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2024年10月の読書メーターまとめ

A.KI.
読んだ本
2
読んだページ
736ページ
感想・レビュー
2
ナイス
42ナイス

2024年10月に読んだ本
2

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

A.KI.
矛と盾、どちらが優っているのか。結末はきれいにまとめた感じ。まさに奇跡的な幕切れ。どちらが優れていて、どちらが劣っているか、そういう単純な問題でもないし、どちらが正しくてどちらが間違っているということもない。関ケ原前夜の、戦国時代の一番盛り上がる部分を舞台にした小説だが、主役は武士ではなく職人。職人たちもまた己の矜持をかけ、命懸けで駆け抜けている。そんな熱い姿が存分に描かれていてよかった。滋賀のお城といえば、今でこそ彦根城が有名だが、大津城についてもいろいろ知ることができた。残っていたら見てみたかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

A.KI.

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1280ページ ナイス数:36ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/2420/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

A.KI.
矛と盾、どちらが優っているのか。結末はきれいにまとめた感じ。まさに奇跡的な幕切れ。どちらが優れていて、どちらが劣っているか、そういう単純な問題でもないし、どちらが正しくてどちらが間違っているということもない。関ケ原前夜の、戦国時代の一番盛り上がる部分を舞台にした小説だが、主役は武士ではなく職人。職人たちもまた己の矜持をかけ、命懸けで駆け抜けている。そんな熱い姿が存分に描かれていてよかった。滋賀のお城といえば、今でこそ彦根城が有名だが、大津城についてもいろいろ知ることができた。残っていたら見てみたかった。
が「ナイス!」と言っています。
A.KI.
「塞王の盾」とはなんのことだろうと思って読み始めたが、戦国時代、各地の城の石垣を築いた職人たちのなかでもトップ集団である「穴太衆」にスポットライトを当てた物語。人を殺す道具である銃が矛であり、城を守ることでそこにいる人を守る石垣が盾。「矛盾」をテーマにした物語でもあり、どちらかが強くなれば、また一方が強くなる。戦争を終わらせるには誰も抗えない「矛」をもって抑止力とするか、そうではないのか…。まさに現代の国際情勢にも通ずる話。上巻を読み終えて早速下巻へ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/05/27(6024日経過)
記録初日
2008/05/01(6050日経過)
読んだ本
974冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
323554ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
771件(投稿率79.2%)
本棚
3棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

小説は基本的に文庫化されたら買って読む。ジャンルはミステリ、SFが多め。2008年5月に読書メーターに登録。それ以降に読んだものを登録してます。それ以前に読んだものについては登録してません。

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