元ホステスの菖蒲が夫の赴任先コロナ真っ只中の北京に渡る。狂暴な愛犬ペイペイを連れて。昔、上海に住んでいたり中国を旅行したので、大量の皿が並ぶ中国のレストランや下町の風景、鳥、蛇、カエルなど食材の死体との距離感が懐かしい。超ポジティブでパワフルに遊び回る菖蒲と対照的な夫のキャラクターに悲哀を感じる。（ここに村上ファンドが出てくるとはｗ）「不辣（辛くない）」と「差不多（大差ない）」はよく使った中国語（笑）菖蒲の洞察力の鋭さと我が道を行く逞しさは個人的には好感が持てる。精神勝利法の「阿Ｑ正伝」を読みたくなった。

元ホステスの菖蒲が夫の赴任先コロナ真っ只中の北京に渡る。狂暴な愛犬ペイペイを連れて。昔、上海に住んでいたり中国を旅行したので、大量の皿が並ぶ中国のレストランや下町の風景、鳥、蛇、カエルなど食材の死体との距離感が懐かしい。超ポジティブでパワフルに遊び回る菖蒲と対照的な夫のキャラクターに悲哀を感じる。（ここに村上ファンドが出てくるとはｗ）「不辣（辛くない）」と「差不多（大差ない）」はよく使った中国語（笑）菖蒲の洞察力の鋭さと我が道を行く逞しさは個人的には好感が持てる。精神勝利法の「阿Ｑ正伝」を読みたくなった。

６０代の著者が８０代の両親の終の棲家（＝新築マンション）への引っ越しを手掛ける。自分も年を取ってからは街中のマンションに引っ越したいと考えているのでとても参考になりました。それよりも旧居である海の見える御殿の実家売却や遺言書作成、介護問題の煩雑さにめげそう。地元の頼れる業者さんとの出会いがいかに重要か。あと１０年早かったらもっとスムーズに物事が運びそうなのに、７０代の親っていうのはまだ現役感あるからなぁ。まさにウチがそんな感じ。最後の方の旧居と新居の写真が興味深くてワクワクする。