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2024年11月の読書メーターまとめ

さとちゃん
読んだ本
17
読んだページ
3926ページ
感想・レビュー
12
ナイス
92ナイス

2024年11月に読んだ本
17

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さとちゃん
「わたしは犯罪者の代理人にはなりません。わたしの依頼人はみな無実なのです。」との信念に基づいて弁護活動を行う無敗の刑事専門弁護士エイレングラフ。どの事件も依頼人は逮捕されども起訴されず。なぜ起訴に至らないのか。考えたら怖いのだけど、その点も含めて面白く読みました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
12

さとちゃん
絶縁状態の兄(54歳)が死んだ、と遠方の役所から連絡を受けた著者。兄の遺体を引き取り、火葬し、残された小学生の子供(著者にとっては甥)を実母と暮らせるようにし、兄の住居(賃貸アパート)を引き払い、自動車の廃車手続きをする。とんでもない状況、作業量なのだが、著者が記す言葉はどこか温かみがあり、一緒になって心配し、憤り、一安心することができた。突然死んで親族に迷惑をかける、は私にもありうること。身辺整理の必要性など、いろいろ考えさせられました。
風地
2024/11/22 22:36

他人事とは思えない…そんな状況を温かい言葉で綴れる作者さんを尊敬します

さとちゃん
2024/11/23 20:11

風地さん。本当にそうですね。連絡を受けたときに「私には関係ありません」と突き放すこともできたでしょうに。きちんと後始末して、それを温かい言葉でまとめて世に伝えることができる。尊敬できる方です。

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さとちゃん
2005年に単行本、2008年に文庫本として刊行。井上章一:解説。米原真理氏の作品は初めて。下着の中でも下半身を覆う「パンツ」や「ふんどし」に着目したエッセイ。最初から最後まで興味深い考察が軽やかになされており、楽しい。生活に密着した衣類を翻訳したらどの語がしっくりくるのか、の個所では、翻訳者ならではの視点を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
さとちゃん
「わたしは犯罪者の代理人にはなりません。わたしの依頼人はみな無実なのです。」との信念に基づいて弁護活動を行う無敗の刑事専門弁護士エイレングラフ。どの事件も依頼人は逮捕されども起訴されず。なぜ起訴に至らないのか。考えたら怖いのだけど、その点も含めて面白く読みました。
が「ナイス!」と言っています。
さとちゃん
2016年刊。「蕎麦屋」「蒲焼屋」「天婦羅屋」「握りずし屋」それぞれについて、なぜに江戸で誕生し、発展したのか、豊富な史料を基に考察がなされている。食が身近になるためには生産と流通、加工も発展していかないといけないわけで、そのあたりもわかりやすく示されており楽しい。図版も多く、理解の助けになっている。
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さとちゃん
表紙の絵とタイトルにひかれて衝動買い。起承転結のはっきりしたお話の展開で一気に読みました。細部まで描かれているのに気持ち悪さを感じさせず、どこか温かみを醸し出す擬人化された昆虫たちはかわいい。蟻が経営するお菓子屋の屋号が「ありがたや」なのも洒落っ気があって楽しい。
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さとちゃん
読んだ、と称してよいものかどうか。必要に迫られて出先で購入。子供たちとも楽しんだこのシリーズ、何度も挑戦した覚えはあるが、さすがに10年以上も前だから細部まで覚えてはおらず、新鮮な気持ちで再読。カラフルな写真絵本で心が弾む。「りずむに のって さあ ミッケ!」とあるが、自分はこの本をリズムよく読み聞かせできたことがない。まだまだ修行が必要。
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さとちゃん
手放すと決めたので再読。手放す決心がぐらつく。「装飾デザイン」に秘められた意味と物語をよむ、とあるように、30のテーマに沿って解説がなされている。図版が豊富で、パラパラと眺めるだけでも楽しい。
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さとちゃん
手放す前にざっと再読。自分は絵を描く人ではなく、鑑賞専門。それでも本書を一読することによって僅かながらも得ることができた(と思う)解剖学的視点はその後の美術鑑賞に生かされている(はず)。素人でも読み進めやすい構成と文言、図版でした。
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さとちゃん
手放す決心をしたのでざっと再読。想像上の動物たちも、正確なデッサンに基づいて描かれると説得力が増す。
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さとちゃん
短編集。アニー・バロウズ「クリスマスを知らない壁の花」(Invitaion to a Wedding)、ララ・テンプル「魅惑の魔王伯爵と永遠の愛を」(Snowbound with the Earl)、ジョアンナ・ジョンソン「子爵の身代わりシンデレラ」(A Kiss at the Winter Ball)が収録されています。どのお話も雰囲気はありますが、どうしてこの二人がこの短期間で恋に落ちて身分差を乗り越えてまで結婚に至るのか、理解できませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
さとちゃん
2021年刊。2020年の雑誌連載を元に加筆修正されたもの。冒頭に断りがあるように、エッセイのような体裁でまとめられている。現在の日本で結婚する夫婦の96%が夫の氏を選択しているという。その中で妻の氏を選択した社会学者である著者による考察。結構難しいし深刻な内容ではあるが、軽やかな筆致ですいすいと読むことができた。問題点をざっと押さえるのによい。結婚(法律婚)するにあたり改姓が障害になる人がいるのだからとっとと選択制にすればいいのに、と私は思ってます。
が「ナイス!」と言っています。
さとちゃん
石岡瑛子氏との出会いは映画「ドラキュラ」。衣装とその見せ方、映画全体への影響に度肝を抜かれた。石岡氏が資生堂やパルコの広告を手掛けていたと知るのはそのあと。本書で石岡氏の仕事への取り組み方やアイデアの出し方、人々とのかかわり方を垣間見ることができてうれしい。後追いで石岡氏の仕事を眺めてもワクワクするのだから、発表されたときに作品を目にすることができていたら、どんなに心揺さぶられていただろうか。本書では広告の時代性についても考えさせられました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/06(4430日経過)
記録初日
2012/11/01(4435日経過)
読んだ本
9461冊(1日平均2.13冊)
読んだページ
1319561ページ(1日平均297ページ)
感想・レビュー
1137件(投稿率12.0%)
本棚
0棚
自己紹介

鞄の中には常に2冊の本がいます。
私から読書をとったら、何も残りそうにないなぁ。

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