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2025年11月の読書メーターまとめ

ほんメモ(S.U.)
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほんメモ(S.U.)
続編・最終巻を読む前に、Audibleで再読しました。以前の感想が残っていないのですが、それほど面白かった印象がなかったこの本(すみません)。今回は、面白いと思いました!Audibleだからなのか、続編がある前提だからなのか、どちらもかな。Audibleの方がイメージ湧きやすいタイプの作品かもしれません。覆面作家が誰なのか、種明かしのシーンがこの作品のクライマックスだと思うのですが、前回は「ふーん」という感じだった記憶があり、今回は「確かによく考えたらそうかもだけど意外!」と素直に驚けました。続編楽しみ。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ほんメモ(S.U.)

小川哲さんの新作『火星の女王』を読んでいます。序盤、発見と事件があって、この先どうなるかわくわく。小川さんの想像力の凄さに圧倒されています…!

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2025年11月の感想・レビュー一覧
32

ほんメモ(S.U.)
徹頭徹尾、筋肉を極めた筋トレ小説でした。面白かった〜。まず、登場人物の名前が「U野」「O島」「S子」という斬新さ。そして、石田夏穂さん独特の、キレッキレの文章。何より、題材が筋肉界隈というのが凄く良かったです。私は、小説は見知らぬ場所に自分を連れていってくれる扉だと思っているのですが、今回はまさに「筋トレ」という未知の世界に連れて行ってもらいました。運動苦手民の私は、1mmも主人公に共感できたところはなかったのですが、それでも知らない世界に夢中になれる、本の世界の素晴らしさをまたひとつ知れた気がします。
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ほんメモ(S.U.)
「ドゥリトル先生」と呼ばれるマスターがいるブックカフェ、そこにひょんなことから通い始めた主人公、ということで、ほっこり系のお話なのかなあと思いましたが、ちょっと不穏な空気も…。読者をちょっとだけハラハラさせる仕掛けがズルいなと思いつつ、まんまとハマってあっという間に読了。終わり方が斬新というかなんというか、賛否ありそうだなって思いました。私は、もう少しくっきりした終わり方の方が好きかも…。素敵な洋書がたくさん紹介されていて、どの本も気になりました。本好きなら誰もが憧れるブックカフェの描写が良かったです。
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ほんメモ(S.U.)
現在放送中の人気ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の主人公は典型的な九州男児ですが、この本ではそんな九州の田舎で「男のくせに」と言われて育った男性、時田翼が主人公でした。寺地はるなさんは固定観念にとらわれずに生きたい人々の姿を描く作家さん。この本は、最近の作品よりもその傾向が極端ではなくて、わかりやすかったです。本人目線だけでなくて周囲の人々からの目線も入った連作短編集であり、恋愛小説であったりなかったり、ハッキリしない話ではあるのですが、社会読者を飽きさせない工夫が凝らされていて、楽しく読めました。
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ほんメモ(S.U.)
京都コンサートホール三十周年を記念したエッセイ集。読み終えた今、まんまと「今すぐオーケストラ・コンサートに行きたい」と思っている私がいます。出来れば、建物も素敵そうな京都コンサートホールに行ってみたいですね。有名どころでは、皇族の彬子さま、動物学者の山際壽一さん、指揮者の佐渡裕さん、文芸評論家の三宅香帆さんなどが寄稿されています。この本で初めて読んだ、岡田暁生さんという方の文章がすごく魅力的だったので、てっきり小説家なのかと思ったら、西洋音楽史専門の学者さんで驚きました。ぜひ他の著書も読んでみたいです。
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ほんメモ(S.U.)
オズの魔法使いシリーズ2作目。大人の私が読んでもめちゃくちゃ面白かった〜!ドロシーがカンザスに帰った後のオズの国の物語で、主人公は少年チップと仲間たち。読んでいて楽しい場面が次々と展開していって、ラストは驚きの顛末!鳥肌立ちました。 1904年に出版されたものですが、著者の男女の役割についての考察が表れていて面白かったです→革命で男女の役割が逆転し、男たちが家事や育児でくたくた。なぜ女たちは簡単そうにやってのけていたのか?「おそらく女たちはじょうぶな鉄でできているんでしょう」ウィットを感じるセリフでした。
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ほんメモ(S.U.)
