昭和から令和にかけて、「小学館」の百年の歴史を題材にした大河小説。「小学◯年生」シリーズの前身となる雑誌の創刊から現在に至るまで、時代の荒波にさらされながらも、子どもの学びの機会を死守してきた人々の姿に、胸が熱くなった。

昭和から令和にかけて、「小学館」の百年の歴史を題材にした大河小説。「小学◯年生」シリーズの前身となる雑誌の創刊から現在に至るまで、時代の荒波にさらされながらも、子どもの学びの機会を死守してきた人々の姿に、胸が熱くなった。

まずい。沼にハマりそうな予感。71巻まで出ているというのに・・　先が果てしなく遠い（笑）

初読。なんで、もっと早く読まなかったんだろう？と悔やまれます。純朴で好奇心の塊のようなトットちゃん、型破りとも言えるけど、常に子どもをありのままに受け入れる教育姿勢を崩さないトモエ学園、そして個性豊かな同級生達の交流に心が温まりました。天真爛漫で、今も福祉活動に尽力する著者の原点は、この小学校生活にある事に合点し、戦時中にこんな学校が存在した事は奇跡だと思いました。トモエ学園のような教育を実践する事は現実には難しいのだけど、「教育とは何か？」というテーマを見直す上で、何度でも読み返したい一冊です。

今の「地球の歩き方」は、昔と違って、色々と面白い。地球には、まだまだ、私が全く知らなかった、驚きのスポット、生き物が無数に存在することを再確認。ペルーのヴィクニンカ山（通称レインボーマウンテン）、行ってみたいなぁ。