今の描かれ方をしている李斯による韓非子の殺害をどう描くかと思ったがこう来たか。李斯が壊れていく端緒も描き、なるほど。しかし、これは軍師殿死亡フラグか？名のある人たちはいつまで活躍したかは判ってるからなぁ。

九州制圧戦　龍造寺との決戦。覚悟して臨んで本懐を遂げられなかった隠居の無念。それに付き合った家臣団。四天王の登用についてちゃんと6人しれっと名を挙げているあたり(笑) 大友家　宗麟は徹頭徹尾良いところなく終わった。内面描写でも肥前の熊との差よ。 毛利家は関係構築、意識などを深く描きこまれたが輝元がこの後どう持ち返すのか期待。 万千代の不穏は解消されるのか。相国はともかく息子たちはさくっと死者でそうでなぁ。

仮想の歴史を経て周囲の国家の金の動き、国家の動きへの考察。大きな場面はなくも面白かった。銀の収支、なるほどなと。 滅びゆく大友、最期の徒花を望む龍造寺、鍋島との熊の飲みの場面はこの巻のハイライト。宗麟は何か良い場面を貰えるのだろうか。

話は進まない。開幕に貴族の護衛の話があったけれど結局それが始まることがなく終わる。 食材ダンジョンで果物と牛乳を確保、デザートが作れるようになったよ。で、ほぼ話は以上な感じ。冒険者ギルドがしっかりと役に立ってくれていると言うところはアピールポイントだろうか。

今の描かれ方をしている李斯による韓非子の殺害をどう描くかと思ったがこう来たか。李斯が壊れていく端緒も描き、なるほど。しかし、これは軍師殿死亡フラグか？名のある人たちはいつまで活躍したかは判ってるからなぁ。