(おそらく)シリーズ最終巻。近著の『問題』も作中作品として登場しました。読者が序盤でアナグラムを看破するであろうことを予想し裏をかいた展開が面白かったです。作者名がメネウスムコとか、絶対アナグラムを疑いますでしょ。1作目ラストでは、実は京子は店長のことを好きなのか??みたいな匂わせがあったけれど、まさかね…でもやはり?と疑う読者も、シリーズを通して騙された感じかな。京子が京子らしい人生を歩んでいけそうでなによりです。店長のキャラが、本当にウザいのか、ウザい奴を装っているだけなのか、結局わからなかったなあ。
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ほんメモ(S.U.)
石田夏穂さん独特の面白さが際立っていて、一気読みでした。主人公は、工事現場で働く"元ディベロッパーの偉い人"。工事現場でのあれこれが詳しく、本当に詳しく描写されていて、緻密な取材を重ねられたのだろうなあと想像しています。文章は少しコミカルで読みやすく、そして何より構成が良いと思いました。ちょっぴりミステリーみがあって、ぐいぐい読ませるリーダビリティーにも優れており、エンターテイメント性もあったと思います。ただ、"現場の方の矜持"以外に、もう少しメッセージ性があると良かったかも。ぜひ長編も書いて欲しいです。
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ほんメモ(S.U.)
こどもの頃から大好きだった『オズの魔法使い』がシリーズものの第1作だったとは。先日読んだ小説に出てきてたまたま知ったので、シリーズ通して読みたい!と思って読み始めました。完訳は初めて読んだのですが、かかし・ブリキのきこり・ライオンがそれぞれの居場所を見つけるくだりなどは、過去に読んできた『オズ〜』には詳しく描かれていなくて、そこが省略されていないバージョンが読めて良かったです。こどもたちには児童文学から「全肯定されることの素晴らしさ」を味わって欲しいと思っているので、実は結構大切なところだなと思いました。
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ほんメモ(S.U.)
慢性的な鉄不足を少しでも解消すべくAmazonで南部鉄器を購入してみたら、おすすめにあがってきたこちらの本。読んでみると、ん?…対談スタイルで読みやすいけど、タイトルから思っていた内容と違うような。著者プロフィールを見てみると、まず『野中センセ』は医師でも栄養学の専門家でもなく京大の工学研究科教員。他の方々は、チャネリングフォトグラファー、作家兼コンサルタント、サイキックカウンセラー、古代食研究家という面々で、栄養学的に信頼できるメンバーではないかなと思いました。とりあえず南部鉄器でお茶ライフ楽しみます。
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ほんメモ(S.U.)
6編の恋愛小説集でした。とても読みやすかったです。恋愛、とひとくくりにまとめてもたくさんのバリエーションがあって、組み合わせの多様さだったり、思い方(片思いや両思い)の多様さや、その思いの変化の多様さだったり、ふたつとして似たようなお話はなく、読者を飽きさせることがない一冊だなと思いました。一番面白かったのは、脚の綺麗な女の人に恋心を抱く男性の話『パスピエ』。男性が女性の脚に注目する様子は、村上春樹さんの作品に出てきそうな感じだなと思いつつ読んでいたらまさかの展開、意外過ぎて思わず笑っちゃう結末でした。
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ほんメモ(S.U.)
1作目から続けてAudibleで聴きました。今作は、作中の作品とリンクした構成がお見事!の1冊でした。前作からスタッフが増えて、作家も増えて、お客様も増えて、パワーアップした感じ。私も書店で働いてみたいなと思ってしまいました。ただ、店長のキャラクターというか本性が未だにイマイチ掴めません。それどころか、主人公の京子のキャラクターもだんだん変化しているような…気のせいですか?今回は終わり方が完全に次巻へ続く!という感じでした。次が最終巻、どんな作家や小説が登場するか、そしてどのように終わるのか、楽しみです。
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ほんメモ(S.U.)
寺地はるなさんの小説の主人公たちは、世の中に対して違和感を持っている、いわゆる繊細さんであることが多いのですが、私は彼らから見た「世の中」側の人であることを自覚しています。彼らには友達になってもらえないのだろうな、と少し悲しい気分で本を読んでいますが、参考にはなりまくります。今回もそんな彼らのお話でした。話の展開が気になってあっという間に読了。一番テンションが上がったのは、以前読んだ作品の舞台である遊園地「ほたるいしマジカルランド」が登場した場面でした。内容と関係ないですが、カバーは外した方が可愛いです。
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ほんメモ(S.U.)
