織り交ぜたギリギリの交渉劇、めちゃくちゃハラハラして面白かったー!しかし実践したことない聞き齧った知識を使って「信仰もどき」を作れたらいいな〜くらいの気持ちから、ガチの信仰を作り出しちゃう茉莉花ちゃんよ。子星から引き止められた時に逃げ出す方法まで聞いておくべきだったね笑 とはいえ本職からの助言もあり、騙し切る形でわだかまりなく終えられて良かった。次は大量の縁談問題!
が「ナイス!」と言っています。
有子
出る杭は打たれる、ということで優秀な間諜ですら成功した試しのない、山に囲まれたバシュルク国の傭兵学校での潜入調査へ。潜入自体は成功するだろうと思っていたけど、紡いでしまった縁と湧いてしまった情をどうするのか、どこで撤退するのか……という話かと思いきや予想外の展開に!学校生活も読んでいて面白かったのに、他国に手柄を奪われ自分は何も持ち帰れない状況に追い込まれ、白楼国の文官としての積極的な選択をした茉莉花にわくわくする。しかしシリーズ序盤で出てきた「ああ見えて30代」の適当な噂がここでも芽吹いていて笑った
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有子
とっっても良かった。侵略戦争を起こすか否かで盛り上がる中、1巻で捕えられた仁耀が脱獄。本当に開戦か……と思いきや、相手国に恩を売ることよって戦争よりも良い旨みを持ち帰り、かつ仁耀と珀陽の間にあったわだかまりをほぐすきっかけも作る。仁耀が根っからの悪人ではなく茉莉花の誘拐演習に付き合ってくれたり、話し合いでの相互理解に乗ってくれたりしたから、かなり大好きになっちゃった。陛下に似てきた茉莉花はいつか本当に一石五鳥を狙うようになりそうで面白いね。10年後、穏やかに似たもの夫婦になれたら良いな〜
が「ナイス!」と言っています。
有子
一度引いて立て直し、状況を整えつつ作戦の準備をしていたら市民の不安にひっくり返され、絶体絶命の事態になったけど地道に準備してきたことを利用して大逆転!ってことよね。茉莉花、度胸をつけて恩の売り方を覚えて、どんどん強くなってゆく……おもしろ……。そんな中で陛下の心を揺らすアドバイスをもらったり、10年後のための仕込みをしたり、細い希望の先を掴む未来にわくわくしちゃう。たまたまとはいえ茉莉花が成功を得まくった結果として整ってしまった侵略開始の条件、次は国内政治編かな?
が「ナイス!」と言っています。
有子
厄介ごとを持ち込んだラーナシュを通して叉羅国の理解を深めていくのかと思いきや、襲撃されはぐれた後に拾ってくれたのはラーナシュと敵対中のシヴァン。下働きをする中で現地に馴染む「ジャスミン」を作り上げていく過程があまりに異質というか、そのうち間諜だって簡単にできるようになるんだろうなと予感させる作業だったな。子星による茉莉花の異国理解解説がわかりやすくて良かった。他国の王様の前で堂々と嘘をつけるようになった茉莉花、戦争が迫る中でもただ逃げるだけでなく辻褄合わせをしつつ何かを持ち帰るだろう未来に期待!
が「ナイス!」と言っています。
有子
今回の表紙特に可愛くてめちゃくちゃ好き!好きな人がいるからと告白を断られて悶々としつつ、やっぱり諦めが悪く推しが強い陛下が最高でした。物分かりが良く現実的で身の程を知る茉莉花の苦しみが切なくて、それでも一縷の望みを手にするため自分から踏み出した変化がとても嬉しい。3歩進んで2歩下がって結局は1歩進む恋愛、あとがきの言葉通りなもだもだ感が楽しすぎます。さて、恋愛色強めの今巻で定まった目標に向け、最短の回り道をするだろう次の国もまた政治的に色々ありそうで期待
が「ナイス!」と言っています。
有子
今回は仕掛けてきたシル・キタン国に完全勝利。期待通りにきちんと手柄を立てるも、国内の官吏たちから見た茉莉花はただの新人なわけで……という裏事情が見える上層部の会議が面白かったな。都合が良い面を見せて上手い落とし所へと誘導して、将来に期待という形であれ禁色を与える流れを作る陛下がお見事!そしてまさかのラスト!石田リンネ先生がこんなに早く恋愛要素を入れてくれるなんて……でもまぁまだまだ紆余曲折あるんだろうな。大虎と翔景の親友レースが愉快、本人は参戦してるつまりないだろうけど最有力な春雪くんもかわいくて好き
が「ナイス!」と言っています。
有子
禁色を得るために御史台の出世頭から手柄を奪ってこい、と言われて地方へ向かったはずが、まさか他国との開戦の兆しを知る展開になるとは…!新キャラ2人がそれぞれに怪しくて、手柄を奪い合うならついに嫌な敵役とかが登場するのかなとハラハラしたけど、蓋を開けてみればお互い怪しんでただけで〜からの共闘にわくわくした。禁色は目的でなく目指す過程で切磋琢磨するよう仕向けたい、ついでに政治的な面で他国の様子も掴みたい、今回も陛下にやられたな。可哀想だけど今後も春雪くんが出てきたら恋愛成分をほんのりでも摂取できそうで楽しみかも
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/07/13(4519日経過)
記録初日
2012/07/03(4529日経過)
読んだ本
3232冊(1日平均0.71冊)
読んだページ
696067ページ(1日平均153ページ)
感想・レビュー
2251件(投稿率69.6%)
本棚
47棚
性別
年齢
25歳
職業
大学生
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

有子です、こんにちは。
本が無かったら生きていられないと思います。

読みたい本&積ん読がどんどん溜まってまして…困ったことに増える一方で全然減らない。
ついに部屋の本棚やダンボールのキャパを超えそう…と思ったことで、BOOK☆WALKERを使い始めてしまいました。散財ストッパーがなくなってしまった。

読むペースは割と遅いです。というか、スマホで見れちゃうなろう系の魔力が強すぎる。
読んでる本もキャラクター文芸、ライトノベル、少女小説なんかに偏りがち。あとコミック。TLも読みます。
最近は少女漫画すきー。

怖いのもグロいのも読めるけど、あまり好みではありません。涙で綺麗に終わる系は、嫌いじゃないけど死者との思い出とかに弱くてだいたい泣く。
どちらかと言えばハッピーエンド至上主義です。ご都合主義展開どんとこい。

バイトの先輩の影響で、BLも全然いけるのでは…と思い始めてしまいました。普通に登録してるのでダメな方はご注意ください。

出来るだけ感想は書くようにしてます。
感想というよりは、自分が後で見て内容を思い出すために書く文章ですが。
頑張りまっす

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