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2024年6月の読書メーターまとめ

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読んだ本
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感想・レビュー
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ナイス
56ナイス

2024年6月に読んだ本
15

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • kuroma831

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sa10b52
様々な視点を与えてくれる良書。データに則って客観的に物を見るのが重要。コロナ禍前の執筆で、その災害のなかにあって私たちは様々な試練に直面したわけだけど、ファクトフルな判断を下してきていただろうか。自身のそうした視点を養うことも課題だけど、色んな人がこういった視点をもつことで社会はもっと健全で建設的なものになっていくんじゃないだろうか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
15

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本旨は上巻と変わらず。本巻は好循環・悪循環の別、収奪的な国家がどう包括的な国家に転換するかという話がメイン。中国が独裁的でありながら長年急速に成長してきたことをどう説明するのか興味があったが、きちんと述べられていた。全て首肯するものではないが直近では減速気味であることを考えると筆者の考えるところは正しいのかも。今後イノベーティブな物が彼の国から出てくるかで計られる気がする。日本は幸運にして成功した国家として説明されるが、民主的な体制が維持されていくかが気がかり。主権者である我々の肩に懸かっている。
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今度訪れるスペインの歴史の導入として。イスラム世界との接点の一つであったこと、大航海時代を形作った国としての立ち位置が独特。あとは欧州世界にありがちな宗教と王室の血縁関係、さらにはナポレオンの時代のゴタゴタに翻弄される歴史と行ったところ?複雑な歴史なので一言では語れないし、一度では人物なり出来事は覚えきれないが…。凄惨な内戦は案外近頃まで政治的な分断を生んでいたようだし、まだ分離的な地域・人々は未解決なので中央政府の苦慮は絶えないようである。ある意味半島国家的な性格とも取れるのかなあ。
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やはり最大の民主主義国家として本邦もインドとの結びつきを強めていこうという機運が経済や国防面から高まっているとは思うが、当のインドはモディ首相のもとで権威主義的傾向を高めているというのは知らなかった。メディア戦略・言論封殺・(改ざんとは言わないが)データ曲解・ヒンドゥー至上主義的政策と彼の国の民主主義は後退しているようである。外交手腕に自信のある強いリーダーを標榜する人には注意が必要…と、ここまで書いたところで、なんかこれ既視感ある気が…。本邦がこう陥らぬために、抑制と均衡+メディアの役割が重要。
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単純に面白い。政治・経済・地理・地政学みたいな分野で固く語られがちなイランだが、市井の人々の考えや行動というのはこうも国家とは重ねて見られないものなのだなと。私の知っているイラン人は奥さんを人目に付く場所にするのも嫌そうなので例外的だったのだろうか。政教一致がかえってイスラム疲れを招いているという視点は新しい。なんとも親しみを覚えられそうな国民である。
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インデックスファンドを早く始めましょうということ。幸せであることが大前提だというのは同意。カナダ人がどうとかは、まあ…。
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人工知能の時代、これまでの広範にものごとを知っているという意味での教養では立ち行かない。そうしたものをむしろ武器に統合しデザインしていくのがこれからの教養。知識一辺倒ではない時代だからこそ、自己を見つめ、他を思いやる精神性が価値を増す。
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単純明快なメッセージでありながら、データに立脚しているので納得感あり。日本でよくある一攫千金的な本ではないのがうれしい。早く投資を始めよう、(タイトル通り)とにかく買い続けようということ。そしてなによりも、お金はあくまで手段で、人生を楽しく生きようということ。
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ハウツー本というよりはこれまでの言語学・心理学の研究を通じてわかった学術的な考察。外国語学習にはインプットが大事。今趣味的に語学に取り組んでいるが、やはり若い頃のようにスッと覚えていくのは難しくなっている。英語でアウトプット重視でやってきてそれなりに上達を感じたのだけど、やはりインプット(というか基礎固め)が必要なのかも。
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様々な視点を与えてくれる良書。データに則って客観的に物を見るのが重要。コロナ禍前の執筆で、その災害のなかにあって私たちは様々な試練に直面したわけだけど、ファクトフルな判断を下してきていただろうか。自身のそうした視点を養うことも課題だけど、色んな人がこういった視点をもつことで社会はもっと健全で建設的なものになっていくんじゃないだろうか。
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モンゴル帝国の歴史と功罪について。概して残虐な印象を持たれ日本の歴史でも元寇として大きなインパクトを残した帝国は、イメージ通りの残虐な部分もありながら、先進的で寛容なところもあるのだとわかった。たとえば今日でいう信教の自由や女性の社会・政治への参加など。また経済システムやテクノロジーの点でも受容と発展を推し進めた。東西の人的・技術的交流を進めヨーロッパの躍進の礎ともなったのだと気付かされる。戦争ではほぼ無敵に見える帝国だが、チンギス・ハーン亡き後はお家騒動に振り回されっぱなしなのがなんとも。
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周りの頭の回転が早い人とか、明快な理解を持っている人ってこういうものの見方をしているのかもしれない。内容自体は難しくないが、日々訓練していなかないとそういうセンスは身につかない。少しずつ取り入れてみたい。
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ソ連が崩壊して社会主義の計画経済から市場経済になるというのは、断絶の幅という意味で日本が江戸から明治に移り変わる以上のインパクトなんじゃないだろうか。なにも意識することなく普段はお金を使うが、一国の経済システムを作り直すというのはこうも大掛かりな仕事なのだなと。随所でウクライナ人の対露観が垣間見られ、今日の事情を考察するうえでも参考になった。
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ルポ的エッセイとはいえ、通して読んでもテーマがよく見えず読むのに辛く、読後感もなんとも。ロシア人にも個性的な人がたくさんいますねといったところ。お腹壊してトイレに駆け込むときの、極めて洗練された動きは実感を伴って共感したそれくらい。あとはソロヴェツキー島は知らなかったので興味を持った。
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sa10b52
いつも感想を見てくれてありがとうございます!ココだけの話この本は大変参考になります!他のすべての自己啓発やスキルに関する本が役立たずに感じられるくらい、この本は使えるテクでいっぱいです。残りの人生を少しでも無駄にしたくなかったら買いましょう。読んでて早く次のページが読みたくなるくらい、手がワナワナしました!おすすめです!(こんな感じですか?)
ブラック
2024/06/27 22:18

ナイスです‼︎

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sa10b52
インド経済が長年離陸できずに来た理由。ITを追い風にしようとしてきていること。安全保障での位置づけ(それはバランサー的な印象)やインフラ面での発展の方針など、総覧的にテーマを網羅していてインドという国が多少よく見えてきた気分。でもカースト制が今後どうなっていくのかは少しわからなかった。あとは気候変動とかも課題になりそうな気がしている。インド亜大陸と言われるくらい、地方差もあるこの国で強いリーダーが求められたのがモディ台頭の要因のようである。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/30(4319日経過)
記録初日
2012/09/30(4319日経過)
読んだ本
276冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
89289ページ(1日平均20ページ)
感想・レビュー
221件(投稿率80.1%)
本棚
0棚
性別

参加コミュニティ1

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