面白かった。チベットへの旅は河口慧海の本でも読んだが、今作の旅もとても興味深い話だった。著者自身の旅ではなく、西川氏の旅の話を紡ぐという形はなかなか面白い。このような旅に憧れるが、若いときしかできないだろうと思う。西川一三氏の本を実際に読んでみたい。

「犯罪」が面白かったので、2作目。面白いけど、動機だったり、登場人物との関係性だったりがいまいちわからない。表紙も含めての物語のようだが、何回か読まないと真意はわからないと思った。

良質なおつまみのような短編集。しっぽり酒を飲みながら読むにはとてもいいお供な本。ゆったりと旅に出たくなる本だった。

タイトルの白昼夢の森の少女が好きかな。銀の船とかもいいけど。恒川光太郎らしい短編集。良かったです。

面白かった。チベットへの旅は河口慧海の本でも読んだが、今作の旅もとても興味深い話だった。著者自身の旅ではなく、西川氏の旅の話を紡ぐという形はなかなか面白い。このような旅に憧れるが、若いときしかできないだろうと思う。西川一三氏の本を実際に読んでみたい。

鈴木商店という名前を知らなかった。神戸製鋼や帝人の親会社って、かなりの財閥。この名前が消えていった背景は、なかなか興味深い。その後も鈴木家は存続しているのだろうが、直吉たちが頑張っただけなので、直系は絶えてそう。ここまで派手な興隆があった組織も珍しい。