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2024年5月の読書メーターまとめ

たかし
読んだ本
22
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感想・レビュー
22
ナイス
96ナイス

2024年5月に読んだ本
22

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たかし
ついに駅伝がスタート。ある意味で、「ずっとただ走っているだけ」なのだが、それでも面白く読ませてくれるのが見事である。色々と回想シーンなども入れてはいるけれど、どうしても学生連合の16人というのは多すぎたのかもしれない。上巻で主役をつとめていた隼斗はアンカーになり、最後にいいところを持って行くけれど、そこまでが長い。と言っても、退屈はしないのだが。本編も良かったけど、後日談も気になる。学生連合のみんなはこれからどういう人生を送るのか、余韻がすごい良い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
22

たかし
気がつけば20巻。住宅ローン不正、事業用の賃貸オフィス、逆鞘サブリース、遺品部屋など。住宅ローン不正は前もフラット35の話をしていたけれど、今回もがっつり詐欺の話ですね…。主役の独立話が出てきているけれど、そろそろ連載も長期化、マンネリ化していたころではある。イチ営業マンの話から、不動産業者の経営としての物語になるというのも悪くない。なお、ビックモーターの不正があったころだったからか、ちょいちょいクソ自動車販売業者の話が出て来るよ。
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たかし
古くは広島の原子爆弾から福島原発、そして各地の原発差止裁判について。著者のスタンスは原発反対であるから、あまり反対説には触れないところもある。結局は、原発は豊かな生活と核汚染の両立ができないところにあるのだろう。
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たかし
ドイツ人の著者が執筆したものを、日本の法学者が翻訳したもの。現代ではこうなっている、とドイツ法の条文が引用されていたりもするが、日本の初学者としては困惑する。どうしても、日本とは大きく文化の異なるドイツ向けに書かれてるので読みづらい。訳も翻訳家ではなくて日本の法学者によるものなので、正確ではあろうが読みづらい。そんなわけで、書かれている内容は興味深いものの、ほとんど頭に入らないということになった。レベルが相当高い。本書を読む前にある程度の前提知識は必要かもしれない。
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たかし
こういう本を読むと、Amazonで買い物したくなくなるなぁ…。著者も論じてはいるし、俺も薄々気がついていたけれど、Amazonを使うと町の書店が消えてしまう。しかも、Amazonは租税回避という脱税まがいの商法を取っているため、公正な競争をしてはいない。今は小売業や低賃金しかもらえないAmazon労働者が苦しんでいるが、巡り巡って我々消費者がツケを支払う時期は来るのかもしれない。なるべく町の書店を使おう、と改めて感じてしまう。
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たかし
30年以上、ファミマを経営してる夫婦の日常。改めてコンビニというのはヤバい客が多いのだなぁ、ということである。精神病院の近くだと万引きだの、問題行動を起こす客がやってくるという話はなんとなく分かる。コンビニもできては潰れているけれど、著者たちは勤勉であることは間違いないし、町内会の活動をして地元に溶け込む努力をするなどしていて、長く続けていられる店舗にはそれだけの理由があるのだろうということを感じさせる。
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たかし
発達障害の子どもたちに対し、大人たちはどうすべきかという話。得意と不得意があるのものだから、芸術方面や数学方面など、その子に応じて対策をすべきということになるのだろう。若いころは、この手の発達障害の書籍を読むと自分に当てはめて恐くなったものだが、子どもを持つとまた別の恐怖心が芽生えてくるね…。たぶん、僕自身も時間割や仕事の用意を前日にして鞄に入れてしまうということで忘れ物をなくしたりしてたが、習慣づけというのは大切なんだろう。対策をこうじて、子どもが人並みに生きられるようにしてやりたい。
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たかし
このシリーズはと出世コースから外れた人が執筆してる方が多いのだが、本書の著者は終盤にしくじって早期退職したとはいえ、60近くまで電通マンをやってた方である。Jリーグ関係の仕事やら化粧品メーカーとの仕事など、大きな仕事をしまくっていてなんとも面白い。電通というと中抜きして大した仕事をしてない…というマイナスイメージはあるが、プレゼンする相手の家族構成や細かな趣味嗜好まで抑える姿勢やら、要領の良さ、抜け目のなさには学びになることも多い。
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たかし
Twitterで回ってきたので読んでみた。昭和末期から平成初期にあった不良漫画のノリで、硬派を気取る最強の番長(この言葉も死語かな…)が隠れアニオだった…という作品。こんな番長漫画なんぞを令和の世に見るとは思ってなかった。古いものと新しいものを混ぜ合わせたようであるが、全体的に平成初期ころの古さを感じさせる。そこが刺さるか、どうかというところかな…。あと、キャラ名や地名は里見八犬伝から取ってるっぽい。チョイスがいちいち渋いなぁ…。
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たかし
タイトルになってる『ノートルダムの居酒屋』はダルタニャンが投資用に買った「聖母像の居酒屋」のことだろう。この居酒屋を守るため、ダルタニャンは間接的にフーケ派閥にいる2名の貴族を処刑する手助けをすることになる。この居酒屋を狙わなければ良かったのに…と思うが、そこが小説の面白いところだね。物語はアニャン氏こと変装したダルタニャンのブルターニュ旅行や、王弟殿下の結婚と様々なイベントが続いていく。個人的には、ダルタニャンの登場するところは面白いが、ラウルの恋模様はあまり…かな。
