本書は、戊辰戦争で功績をあげた士族たちが身分制廃止により職を失いそのエネルギーをかけて自由民権運動の獅子となるか内憂外患の突破口で日清日露と突き進むかの端境期だったこと。しかしながら、このような激変器には、経済的中間層が流動的になり、その社会への不満、矛盾が社会運動の盛り上りを示すと指摘するのはエリック・ホファーだったが正に自由民権運動もその指摘と当てはまるだろう。
思想・文学・労働運動、社会科学全般、自然科学主に科学技術史などなどなんでもござれ。
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