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2024年9月の読書メーターまとめ

ゆっち
読んだ本
7
読んだページ
1868ページ
感想・レビュー
7
ナイス
48ナイス

2024年9月に読んだ本
7

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆっち
月曜定休のマーブルカフェから始まる連作集。 東京から京都まで、全く違う境遇の主人公たちだけど、どこかでみんな確かに繋がっている。 光都のおばあちゃんの不器用な愛と、たぶんアツコさんが言った「縁は脆弱」という言葉がずんと心に残った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
7

ゆっち
50代も悪くないな、とアラフォーに思わせてくれるお話でした。2人が団地に至った(戻った)背景、何かありそうな2人のメンタル、空ちゃんについて、など諸々が詳しく描かれないけど、その分、ただただ今生きている2人にぐっとピントが合い続けているように感じます。通り過ぎた過去を必要以上に見つめすぎないこと、でも、浅野くんのように細くても大事なつながりは切らないこと、これからの私のために、心に留めておきたいことがたくさんありました。
が「ナイス!」と言っています。
ゆっち
御嶽山の噴火時、頂上から少し離れた場所にまさにいた山岳ガイドの方の迫真のレポと教訓。 生死を分けたのは運、ということをある程度肯定しつつも、そこに逃げず真っ向から向き合った著者の使命感がうかがえる内容でした。 自然の恐ろしさ、人にはどうすることもできない強大さを思い知るのと同時に、抗いがたい山の魅力も感じられる一冊です。
ゆっち
源氏物語を、学者と作家の視点から掘り下げる対談集。特に女性の描かれ方に深い洞察があり、平安時代から今にも繋がる生きづらさ、残酷さ、女性の生き方、生き様が源氏物語には含まれている、との見解は感動した。 紫の上のせつなさを以前から感じていたので、そこをより掘り下げていたこともとても興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆっち
サロメといえばかならず思い浮かぶ、あの絵の画家オーブリー・ピアズリーとその姉メイベル、そしてワイルドの物語。初めは優しく母性溢れる印象のメイベルが、どんどんオーブリーの絵に近づいてゆくような、その悪魔的な魅力に惹かれ一気読みしてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆっち
野京子さんの解説はいつも、美術館で遠くから見るような名画を(それさえ叶わないレベルの名画も)、まるで紙芝居のように眼前に、真に迫ったものとして見せてくれる。人間の欲はどの時代も変わらず、悲しく愛おしいな。
が「ナイス!」と言っています。
ゆっち
月曜定休のマーブルカフェから始まる連作集。 東京から京都まで、全く違う境遇の主人公たちだけど、どこかでみんな確かに繋がっている。 光都のおばあちゃんの不器用な愛と、たぶんアツコさんが言った「縁は脆弱」という言葉がずんと心に残った。
が「ナイス!」と言っています。
ゆっち
再読。内容すっかり忘れてたけど、犯人が登場した途端、記憶が一気に戻ってきた。 最も恐ろしいものは「愛」、執着を伴う愛の狂気、どこか共感できてしまう怖さがある。 アクティブなミス・マープルが終始可愛らしくて、でも終盤は凄みが増してゆく。圧巻。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/07/21(5554日経過)
記録初日
2008/01/01(6121日経過)
読んだ本
45冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
15124ページ(1日平均2ページ)
感想・レビュー
41件(投稿率91.1%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
自己紹介

30代、一児の母。

子どもが生まれる前はだいたい年間100冊。今はその5分の1くらい。飢えてきたので、少しずつ読書を再開したいです。

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