ありふれた事件はユージニアやQ&A風で面白かった。ユージニア再読しようかな。この短編を買ったときは理瀬シリーズが読めるとは思わなかったので開いて目次を見たとき、お！これはとテンションがあがった。はつゆめの本編も楽しみ。

ふたりともピュアだった。めっきり心が荒んでしまったのか、私には眩しすぎた。そもそもの人柄がピュアだから、ふたりの恋も純愛だ。そして純愛には試練が多い。スマホがない時代の物語が好きだなぁとつくづく思う。

登場人物たちはあまり言葉に直接出さない。読み手の自分が傍から様子を静かに見守っているようだった。そして、ああ、恋なのね、とか、さみしいよね、とまた静かに察してきゅっと切なくなる。

ありふれた事件はユージニアやQ&A風で面白かった。ユージニア再読しようかな。この短編を買ったときは理瀬シリーズが読めるとは思わなかったので開いて目次を見たとき、お！これはとテンションがあがった。はつゆめの本編も楽しみ。

否定してしまいたい、でも逃れられない血縁の苦しみ、どうして自分は生きているのか、人々は生きているのか、答えを探しもがいている。読んでいて心の叫びや涙を感じ苦しかった。

初めてなのに懐かしい感じがするのは何度か経験がある。消えたものはどこにいってしまうのか、それが今もどこか世界を漂っているのなら、また自分も大きな世界のサイクルの一部分に過ぎなくて、他の人たちもそうなんだなーと思うと、不思議と漠然とした世の中の不安やら将来の不安やらが薄れていく気がした。入浴剤の名前に関しては（クナイプ？）言われてみれば確かに謎だ、と思った。