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たかし
どうしても薬屋と比べながら読んでしまうが、現実の薬学が通じる薬屋と、超自然的な呪術ありの本作では少し世界観が違うので住み分けはできているのかもしれない。見せ場は蠱術という呪いで死にかかっていた人たちを主人公が蠱術で助けるところなんだろうけれど、薬屋のように現実の薬学知識を使うわけではないので、理解しづらいというところかな。読んでて気になったのが、主人公は相貌失認でも入っているのではないかと思うほどに、人間の顔を覚えない。どことなく、人の顔を覚えるのが苦手な僕は共感ができるよ。
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たかし
「加害者側弁護士、損保社員、事故担当のための」とあるけれど、多くのテーマが損保社員の目線で解説されているのは新鮮である。任意保険は自賠責以下の提示をしてこないことになっているけれど、自賠責以下の金額しか支払わないと、自賠責から求償できなくなる等、「実務的にそうなっている」と思考停止していることにも理屈を説明してくれるのは良いですね。
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たかし
著者は犯罪加害者家族の支援活動をしているのだが、高学歴難民の犯罪加害者も多いという。まあ、極端な例は多いものの、読んでて恐くなる。特に法曹志望の高学歴難民は一歩間違えたら僕もそうだったわけだし。また、高学歴難民の家族の苦悩や老後の困窮ぶりは子を持つ親として辛いものがある。大学院への進学や留学といった恵まれた環境を活かせないというのも悲しい。ではどうすればいいのか、難問だなぁ…。
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たかし
恐らくは、み⚫︎ほ銀行だろうなぁ、これは…。単なる暴露本ではなく、銀行の理不尽さや非常識さも描きつつ、初めて住宅ローン審査を通したときのお客さんに食事に招待された話だとか、地方の支店に行った際に公共団体に営業をかけて一定の成果をあげた話などいい話もある。出世コースを外れたとはいえ、著者も多数の資格を取るなど日々の努力をしていて、人柄の良さはなんとなく伝わってくる。こうして思うのが、なんだかんだ言って半沢直樹はエリートなんだろうなぁ、ということだ。左遷されてもよみがえってくるかな。
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たかし
2度目くらいの再読。高校生のとき読んだときは30歳のダルタニャンを大人だと思ったけど、いまや俺は40歳。色恋でわたわたするあたりに若さを感じてしまう。物語は、ダルタニャンとシラノ・ド・ベルジュラックの2人のスターが宮廷の権力闘争に絡みつつ、縦横無尽に奔走するといったもの。上巻ではカヴォアの日記、鉄仮面などキーワードが出てきただけで、物語が動くのは次から。
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たかし
前書きを見るとそろそろ完結というようなことが書かれているが、ここらで終わるのかな…。黄金聖闘士も気が付けば壊滅状態だし、冥界三巨頭もワイバーンの冥闘士が登場し、ここらでキャラクターは出尽くしたということかもしれない。気になるのが、どうも著者が衰えてきたのか絵柄が安定しないということ。もしや、キャラの顔もアシスタントが描くようになったのかな。
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たかし
タ●ホームのことだろうなぁ…。ブラック企業のブラックたる所を赤裸々に語りつつも、仕事のやりがいや達成感を得た経験も語っており、単なる暴露本にはなっていない。住宅展示場の来訪者向けお土産ハンターなど、嫌な客の話もあれば、逆に病気で余命わずかな子どものため家を買おうとしたお客さんと、その子のため奮闘した著者の話なんかはホロリとさせられる。それでもなお、このハウスメーカーはブラック企業だろうとは思う。著者は退職し、起業してそれなりにうまくやっているけれど、軍隊のような社風に人生狂わせられた人も多かろうなぁ。
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たかし
少子化と子育て政策は別である、というのは説明されるとその通りだと理解はできるけれど、なんとなく同一視してしまってるのが俺も含めた大衆というものなのだろう。著者も指摘するように少子化というのは複合的な原因によるものなのだし、解決は容易ではないのだろう。婚外子が多いと言われるフランスなんかも、実は結婚による責任を避けて事実婚・同棲カップルしてる間の子が増えてるだけだなど、諸外国の例も面白かった。
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たかし
遺留分にのみ限定した実務書。ローマ法・ゲルマン法時代の遺留分(に似た制度)の紹介から、税務や渉外事案など幅広い。これを欠点とまで言っていいかは別にして、旧制度である遺留分減殺請求についての解説がかなり多い。本書は第三次改訂版なのだが、改訂前の記述を削除するわけでもなく、多少手を入れて残したままにしているのかもしれない。
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たかし
ダーウィン曰く「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る」というのが誤りだというので、興味を持って読んでみた。ダーウィンの進化論よりむしろ、それを受けて発展した優生学、社会ダーウィニズムをメインに解説してる良書だと思う。前述のダーウィン曰くは誤りとは言うけれど、多くの人にそれを正しいと感じさせるところに危険性があるのだろう。紀元前に「劣った人間」の交配を禁じたスパルタの国力が逆に衰退したというのは考えさせられる。倫理的に「優生学が良くない」というのは理解は容易である。では、科学的に
たかし
2024/05/07 18:51

優生学は良くないのか、疑似科学なのか…。このあたりは最近気になってるテーマである。多様性には単なる倫理的な面を超えた価値があるのかないのか、この辺は気になるところである。

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たかし
アトスの最後の見せ場、チャールズ2世編である。ダルタニャンの活躍も痛快で、『二十年後』の際のイギリス遠征とはずいぶん違って明るい印象である。タイトルの『将軍と二つの影』というのは、モンク将軍と、アトス・ダルタニャンの影なんだろうか?
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たかし
修習時代、書記官が「裁判所で使ってる本です」と言ってた実務書。あれから版を重ねて分厚くなってる。相続は司法試験でさほど力を入れない分野だからこそ、折に触れて読み返す必要があるな。
が「ナイス!」と言っています。
たかし
ついに駅伝がスタート。ある意味で、「ずっとただ走っているだけ」なのだが、それでも面白く読ませてくれるのが見事である。色々と回想シーンなども入れてはいるけれど、どうしても学生連合の16人というのは多すぎたのかもしれない。上巻で主役をつとめていた隼斗はアンカーになり、最後にいいところを持って行くけれど、そこまでが長い。と言っても、退屈はしないのだが。本編も良かったけど、後日談も気になる。学生連合のみんなはこれからどういう人生を送るのか、余韻がすごい良い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/07/14(4358日経過)
記録初日
2012/07/14(4358日経過)
読んだ本
842冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
238197ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
842件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
自己紹介

よろしく~。たぶん,漫画ばかり読んでいくと思うよ。
ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/takashirx/

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