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2024年10月の読書メーターまとめ

トーテムポールさん
読んだ本
9
読んだページ
2811ページ
感想・レビュー
9
ナイス
34ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月のお気に入り登録
2

  • ユジ
  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ)

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ)

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トーテムポールさん
前作、カラスの親指から十数年後を舞台に、ミスターTこと武沢がもう一度、不公平な境遇の少女を救う為に、かつての仲間と共にもう一度ペテンを仕掛ける。前作同様にどこかコミカルでアットホームな感じと、スパイアクション的な緊迫感のバランスが良かった。タイトルに小指、とある通り中心人物のキョウと、隔世で能力を受け継いだようなテツ少年の活躍が目立った。真っ当に暮らす武沢の姿は喜ばしい一方で、完全にIT弱者のおっさん状態で、まさに中ガラスぐらいの活躍。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

トーテムポールさん

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2024年10月の感想・レビュー一覧
9

トーテムポールさん
主人公である村上海賊のその娘が登場するまで、100Pくらい焦らした上での登場。かなり色んな勢力が登場し、村上海賊自体も3派に分かれていたり、小勢力も毛利/織田といった大大名の影響を受けていたりと、結構複雑ではあるのだが、説明がかなり丁寧で時代小説慣れしていなくても読めそうだった。1巻は舞台の説明がほとんどで、景が大坂に婚活に来たついでに一向宗の百姓を送り届けたついでに織田家に大ゲンカを売って終了。客観的に見たらヤバイ状態なのだが、なんか何とかなりそうなのが主人公の胆力の成せるところか。
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トーテムポールさん
かなり苛烈な主張をタイトルにしているが、中身の半分ぐらいはは中国政府あるいは中国人に対するヘイト。残りの半分は、刊行当時政権を取っていた民主党政権に対するヘイト。長く続いていたデフレの要因として、中国との貿易不均衡が原因であると指摘し、中国に対して関税の強化であるとか、対中版のNATO的なものを日本主導で作るべきと主張。まぁその辺は主張としてなくはないが、本題である最終段の軍事クーデターの下りはかなり唐突に登場してきて、独裁政権樹立後は女性に参政権与えない方がいいとか余計なことをサラッと言うなどしていた
トーテムポールさん
ファミリーレストランを軸に、日本の外食文化の起こりとその隆盛をまとめた本。ファミレスが登場するずっと前の、明治新から話がスタートするが、何ならファミレスそのものの話よりも、明治~戦後ぐらいの外食という概念が日本に定着するまでの話の方が面白かった。ハレの存在として登場したファミレスが、だんだんとケ寄りになっていく過程が、マイカー時代の到来やバブル崩壊といった、現代史のキーワードとともに解説される。それにしても「ファミリー」自体がある種の流行語で、ファミレス自体がもっとハイカラなニュアンスが当初あったのは初耳
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トーテムポールさん
マイクラ公認の児童書。アメリカンな小学校を舞台に、マッドな感じの理科の先生が作った謎のVRゴーグルで、超リアルなマイクラの世界に。別にSAOよろしくログアウトできない、とかそういうことはないのだが、果たして本当にただの超リアルなゲームなのか?という謎を投げたまま終了。同時発売で2巻もあるらしい。ボーイスカウトとかタコチューズデーとか、アメリカっぽい単語が出てきていたが、クラスで飼ってる動物の飼育係、という概念もどうやらあるらしい。
トーテムポールさん
前作、カラスの親指から十数年後を舞台に、ミスターTこと武沢がもう一度、不公平な境遇の少女を救う為に、かつての仲間と共にもう一度ペテンを仕掛ける。前作同様にどこかコミカルでアットホームな感じと、スパイアクション的な緊迫感のバランスが良かった。タイトルに小指、とある通り中心人物のキョウと、隔世で能力を受け継いだようなテツ少年の活躍が目立った。真っ当に暮らす武沢の姿は喜ばしい一方で、完全にIT弱者のおっさん状態で、まさに中ガラスぐらいの活躍。
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トーテムポールさん
身近な重力に関する疑問から出発。ニュートン、アインシュタイン・ホーキングを経由して、先端の超弦理論や人間原理まで新書1冊で語ろうとしているかなり濃縮された本。それぞれの巨人が作り上げた論理をギリギリの状態まで使い果たして、その破綻を説明できる新理論が作られる物理学の「急進的保守主義」のサイクルの流れと、その面白さが伝わってきた。本文中に、難しい人はxページまで飛ばしてくれ、みたいな指示があるくらいには、人間のスケールで暮らしている我々には荒唐無稽とも思える話もあって、面白かったけどイメージで来ているかは?
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トーテムポールさん
この大分断時代を生き抜くための会話の手法について。哲学、といってもかなり具体的なハウトゥーが紹介されていて、一般的な傾聴しよう、みたいな話から、なぜそういう考えを持つに至ったか?の認識論に話をシフトする、反証可能な条件について聞いてみる、などは中々実際使えそうな気もした。ただ、かなり心から問いかけないと、煽りというか慇懃無礼に聞こえそうなフレーズも多々あった。フーン、と読み終えた後の訳者の解説に「 本書にまつわる懸念」という解説でおよそありえないトピックが出てきて、ある種この本のテーマに忠実で笑った。
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トーテムポールさん
シートンの著作から、有名な狼のロボの話を含む、4篇を収録。本人の観察からくるディテールのある筆致と、サンドヒルの雄鹿のラストに書かれているような、動物たちをある種の兄弟として擬人的に見なしている所からくる、ある種のおとぎ話のようなところのバランスが独特だった。所謂シートン動物記は初めて読んだ気がするが、こんなに物語的な話とは知らなかった。動物とその土地に住まう先住民族には一定の敬愛を払っているけど、基本的には人間のことはあんまり好きじゃなさそう
トーテムポールさん
ネタバレなんか成り行きで暮らすことになった中年の詐欺師コンビの元に、これまた成り行きで身寄りのない姉妹とデブのマジシャンが合流して、謎の疑似家族か形成される。あれよと同居人が増えて共同生活が始まる流れは、主要人物に思い込過去かあったりそもそも中年の詐欺師の話だったりする割には、なんだかよく出来た海外のコメディドラマ的な温かさがあった。と、思いきやそのよく出来たコメディというのも仕組まれたもので・・・ 。途中で貫太郎が中年二人の仲を囃し立てる下りがあったが、テツさんがヒロインで概ね正解だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/20(4420日経過)
記録初日
2012/10/20(4420日経過)
読んだ本
851冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
227904ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
412件(投稿率48.4%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

一般文芸からライトノベル、ノンフィクション(新書中心)まで読む乱読派。
基本的にタイトルだけを見て読む本を決めています。
お気に入りもコメントもお気軽にどうぞ。

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