読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

ころりん
読んだ本
5
読んだページ
877ページ
感想・レビュー
5
ナイス
22ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月のお気に入り登録
1

  • harumi

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • harumi
  • 風子

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ころりん
同志社神学部を舞台に、タイトロールの教授の人生回顧を聞いた「私」が、それを書き伝えてくれる、という体裁の小説。 概ねフィクションであることは「後書き」に書かれている通りなのだけど、クリスチャン2世あるあるや、現代のキリスト教学の同行、「神義論」など、主要なトピックの紹介が散りばめられていて、美味しい中身でもある。 だけど、何よりは、話の筋書きと、八色先生の人となりと、喪失と回復の描写が、こじつけ・押し付けのない、暖かいものであること。 「永遠のいのち、つまり、神のいのち」という言葉がスッと心に灯った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

ころりん
同志社神学部を舞台に、タイトロールの教授の人生回顧を聞いた「私」が、それを書き伝えてくれる、という体裁の小説。 概ねフィクションであることは「後書き」に書かれている通りなのだけど、クリスチャン2世あるあるや、現代のキリスト教学の同行、「神義論」など、主要なトピックの紹介が散りばめられていて、美味しい中身でもある。 だけど、何よりは、話の筋書きと、八色先生の人となりと、喪失と回復の描写が、こじつけ・押し付けのない、暖かいものであること。 「永遠のいのち、つまり、神のいのち」という言葉がスッと心に灯った。
が「ナイス!」と言っています。
ころりん
聖書の創造から終末までを、ざっと描いた、わかりやすいバイブルストーリー。 子ども向けなのは、僕がゲットした中古本が、「卒園おめでとう」というシールが貼ってあったことからも一目瞭然(笑) 親しみやすい絵で、聖書の全体像のイメージが伝えられる。 道徳的な押し付けや、「携挙」に入るかどうかを迫る宗教だとか、そんな聖書ではないのだ、と出会うことも大事なんだなぁ。 イエスが「だけど、十字架にかけられてしまいました」なのは、契約神学からすると、残念無念ですが。
が「ナイス!」と言っています。
ころりん
「失敗(学)」大好き❤️ 著者のこんな邦訳もあったのか、と驚いて取り寄せ。 子ども向けの仕様でも、中身はオトナも子ども心をくすぐられる科学史。 数世紀前には、麻酔も電気も、マッチも避雷針も、想像しない。 そんな当時を想像してみる(できないけど)。 危険と発見・技術の進展は、嘲笑や魔女扱い、から安易な容認の中で進んできた。 新しい発見を笑い、抑圧した人、後から非を認めたのかしらん? それは今のSNSやメディアで簡単に叩く言説にも通じる。 因みに著者は、バウンダリーズを書いたジョンとは同姓同名の別の方でした。
ころりん
日本のNVCの第一人者の紹介で知った本、やっと読了。 聖書の非暴力の通低音を繙き、非暴力の活動家たち(ガンジー、キング、ナウエン)を古今から紹介。 アメリカの司祭だから/だけど、アメリカこそ暴力であること、原爆投下の責任を、弾劾し続ける。 暗闇からの声が叫ぶ 「詩人はわれわれに与えるべきだ 平和の想像力を。 あの強烈でおなじみの 惨事の想像力を追い出すために。 平和は ただ戦争がないということではない」86ページ 「全力で取り組むことが全き勝利なのだ」(ガンジー)90ページ 薄くて読みやすい、お勧め
ころりん
自分と、親、級友、「恋人」との違い・境界線を、具体的に、統計のエビデンスも添えて指南する。 「みんな仲良し」「なんでも話せる」「愛してるんだから」の暴力性をちゃんと暴いてくれる。 10代で境界線を教えられなかった社会は、大人になっても分からない(傷に蓋をしたまま)し、ティーンの生きづらさに持ち合わせる言葉がないだろう。 だから「この本を読んでいる大人の皆さんへ」が章末ごとにあるのも丁寧。 著者がどうして「バウンダリー」と出会い、ここまで整理できたのか、知りたい。 大人のための続巻か、参考図書もぜひ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/30(4375日経過)
記録初日
2012/01/31(4709日経過)
読んだ本
715冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
172961ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
631件(投稿率88.3%)
本棚
54棚
性別
年齢
56歳
血液型
A型
職業
専門職
現住所
徳島県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/kzkgw
自己紹介

小さい頃から活字中毒で、いつも本を持ち歩いて、大きくなりました。読書の趣向は多少変わったけれど、どうしてこんなに本に惹かれてきたのか、最近やっと分かってきた気がします。ミステリー、ファンタジー、ノンフィクション、ドキュメンタリー、歴史・・・ 世界と自分をつなげてくれる「橋」みたいな読書。現実を見つめ、現実の向こうに気希望や回復を見ていきたい。そんな小説や映画にいのちをもらっています。おしゃべりも旅もますます愛しています~ いつかご一緒に。1968年生まれの牧師です。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう