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2024年5月の読書メーターまとめ

きょん
読んだ本
12
読んだページ
2553ページ
感想・レビュー
10
ナイス
101ナイス

2024年5月に読んだ本
12

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • たかし

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きょん
行動力の成瀬あかりの中2から高3までの成長と関わった人々と。ほっこり。2024本屋大賞。でもやっぱりスピノザ推しだなあ
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
10

きょん
頼まれて親戚が社長の小さな製菓会社に就職した茉子。サービス残業、有給の制度など労働基本法違反の慣習がまかり通っているのを知ってつい疑問を口にしてしまう。去年職場が変わって、変なことばっかりと思っているのでつい共感。仕事小説でありながら、それぞれの登場人物の背景人となりも書き込まれていて、行動の背景も知ることができる。100パーセントの悪人はいない。問題があるように思える慣習も即座に変えればいいと言うものではない。分かりやすいストーリーを勝手に想像してはいけない。大丈夫と訊く時は相手の返事をあんまり
きょん
2024/05/26 10:07

信用してはいけない。大丈夫って答える時は本当に大丈夫な時だけにしないと言いけない。茉子が前の職場で見殺しにしてしまったと思っていた元同僚が新しい職場の上司から言われた言葉。

が「ナイス!」と言っています。
きょん
ネタバレ時が経ちルシウスは随分年を取っている。ローマでは、軽薄な浴場が流行り、ルシウスが設計したような昔ながらの浴場は廃れている。さつきは行方不明、二人の間の子どもはすっかり大きくなっている。皇帝からの課題を日本の浴場にスリップしてヒントを得て解決するスタイルは変わらず。続きも楽しみ
が「ナイス!」と言っています。
きょん
鴎外が帝大を卒業し、陸軍に入るまで父の診療所と手伝って市井に生きた時代の話。主な舞台は千住だけど、鴎外の龍岡門の寄宿先が焼けたとか 東大構内、駿河台 順天堂とか出てきて、身近な場所の昔の姿が分かるのは面白い。 日医前身を作った長谷川泰もちょっとだけ出てくる。漱石を読んでも思うけれど、明治の人は良く歩いた。 ゆーったりお話が進むから、お勧めかどうかは好みかと
きょん
流石ネコ科。可愛い瞬間を捉えていてほぼ猫な写真がてんこ盛り。癒される
が「ナイス!」と言っています。
きょん
コミックでケーキの切れない非行少年たちを読み、原作を仮に行ったら貸し出し中だったので、2を借りて来た。本当に支援の必要なのは、そう簡単に頑張ることのできない、支援したくなくなるような人たち。支援者としてやるべきこと、やってはいけない事、いちいち納得。よかれて思っても逆にやる気を殺いでしまう声かけの例など。そうではあるが、実行するとなるとかなり難しい。支援者を支援する仕組みも必要だと痛感した。
が「ナイス!」と言っています。
きょん
行動力の成瀬あかりの中2から高3までの成長と関わった人々と。ほっこり。2024本屋大賞。でもやっぱりスピノザ推しだなあ
が「ナイス!」と言っています。
きょん
学生時代大好きだった世界の神話の類似点などがたっぷり。流石吉田敦彦のお弟子さん。お馴染みのギリシア、日本、北欧、メソポタミア、中国の神話だけでなくオーストラリア、東アジアの神話、伝説など。インドの神話は殆ど知らなくて新鮮だった。現代のナルニア物語、テレビゲームの世界にも言及。楽しく読めた。
が「ナイス!」と言っています。
きょん
紫の結びの著者による源氏物語のエッセイ集。源氏物語に詳しくない人でもついていけるように、巻末に年代順に並べた源氏五十四帖の概要、途中に官位の説明もついている。気軽に読むことができる。5『枕草子』参照の謎 朝顔の 月夜に女童たち雪玉を転がして遊ぶ美しい情景を取り上げている。紫式部がはっきり『枕草子』を連想させる内容は避けたいものではないか、なぜわざわざ枕草子を持ち出したのか不思議がっている。
きょん
2024/05/04 16:28

山本淳子『枕草子のたくらみ』では同じ場面を取り上げ、源氏物語の月夜の情景を読んで、清少納言が283段の美しい月夜の牛車の情景を描いたのではないかと想像をめぐらしていた。清少納言が定子が亡くなってのち、源氏を読みつつ本当に枕草子を書き続けたのかは分からない。が、そういう解釈も素敵だと思う

が「ナイス!」と言っています。
きょん
糖尿病、睡眠時無呼吸症候群。よくある病であってもその治療となると、それぞれの生活に合わせて大変だなあ。
きょん
話の展開と知らない世界を知るのと両方楽しめる三浦しをんの小説。今回は研修所出身の文楽の義太夫の成長物語。有名どころのの文楽作品と健太夫の状況が絡まって進んでいく。登場するのは癖のある人物ばかり。人間国宝の師匠の銀大夫。兄弟子たち。相三味線となる兎一郎。健が義太夫を教えに行っている小学校のミラちゃん。母親の真智。内子の劇場は訪れたことがある。あの場で文楽を見てみたい
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/11(4338日経過)
記録初日
2011/11/11(4612日経過)
読んだ本
910冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
189055ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
166件(投稿率18.2%)
本棚
18棚
性別
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