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2024年10月の読書メーターまとめ

メリーポピンズ
読んだ本
6
読んだページ
1514ページ
感想・レビュー
6
ナイス
97ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

メリーポピンズ
お初の作家さん。南方熊楠の生涯を記する作品〜直木賞候補とのことで手にしたけれど、やっぱり歴史ものは長い。改行で空白部分もあって読みやすくはあるのだけれど、一生を描くとなるとそれなりの量になる。この世の全てを知り尽くすという目標を持ち、ひたすら研究する熊楠。その執念は恐ろしいほど。海外の図書館で辞書を引きながら読み解いていく。それを支えた弟がすごかった。闇の声に悩まされるさまや息子との葛藤も興味を惹かれたが、それ以上に弟との関係が印象に残った。伝記も書かれて名を残したが、あの世の熊楠はどう感じているだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

メリーポピンズ
小中学生でも読めるかな?親切に漢字にふりがながうってある。主人公は中学1年生の美琴。お婆ちゃんお母さんと3人暮らしだったのに、古民家で別の女3人の家族と共同生活をすることに〜椰月さんらしい、あったかいほっこり話。助け合える家族っていいな、と思わせる。なかなかこうはいかないだろうけれど…。お母さんの秘密と予告とも言えるおみくじ、そしてみかんの意味がミソ。良くも悪くも子どもにも安心して勧められる、悪者がいないストーリー
が「ナイス!」と言っています。
メリーポピンズ
国会を4人の女性(秘書、記者、国会議員、地方議員)の視点で語る。そこにミステリーを盛り込んで加速度アップ〜あっという間の読了。マイノリティとしての辛さや醜い権力闘争、2世3世議員の在り方などリアルに描かれていて考えさせられた。謎解きの方は残されたノートありきの強引さがあったけれど、結果オーライ。さて女性総理はいつ誕生するやら…世界のトップが女性であれば、悲惨な戦争は無くなると思うのだけれど。
が「ナイス!」と言っています。
メリーポピンズ
食にまつわる道具を題材にした短編集。どれもラストはぼんやりと明るくエスプリが効いていて、さすが〜またネーミングが絶妙で、ストレート過ぎないのに読後もすぐ内容が思い出せる。「さよなら、アクリルたわし」は荒野さんらしい毒があってどきどきした。表題作はそれぞれの表に出ない感情の駆け引き?が興味深く、おもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。
メリーポピンズ
お初の作家さん。直木賞ノミネートということで手にした本。大学生の沼田さんが社会に出て生きていく過程を時系列に4話に分けた作品。1章ですでに興ざめながら頑張って読み進め、2章は逆にちょっと惹かれ、3章はどこに行くのかゴールが見えず、ラストは消化不良…ああやっぱりZ世代は理解不能。もっと他人からの評価は気にせず、自分らしく生きられたら楽なのにね
が「ナイス!」と言っています。
メリーポピンズ
最相さんの過去のエッセイをまとめた作品集。1章と表題の2章は興味深く、考えさせられる箇所も多々あって惹きつけられた。それからいうとその後は尻すぼみ…決して悪くはないんだけれど、繋がりのない、巻末で確認しなければいつ書かれたのかも分からない、かなり過去のエッセイで少々興醒め。残念。構成のせいか、表題のせいか、損をしている感が残る。次なるノンフィクションに期待
が「ナイス!」と言っています。
メリーポピンズ
お初の作家さん。南方熊楠の生涯を記する作品〜直木賞候補とのことで手にしたけれど、やっぱり歴史ものは長い。改行で空白部分もあって読みやすくはあるのだけれど、一生を描くとなるとそれなりの量になる。この世の全てを知り尽くすという目標を持ち、ひたすら研究する熊楠。その執念は恐ろしいほど。海外の図書館で辞書を引きながら読み解いていく。それを支えた弟がすごかった。闇の声に悩まされるさまや息子との葛藤も興味を惹かれたが、それ以上に弟との関係が印象に残った。伝記も書かれて名を残したが、あの世の熊楠はどう感じているだろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/30(4346日経過)
記録初日
2013/01/06(4339日経過)
読んだ本
858冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
258346ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
851件(投稿率99.2%)
本棚
23棚
性別
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