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2025年2月の読書メーターまとめ

ちよざと
読んだ本
18
読んだページ
6397ページ
感想・レビュー
18
ナイス
114ナイス

2025年2月に読んだ本
18

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちよざと
ネタバレホラー小説短編集。単純な一人称小説のものから、インタビューやモキュメンタリー調の交換日記、ブログなどなど、筆者が得意とする一人称であるが故の刷り込みや引っかけ、そしてぞくっとするオチの見えない結末などが存分に味わえる。短編なので、さくっと読めるのもありがたい。表題作はあまり話題にならない「保育士との日記」という体裁が加わって、どこまでがホラー的なもので、どこまでがそうでないのかが曖昧なのが澤村さんらしい持ち味を感じた。
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2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

ちよざと

2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:54冊 読んだページ数:17794ページ ナイス数:149ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/287680/summary/monthly/2025/1 自分でもどうかと思う物量を読みました。2月もガンバリマス!!!

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2025年2月の感想・レビュー一覧
18

ちよざと
ネタバレ先に読んだベル側の視点の裏側、アイズたちロキ・ファミリアの遠征の準備、ならびに60階層で待ち受けていた強敵に肉薄し、ベルたちの話の結末になぜ行き着いたかの物語。フィンたちのレベルアップやアイズの精神的な成長と朗報が続く準備段階、各層の突破もスムーズで向かうところ敵無しという様子ではありましたが、楽勝とまではいかず程よく激しい戦闘が繰り広げられていた様子が道中のそこかしこから窺えました。脱出の際のラウルやレフィーヤこそ、他のメンバーとは異なる意味での英雄なのだろうと思いつつ今回は幕引き。果たして残ったメンバ
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ちよざと
ネタバレ50年後の未来で、人々を滅亡に追いやる『魔王ベルトール』を討つために50年前の世界にやってきた機械人形と、主人公であり件の渦中の人物であるベルトールが接触して、未来の滅亡を防ぐため奔走する物語。ベルトールが滅亡など企むかと一読者として疑っていた分、最後の結末には納得がいきましたが、だったら何故ベルトールはそんな結末に至ったのか…と次巻に繋がる疑問が残ります。一抹の寂しさや苦みがある終わり方でしたが、未来があるからこそ希望も持てる締めでもありました。
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ちよざと
ネタバレクライマックスとなる最終巻は、本の序盤から手に汗握る展開が続き、これまたページを捲る手が止まりませんでした。自分が予想していた推理は悉く外れていたわけですが、それぞれの謎に対して腑に落ちる答えが用意されており、納得と理解、緊張と読者としてのわくわくを抱えながら読み進めていく内に最後の展開を駆け抜けていました。 ゾフィーとアジューダのロマンスはどうなるのか等ファンタジックな要素を絡めつつも、地に足がついた人間たちの物語として、それぞれの道行きに想いを馳せながら、最後のページまで存分に楽しませてもらいました。
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ちよざと
ネタバレ物語は進み、ゾフィーがアジューダに向ける淡い思慕の感情という恋愛小説の甘苦い一幕にはらはらし、詩人の民の力や恋の感情から生まれた悲劇に胸を痛め、現代を生きる若者たちの身にも忍び寄る不穏な影にこの先どうなるのかと、様々な局面が飽きることなく楽しませてくれました。 ロマンス的な要素はありつつも、地に足をつけたこの時代の今を生きるゾフィーなりの考えが滲み出た彼女の言動は、見守る側としても祈るような気持ちで追いかけていたくなるものでした。
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ちよざと
ネタバレ近代のヨーロッパを思わせる中、現代のドイツを彷彿させる舞台にある小国を舞台に、詩に纏わる不思議な力を持つ詩人の民と、その血筋に纏わるとある家に降りかかる呪い。次の誕生日が呪いが降りかかる年になる少女・プラテナの元にやってきた異国風の青年は、詩人の民の聖地である島に向かうことを勧めるーー。現代のヨーロッパを思わせる世界観を味わいながら、新たな島での暮らしを経て詩人の民を取り巻く謎や、現在起きている呪いの大本を探っていくような展開は、ページを捲る手を止める暇が無いほど面白かったです。