続編・最終巻を読む前に、Audibleで再読しました。以前の感想が残っていないのですが、それほど面白かった印象がなかったこの本(すみません)。今回は、面白いと思いました!Audibleだからなのか、続編がある前提だからなのか、どちらもかな。Audibleの方がイメージ湧きやすいタイプの作品かもしれません。覆面作家が誰なのか、種明かしのシーンがこの作品のクライマックスだと思うのですが、前回は「ふーん」という感じだった記憶があり、今回は「確かによく考えたらそうかもだけど意外!」と素直に驚けました。続編楽しみ。
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ほんメモ(S.U.)
溶接工という、文芸書の読者たちにはおよそ想像もつかない世界に、小説を通して連れて行ってもらいました。しかし職人のプライドは、なんとなく他の職業でも共通した思いのような気もします。石田夏穂さんの作品にハマって何冊か立て続けに読んでいますが、この本は今まで読んだ小説とは少々毛色が違う感じ。溶接という題材の奇抜さが際立っていますが、メッセージ性や文体の独特さ話の面白さなどは他の作品の方が高かったかなあ、というのが正直な感想です。いかにも芥川賞候補作という感じ。この小説が石田さんとの出会いじゃなくて良かったかも。
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ほんメモ(S.U.)
『そして私は一人になった』『結婚願望』ときてこの『再婚生活』、タイトルで人生のどの段階にいるかわかりやすい山本文緒さんのエッセイ。でもこの本は『再婚生活』というよりも『闘病生活』の方が正しい気がするぐらい、鬱病と闘っている姿が具に記されています。山本さんオリジナルの単位『ダルサ』というのがあるのですが、特に何の説明もないけど『今日は100ダルサ』という感じで使われていて、毎日辛そうで読んでいて苦しかったです。心身の健康って当たり前じゃないんですよね。「王子」と呼ばれる夫様の優しさが伝わってくる一冊でした。
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ほんメモ(S.U.)
面白かった〜。西暦2125年、人類の火星への移住開始から40年という設定で、スピラミンなる謎の物質(地球外生命体??)の発見から物語が始まり、小川哲さんのSFの世界に浸れた読書時間でした。設定が特殊な分、物語の構成は複雑ではなく、2つの事件がどのように繋がっていくのか、読み進めるのが楽しみでした。火星での酸素生成方法とか、地球と火星の重力の差がどのように扱われているのかとか、本当っぽい感じで興味深かったです。終わり方が綺麗すぎたというのと、地球と火星があまりにも日本過ぎたというのが、少々違和感ありでした。
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ほんメモ(S.U.)
勝間さんのライフハック的な本は、いつも新たな情報をくれるし、時には目からウロコも落ちたりするし、考え方が独特なので面白く、頻繁にチェックしています。今回は既刊本に書かれていた事が多かった印象でした。ただ、一流のホテルは空気を正しく管理している、各家庭でもそれを真似るべし!というアイディアは新たなものだったように思いますし、やっている人は少ないのではないかなと思いました。あとはVRでゲームがおすすめだそうで、それは以前読んだ本にもありましたが、宅トレ代わりになるそうなので、改めてやってみたいなと思いました。
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ほんメモ(S.U.)
節税したいのなら、サラリーマンも自分の事業を法人化してマイクロ法人となれば良いよ、という内容の一冊でした。16年前に出版された本を2025年版として焼き直したもの。本文にも書かれているけれど、節税と脱税は時にその境界線が曖昧になっているものなので、そこには注意が必要なのかなとは思いました。自営業の方の金銭感覚と会社員のそれは根本的に異なるものを感じていたけれど、やはり自分でハンドルできる範疇が圧倒的に違うのだから、そりゃそうだよねと思いました。使ってなんぼの世界。サザエさんの例え話がわかりやすかったです。
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ほんメモ(S.U.)
児童書とは知らずに一般文芸かなと思って購入してしまいましたが、赤い表紙に挿絵が素敵な美しい本ですし、せっかくなので読んでみました。ホテルの屋根裏に住む主人公の女の子のもとに、不思議な伯爵夫人が登場して、物語を語り始める---そんなお話で、絵本を卒業した低学年ぐらいのお子様から、大人も楽しめる内容だと思いました。すべてのこどもは大人に全肯定される価値がある、そんなメッセージが込められていると思います。アメリカの作家さんの作品ですが、紅茶、香水、イタリア語のメッセージなどが登場して欧州の雰囲気が味わえました。
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ほんメモ(S.U.)
最近ハマっている石田夏穂さんの過去作品です。どんどん読んでいます。本書は、表題作『ケチる貴方』と『その周囲、五十八センチ』の2篇。両方とも有名な文学賞の候補となったり受賞したりしているみたいですが、そりゃそうよね納得といった感じの面白さでした。特に『ケチる貴方』が好きだったな〜。なになに?と思わされるタイトルも良かったし、話を展開していくスピード感、仕組みが明らかになっていくパズルのような謎解き感、そして語り口も最高でした。人体へのフォーカスの仕方が独特で本当に面白い。ダイエット中におすすめの一冊です。
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ほんメモ(S.U.)
モノの歴史を学ぶ事で、現代の世界を知る事が出来るというコンセプトの元、砂糖の歴史を紐解いた一冊。紅茶の歴史は学んだ事があるので、知っていることも多くありましたが面白かったです。砂糖の原料は南国でしか育たないサトウキビですが、原産地から遥か遠い英国で紅茶と出会って、時にはステータスシンボルとして、時にはパワーの源として親しまれる存在になったそうです。イギリス人が太っているイメージはなかったのですが、調べてみると60%以上がBMI25以上のオーバーウェイトらしい。絶対砂糖たっぷりホワイトティーのせいですよね。
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ほんメモ(S.U.)
とある図書館員さんによる図書館愛にあふれるエッセイでした。私自身も図書館は大好きなので、よく足を運んでいます。図書館で出会う本と書店で出会う本は、不思議と印象が異なることが多くて、書店でスルーしていた作品も図書館で見るとなんだか借りたくなったりするんですよね。この本は図書館員さんたちのお仕事ぶりがよくわかる内容になっていて、書かれた方の真面目な性格が滲み出ている感じでした。内容と関係ありませんが、文体、雰囲気、彬子女王の文体に激似だと思います。彬子さまが図書館カウンターにいらっしゃったらビックリですが…。
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ほんメモ(S.U.)
今年は朝井リョウさんのエッセイを何冊か読んだのですが(めちゃくちゃ笑えた)、そういえば映画化で話題になったデビュー作は読んだ事がなかったかもと思ってAudibleで聴いてみました。最近の作品(正欲、生殖記)に比べて随分フレッシュな雰囲気で、ザ・青春という感じで逆に新鮮でした。個人的には初期作品と近年作品の中間ぐらいの作風だと読みやすい気もしています。いつか桐島が出てくるのだと思っていましたが、全然出てこなくて最後の章でようやく主人公が前田である事に気づいた鈍感読者です。映画の神木隆之介さんも前田役らしい。
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ほんメモ(S.U.)
大前研一さんの著書は読みやすいので、好んで手に取っています。こちらのシリーズは毎年夏に刊行されているとのこと。毎年年末に刊行されているシリーズもあるし、その他の本も出されていますよね?!お元気そうで何よりです。トランプ大統領が復活したことで世界に与えるであろう影響、日本はこれからどうすべきか(目指せ観光大国、20世紀型の教育をなんとかしよう)というのが主な内容でした。既刊本で読んだ事がある内容も多かったけど、少しずつ2025年版にアップデートされているし、具体例や図表・写真が多くて頭に入りやすかったです。
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ほんメモ(S.U.)
『採用活動とは、単なる詐欺行為だ。』--こんな一文が出てきちゃって、もう面白すぎる。先日読んだ『冷ややかな悪魔』は初めて読んだ石田夏穂さんの作品でしたが、ものすごく面白かったので、早速2冊目をと思って手に取ったのが本作でした。新卒採用活動を主な業務とする人事部のお仕事小説なのですが、主人公が奇想天外な発想で採用活動を進めていく様に夢中になってしまいました。『ご縁』の本質とは何か、というテーマに切り込んでいます。クセになる文体だけど不思議と読みやすく、ときどき毒づく感じもなんだか好きです。新作も楽しみです。
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ほんメモ(S.U.)
面白がってはいけないのでしょうが、高学歴難民の方々のそれぞれのエピソードがまるで小説のようで、ものすごく面白かったです。高学歴難民生活を乗り越えて、今は幸せですという人もいれば、鬱状態になったり未来に絶望したりして悲しいことに自ら命を絶ってしまった人も…。この本からの学びは、学習意欲が高い人が必ずしも勤労意欲が高いわけではないのだということ。そして、中年高学歴男性の方々のプライドは山より高いということ。元受刑者よりも就職が困難とは。難民状態になってしまったら、まずはプライドを脱ぎ捨てても生きていて欲しい。
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ほんメモ(S.U.)
読み終えてすぐに「ん…?終わり?」ってなったので、早速考察サイトを探して読んでみました。なるほどなるほど!そういうことね。セミ怖〜。今が夏じゃなくて良かったです。背筋さんの作品は、基本的に考察まで読まないと理解出来ない私は、読解力がないのか、ホラー適性がないのか、もしかするとどちらもかもしれないです。でも解説されたら面白いとは思えます。初見で意味がわからない私に言われたくないかもしれないけど、アンケートで種明かしするのは面白いアイディアだなと思いました。そしてタイトルを見てスッキリするところまでがセット。
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ほんメモ(S.U.)
めちゃくちゃ面白かった〜。体脂肪率が多いと海外赴任出来ない、というツカミの展開がまず面白いし、後半の既婚者ごっこもある意味スリルがあってすごく面白かったです。ラストも綺麗に終わっていました。多少物足りなさも感じましたが、100分で読めるシリーズみたいなので仕方ないのかな。ぜひ続編としてサンフランシスコ編も書いてみて欲しいです。初読み作家さんでしたが、他の作品も読んでみたいなと思いました。同じシリーズで金原ひとみさんの『マザーアウトロウ』も以前読みましたが、そちらも良かったので、100分読書オススメかも。
が「ナイス!」と言っています。
ほんメモ(S.U.)
すごいタイトル。Audible先行配信なのかな?林真理子さんのエッセイはいつも面白いので聴いてみました。タイトル通り70代に突入された林さんの「老い」をテーマにしたエッセイでした。いつものエッセイでも書かれているようなこと半分、老いの話半分といった感じで、全体的に面白かったです。人は誰しも老いるし、最終的にはその生涯を閉じる時が来るのはわかっているけれど、そこへ向かう道は人それぞれ。林さんは100歳ぐらいまでお元気でいるような気がしますが。70代ではないのですが、参考にしたりしなかったりしたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
ほんメモ(S.U.)
#皮膚の変態 大野真理子さまの人生哲学本でした。先日読んだ『悩みに「効く」コスメ』は完全なる美容本でしたので、また違う内容で面白かったです。恋愛も営業活動に例えるあたりがザ・経営者という感じ。美容にしても恋愛にしても、すべての事を「なんとなく」やらずに、きちんと目的を持って戦略を立てて実行していく姿勢なんかも、完全にお仕事の姿勢ですよね。しかしお仕事モードだけでなく、やっぱり#皮膚の変態なところが面白く、お気に入りスキンケアコスメを彼氏に例えて紹介するコーナーは、完全なる変態ぶりを発揮していて最高でした。
が「ナイス!」と言っています。
ほんメモ(S.U.)
向田邦子さんの作品はあまり読んだことがなかったのですが、黒柳徹子さんの人生を描いたドラマ(たしかトットチャンネル)で、向田さんが人生を「禍福は糾える縄の如し」と語った人物であったことが印象に残っています。この小説もそんな禍福の繰り返しである人生模様が描かれていると思いました。と同時に、心の奥底にある欲望や猜疑心など、向田さんは人の本性を浮かび上がらせる天才だなと感じました。エンターテイメント性の高い作品に贈られる直木賞に相応しい作品かな?と最初は思いましたが、人の心の中身はある意味究極のエンタメですよね。
が「ナイス!」と言っています。
ほんメモ(S.U.)
少し前の出版本なので情報が多少古いかなと思ったのですが、その点を差し引いてもめちゃくちゃ参考になる良本でした。大野真理子さんの美容に対する考え方、美についての考え方、人生についての考え方までもが詳しく書いてあって、目から鱗が落ちまくり。しみ、たるみ、毛穴などなど、それぞれの悩みにここまで深くコミットして対策を考え、自分自身が実験台になっている人はなかなかいないのではないでしょうか。ただ単に詳しいだけじゃない、考え方や方針から練り上げる。頭の良い人だなと思いました。早速今日から毎日全身に日焼け止め塗ります。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/29(4851日経過)
記録初日
2015/05/19(3858日経過)
読んだ本
1619冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
504164ページ(1日平均130ページ)
感想・レビュー
1043件(投稿率64.4%)
本棚
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自己紹介

文芸書を中心に、ミステリー、ファンタジー、ノンフィクション、ビジネス書などなど、ジャンルを問わず読書しています。
特に好きなジャンルは、社会派ミステリーです。

◇好きな作家◇
辻村深月さん
太田愛さん
東野圭吾さん
◇好きなノンフィクションライター◇
石井光太さん

直木賞と本屋大賞を勝手に予想するのが趣味です😃

note
https://note.com/happy_bee503

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