信用してはいけない。大丈夫って答える時は本当に大丈夫な時だけにしないと言いけない。茉子が前の職場で見殺しにしてしまったと思っていた元同僚が新しい職場の上司から言われた言葉。
山本淳子『枕草子のたくらみ』では同じ場面を取り上げ、源氏物語の月夜の情景を読んで、清少納言が283段の美しい月夜の牛車の情景を描いたのではないかと想像をめぐらしていた。清少納言が定子が亡くなってのち、源氏を読みつつ本当に枕草子を書き続けたのかは分からない。が、そういう解釈も素敵だと思う
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