全体的に王道な展開ではありつつも、最後まで楽しく読めた。合唱祭や音楽の授業で歌うくらいしかやったことはないけど、クラスや学年みんなで合唱するのが結構好きだったなぁと思い出す。男子って、なかなか真面目に歌わないんだよね(笑) なんだかんだ良い子たちばかりだから全員に対して思ってるけど、特にサトルくんにはどうか幸せになって欲しい。

盲目的な友情？どんなタイトル？と思ってたけど、読み終わった今はもうドンピシャ過ぎてこれしか無いですね。友情ターンの執着があまりに凄くて、ひたすら暗い気持ちになったし、留利絵の捻じ曲がった理解の仕方がとにかく恐怖だった。こんなに固執しておいて最後にこの仕打ち、どうなってるんだ…。

青春ぽい短編集ながら、それぞれの話に少しずつミステリ要素もあって面白かった。結構ベタな物語が好きなので、ラクガキを〜と三角形は〜は脳内でかなり盛り上がりながら読んだ。どの話も、この先に更に楽しい日々が待っていそうな温かい終わり方なのも良かったな。

なんてことない日常でも、好きな文章を書く作家の手にかかると面白くなるんだな〜と改めて。でもやっぱり小説の方が好みではある。見開き2ページにも満たないような超短編でもしっかり面白くて、ここから長い物語が始まってくれれば良いのに！勿体無い！と思ってしまった。

全体的に王道な展開ではありつつも、最後まで楽しく読めた。合唱祭や音楽の授業で歌うくらいしかやったことはないけど、クラスや学年みんなで合唱するのが結構好きだったなぁと思い出す。男子って、なかなか真面目に歌わないんだよね(笑) なんだかんだ良い子たちばかりだから全員に対して思ってるけど、特にサトルくんにはどうか幸せになって欲しい。

芸人に限らずではあるけど、面白いから売れる訳でも面白く無いから売れない訳でもなく、そういうところに自分の中での折り合いをつけていくのが難しいんだろうなと思う。神谷さんのインパクトが強くて、完全に主人公だった。それにしても最後のとんでもないオチにはびっくりしてしまった。なんで？流石に破天荒過ぎるって！

かなり久々のGOSICKシリーズ。前作の終わり方を覚えていなくて若干フワフワした状態で読み始めたけど、ヴィクトリカと一弥が相変わらず仲良さそうで嬉しい。とりあえず事件は解決したけど、恐ろしく大きな波に呑み込まれてしまっているのではないかと心配になる。この2人にはなるべく平和に過ごして欲しいんだけどね…まぁ難しいのかな…。