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ちよざと
ネタバレ十数年前に邪道に墜ちた者として討伐された魏無羨が、現代にて突如魂を引っ張られて蘇り、かつての友人であった藍忘機と再会。彼が出くわしたばらばら遺体が齎す怪奇事件を解決するため、共に旅をする。奔放で口が良く回る魏無羨の快活な言動と、仏頂面で言葉も少ない藍忘機の凹凸感あるやり取りが面白い。BLではあるので、この二人の関係性って…読者が楽しめる所もあります。死霊や死体周りの怪奇事件は中華ファンタジー感満載、家周りのもめ事は政治劇の部分もある、と多様な要素で話が展開していく面白い物語でした。
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ちよざと
ネタバレ曰くつきの物を扱う骨董店・夜行堂と、視る目を持つ青年・千早の物語もついに6巻。今回は思わず畏敬の念を思い起こさせるような神様の物語から、新興宗教の不穏な匂いのする展開もあったり、木原氏が過去に呼び出した悪魔を彷彿させる外ツ神の存在や、裏で暗躍する楸の様子なども登場しました。血なまぐさい展開も多数ありましたが、個人的には山神様に奉納するため50年に1度の秘祭を絶やさず行うお話の最後の描写がとても美しくて、印象的に残りました。血なまぐさい展開が多かったこそ、救いを思わせる結末が大変気に入っています。
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ちよざと
ネタバレ表題の短編はジェボーダンの獣を彷彿させるものでしたが、おなじみのSF科学的要素と人間の犯行が交差した怪奇ホラーチック殺人事件の展開を追うのが楽しかったです。ビルも久々に神父組と行動していたような気がします。個人的には小食の女の子のための科学料理の話が印象深かったです。料理にはそのような方法があるのかという点と、小食の人物の感じ方が物語りとしてではありますが説明があったので、興味を持つ切っ掛けになりました。 ラストのクロスオーバーは、別作の方もちょっと読みたくなりました。
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ちよざと
ネタバレ学区編の後半戦。オラリオに戻ったベルは学区の先生であるレオンに連れられて都市の外に「冒険」に出る。彼が目にしたのは、かつての英雄でも退治できなかった終末・黒竜の脅威にさらされた世界だった。 これまでダンジョンとオラリオで完結していたダンまちの世界に、改めてなぜ神が人をレベルアップさせているのかという世界観の広がりが示され、ベルが最終的に至らなければならない局面がはっきりとしたお話でした。英雄の卵として目されるようになった重みを経て、弱音を吐かずに立ち向かうベルの強さに彼の成長を強く感じる回でした。
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ちよざと
ネタバレ1巻の本編の裏にあったレミリアの奮闘記。1巻ではさらっと流された、追放された後の冒険者としての活躍や、スフィアがレミリアに仕えるまでの心情の変化、攻略キャラたちの後悔の気持ち、そしてエミリアがレミを転生させるまでの物語などが描かれていました。一人称視点であること、基本的にレミリアが圧倒的な強者として描かれているので、物語的な浮き沈みは殆どないのですが、その分彼女の自叙伝を見ているような気持ちで読み進められました。
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ちよざと
ネタバレこれまで度々登場した黄昏の射手陣営の物語。誘拐された輝矢が直面したのは、過去の射手の陣営が犯した罪により翻弄された鎮守衆の若者たちの苦悩だった。 彼らが向こう見ずな結末を選ばないように、説得を重ねて、どうにか彼らの居場所を作ってやることを選んだ輝矢。作中にもあったように、優しくはあるのだろうけれど、その視点は少し神に近い一つ上の視界からのものようで、その分危うく見えるのだろうと思います。今回は恋情の齎す危うさも際立ち、綺麗に纏まらないままならなさもまたこの作品の「らしさ」だなと思いました。
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ちよざと
ネタバレ前半は、前回富士山の地下に潜った件について、四大老の一人が動き、四葉が返り討ちにした話。後半は攻めてきた外国の手勢を、これまた新たに開発した大規模睡眠魔法で撃退した話。どちらも閑話的な話であり、前回の魔法と先史文明の件から一歩引いた感じとなりました。四葉が独立したことがこの世界ではどういう影響を齎すか…というのが少し気がかりな所ですね
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ちよざと
