読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

sa10b52
読んだ本
13
読んだページ
3504ページ
感想・レビュー
13
ナイス
21ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • WATA

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sa10b52
レヴィ・ストロークに興味を持って手にした本。きっと氏が研究していた時代は日本の経済的プレゼンスが今より高くて、イデオロギー対立全盛期の新たな極として価値があったのかなと思う。全て理解するのは難しいが、これだけ日本に造詣が深いのは素直に感心。日本が神話を歴史として連続的に構築したと言う説は他所でも目にしたが、やはり西洋人や他の文明の出身だとそう思うのだろうか。当時から(もっと言えば大昔から)今日まで職人的な部分は変わらずの点と、縄文好きとして縄文文明を評価している点がなんだか自分のことではないがうれしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
13

sa10b52
マルチタスクは苦手に思っているので背中を押された気分。そもそも脳科学的になのかマルチタスクなどと言うものはなく、タスクスイッチングしているだけと言うこと。自信を持ってシリアルにやっていこう。以上は主に仕事での考え方だけど、日常生活においても食べてる時にスマホを見ない、人と話している時に別のことを考えないなんかも重要。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
モンゴルの歴史も二つの共産国に振り回されたものだが、モンゴル人としてのアイデンティティを持ちながら中華人民共和国に取り込まれた内モンゴルはさらに悲惨。共産党がこの歴史を正しく評価し残すことはないだろうから、記録し語り継ぐのにこの本の意義があるのだろう。一人の独裁者とそのイデオロギーによって土地と生活・家族が追われ、人口的・文化的に虐殺される苦しみは想像以上だろう。口にしなければ罪じゃないのが思想の自由だと言うが、言葉に示さずとも勝手に考えを拡大解釈され拷問にかけられるなど、魔女裁判もいいところだ。
sa10b52
レヴィ・ストロークに興味を持って手にした本。きっと氏が研究していた時代は日本の経済的プレゼンスが今より高くて、イデオロギー対立全盛期の新たな極として価値があったのかなと思う。全て理解するのは難しいが、これだけ日本に造詣が深いのは素直に感心。日本が神話を歴史として連続的に構築したと言う説は他所でも目にしたが、やはり西洋人や他の文明の出身だとそう思うのだろうか。当時から(もっと言えば大昔から)今日まで職人的な部分は変わらずの点と、縄文好きとして縄文文明を評価している点がなんだか自分のことではないがうれしい。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
良い文章を書くための心構えAtoZ。こそあど言葉の適当な使い方や、修飾語のかかり方の考察など。普段文章作成するとわかりにくいと評される自分には耳の痛い話。物書きではないが少しずつ上達していきたいものである。
sa10b52
勢いがすごい。人生に必要なすべての見方が詰まった感。健康・お金・生活・仕事・人間関係。無駄を省くとか、会社に頼りっきりにならないとか、自身のものに近い考えが示されていて共感するところなのだけど、どう実践していくかが自分には課題。きっとまた立ち返るために読むことになると思う。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
アサーティブな自己への語りかけで見方を変える。あとはひたすら行動あるのみ。この心がけと実践、身につけたい。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
この手の本は関連性の乏しい事象を羅列するだけになりがちだと思ったのだけど、時間的・空間的繋がりが説明されて書かれていて勉強になった。持っている知識など高校の世界史くらいのものかつ、それも遥か彼方の記憶なので、道を切り口に楽しく読めた。ときにどのへんが道かは明確ではないものもあるけどそれはよしとしてよいでしょう。
sa10b52
SNSでは少数の声が増幅される。そして中にいるとアルゴリズムによって手元に出てくる情報は自分の考えに合うよう最適化され、エコーチェンバーによって外がわからなくなる。ネットの情報は従来のメディア以上に真贋を見極める必要がある。とはいえ先の兵庫県知事選は(その結果の是非はおいておいて)ソーシャルメディア対オールドメディアの感があって、後者の平等性に少なからず疑問が出された形に思う。少しずつ変わりつつSNS優勢に変わりつつある感じもするが、結局ファクトチェックを個々人でするかが媒体を問わず重要。
sa10b52
自分がモンゴルに行って感じたのは親切でいい人ばかりってことだったのだけど、筆者のような経験をしたらそれはもっと深いモンゴル人の気質に触れられるのだろうな。不親切ということではなくて、過酷な環境に揉まれたたくましさと、彼らなりの合理的な価値観がある。これだけ深く詳細に彼らの生活環を調べ、彼の生活・世界観・経済性を調査した本は貴重。
sa10b52
筆致もさることながら内容も楽しめた。言葉は不適切かもしれないが古代に輸入した漢字はさながら禁断の果実で、日本語は原罪でも負って発展してきたかのよう。輸入品を節操なくも役割に合わせて作り替えてはそれなりに使いこなしたり、明治期や戦後期に漢字廃止に振り切る極端さはある意味日本人らしい感じもするのだけど。日本語固有の特徴はオノマトペの多さや3種の文字の使用の他いくつかあるだろうが、書きがベースになるという指摘は目から鱗。同じく漢字を受け入れたが実際に廃止したお隣韓国や遠くベトナムなんかはどういう状況なんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
漢民族の定義も夷狄の定義も時代とともに変わっていく。中華思想も非漢民族の治世で強く発現していた。こういった指摘はあまり教科書にはないと思うので面白く感じた。他書でも中国の歴史を読むと感じるけど、飢饉・宗教・外征・お家騒動なんかが大体下り坂の契機というワンパターン。人口減少もかなりダイナミックなのが彼の大陸の歴史なのだなと。
が「ナイス!」と言っています。
sa10b52
鳥葬が恐ろしい。自然に還るという意味ではなんともロマンだが、死体を切り刻む仕事があるだなんて。そういう文化のある場所が存在すると言うだけのことで批判するつもりはないけれど、想像できない感じ。でもそういう自分の思う常識がどんどんひっくり返されるのが異国を旅する効用だと思う。ネパール・チベットのようなかなりの異文化地帯をルポした本書はそれを追体験するような感覚が味わえた。
sa10b52
私には難しく感じられたが、入植者たちが新大陸を彼らの宗教の中に位置付ける姿が歴史の教科書とかではわからないので興味深く感じられた

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/30(4468日経過)
記録初日
2012/09/30(4468日経過)
読んだ本
339冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
106172ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
306件(投稿率90.3%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

最近読書の面白さに気づきました。ジャンルを問わず読んでいるつもりですが、推理だけあまり…。流行りを追うというよりはその時興味があることに関する本や、人がオススメして面白そうな本を手に取ってます。知識欲を満たすのにサクサク読んでいくのが楽しみ方のスタイルなので、あまり味わって読むタイプではないかもしれません。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう