『人の思惑には関係なく真実はそこにあるんだ。だからそれを突き止めなければならない』（本文より）

おにぎりに梅干しを入れる気力もないのに、十メートル先のごみ捨て場にごみを出す気力もないのに、生き方そのものを変える気力なんて残っているわけがない。（本文より）

そもそも自分は中学のあと高校に行くのか、大学にも行くのか、それだってわからない自由なはずなのに多分でもそれはある程度もう決まってもいる。（本文より）

『人の思惑には関係なく真実はそこにあるんだ。だからそれを突き止めなければならない』（本文より）

食べものは形には残らなかった。あんなにたくさん食べたのに。すがすがしいほど、何もかもなくなった。だけど、そのかわり、思い出だけが残っている。それでいいと思える。それがすべてだと思える。もうない店。もうない味。もう一度食べたいもの。もう二度と会えない人。食べものは消えてしまうけれどもしかし、こうして思い出せる未来のあることが嬉しい。（本文より）

人をほめるにはテクニックが必要で、そのベースになるのが「評価基準」。 僕の場合、「革新的」か「効率的」だと感じたときにはほめようと決めている。（本文より）