ネタバレ神様や妖怪を書物に封じ、弁士という特殊な力を持った人間が読むことで顕現させて力を振るうことができる、という設定の世界。主人公の朱莉は物語を読むこと自体を忌避する女性だが、雷獣に襲われたことか言神たちを管理する組織に関わることになる。言神という妖怪と物語が絡み合った存在を、どのような心で読み解くかということに焦点が当たっており、妖怪と人の力関係が絶妙なバランスを保ってるからこそ朱莉の人間性が意味を持っように思う。押しかけ従者の彼が長く彼女を案じてた鬼だったのも、クライマックスをうまく盛り上げてくれた。
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ちよざと
ネタバレホラー小説短編集。単純な一人称小説のものから、インタビューやモキュメンタリー調の交換日記、ブログなどなど、筆者が得意とする一人称であるが故の刷り込みや引っかけ、そしてぞくっとするオチの見えない結末などが存分に味わえる。短編なので、さくっと読めるのもありがたい。表題作はあまり話題にならない「保育士との日記」という体裁が加わって、どこまでがホラー的なもので、どこまでがそうでないのかが曖昧なのが澤村さんらしい持ち味を感じた。
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ちよざと
ネタバレインディーズゲームたちのノベライズ。元がホラーゲーなので内容も勿論ホラー。ホラー小説短編集のような体裁ではあるが、内容はお化け的な怖さだったり人が怖いやつだったりループものだったりと、様々な怖さが取りそろえてある。知っているのは夜勤事件だけだったが、他もゲームとしてプレイしたら面白そうだと思った。…のだが、元がゲームだからか、ギミックを一つずつ解除していく所も小説になっているので、プレイと違って文字では冗長な感は否めない。話のオチは面白い分、ちょっとその手間のような部分で気が抜けてしまった。
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ちよざと
ネタバレ前半は鬼市に忍びこみ、青鬼に再会し、謝憐の過去や滅ぼされた仙楽国の末裔と永安国の王子だった現神官に真相を伝える話。後半は謝憐が皇子時代の話や、神官になったものの母国が危機ということで周りを顧みず地上に戻っていた頃の話。今の謝憐は自分の若さや過ちを知っているからこそ、どこか一歩引いた所もありましたが、過去の彼はまだ若さと青さが強く残っていて、きっと何かが最後には上手くいくと信じているのだろうと伝わる一方、現実はそう上手くいかないことが続き、見ていて苦しい展開が続いています。彼と同じ顔の妖は一体何者なのか…。
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ちよざと
ネタバレ人が修行をして天界に昇り仙人(神)になれる世界。しかし、神官になりながらも地上に戻され三度も行ったり来たりを繰り返している問題児・謝憐が主人公。大した力も持たない神官でありながらも上司の覚えもめでたく、困っている人がいるなら手を貸し、自分なりに正しいと思うことを突き詰めていく謝憐は好感の持てる主人公です。そして彼に妙に執着する謎の最強の鬼・花城。彼が何故謝憐に優しくするかは謎ですが、神官と鬼という真逆の存在でありながら行動を共にする関係性と、人と神官が入り乱れる事件の内容が物語としても面白かったです。
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ちよざと
ネタバレ本編ではまだ平穏だった時間軸の頃、オスカルが姪御ル・ルーを預かっている時に巻き込まれた事件を描いたもの。麻薬、人身売買、宝石密売、そしてオスカルの父の名を騙って浮気していた男性貴族と庶子の話…。どの話もオスカルとアンドレが活躍して悪を誅伐するものですが、その根幹にある事件には当時の世情も反映したのだろうと思えるものもありました。ル・ルーの朗らかな態度のおかげで重い空気が上手く取り除かれて、素直に物語を楽しむことができました。今で言う所の直感が鋭い子なのでしょうね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/25(4537日経過)
記録初日
2012/11/24(4538日経過)
読んだ本
2564冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
769746ページ(1日平均169ページ)
感想・レビュー
2085件(投稿率81.3%)
本棚
2棚
性別
血液型
A型
外部サイト
自己紹介

基本的にライトノベルと漫画をよく読んでます。
ライトノベルでも重厚な世界観と、詳細なキャラクター設定が練られているものが特に好きです。

ファンタジー大好き人間です。

おすすめのライトノベルなどありましたらぜひ教えていただけたらと。

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