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2024年3月の読書メーターまとめ

砂希ちま
読んだ本
3
読んだページ
784ページ
感想・レビュー
3
ナイス
57ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

砂希ちま
初めて読んだミシマ文学。しかしチョイスを間違えたようだ。書評を見ると、三島作品の特徴といえる「エキセントリックな異常人に対する偏愛」が見られない異質な作品とされていた。たしかに、爽やかな初江とバカがつくほど正直な新治の純愛物語で、肩透かしを食らった感じ。よし、次はイッちゃってる人がどうかしている話を探そう!
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

砂希ちま
ミシマ文学2冊目。異性への性欲がない代わりに同性の裸体に興奮する男が登場した。ストーリーとしての面白みよりも、表現の秀逸さで読ませる内容だった。近江の肉体のどこがどれくらい魅力的であるかとか、近いようで縮まらない園子との距離感などに、文豪ならではの手腕が発揮されている。50音の組み合わせで、ミシマ先生ならばすべてのことは言い表せるんだろうなぁ。もっと若いうちに読めばよかった。古い本だけあって漢字率が高い。恥ずかしいけれど、雛人形にもある「仕丁」は「じちょう」と読むことがわかった。
が「ナイス!」と言っています。
砂希ちま
初めて読んだミシマ文学。しかしチョイスを間違えたようだ。書評を見ると、三島作品の特徴といえる「エキセントリックな異常人に対する偏愛」が見られない異質な作品とされていた。たしかに、爽やかな初江とバカがつくほど正直な新治の純愛物語で、肩透かしを食らった感じ。よし、次はイッちゃってる人がどうかしている話を探そう!
が「ナイス!」と言っています。
砂希ちま
三島文学に触れた経験はない。古臭くて興味なかったし、太宰治を批判したエピソードがあったから気に入らなかった。でもこの本はいい。谷崎潤一郎、川端康成、泉鏡花などの優れた作品の一節を紹介してくれる。文豪たちの作品は古めかしくて一冊全部は読めないけれど、美味しいところだけつまみ食いする感覚で読めば、なるほど美しい文章とわかる。また過去形と現在形の混在、七五調のリズム、同じ語の言い換えなどには大いに共感できた。『潮騒』も読んでみようかな。
ミカママ
2024/03/06 22:17

三島作品・・・いくつか積んでいますが、敷居が高くてなかなか手に取れません (;^ω^)

砂希ちま
2024/03/07 20:54

知り合いの友人に三島さんしか読まない、なんて女性もいるそうです。たしかに文の勉強にはなりますね! 盛り上がりには欠けるけど(笑)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/05(4130日経過)
記録初日
2012/08/30(4258日経過)
読んだ本
367冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
114314ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
366件(投稿率99.7%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

エッセイを書いています。
自分で書くようになってから、本の読み方が変わりました。
ただストーリーを追うだけでなく、オシャレな描写や構成に目が行きます。
言葉で、画像以上の表現ができたらいいですね。
よろしくお願いいたします。

ブログでエッセイを公開しています。
http://blog.goo.ne.jp/sasaki-saki

暇つぶしに読んでくださ~い(笑)♪

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