青山美智子『木曜日にはココアを』 誰もが誰かの人生に関わって、ささやかながらもよき影響を与えて、それがこの世の中の救いになっている。 そんな温かい連作短編集。ほっこりした気持ちになりたい時にぴったりの一冊。 色んな悩みがあっても、微笑んで大切にご飯を食べられれば、なんとかなる！

藤野千夜『ネバーランド』仕事はきちんとするけれど、プライベートでは思いっきり子どもに戻ってヘラヘラしている大人が集まる部屋。そんな避難所みたいな場所があるのっていいな。部屋の住人の女性はなかなか前の彼女と別れてくれない男との関係をズルズル続けている。こっちまでヤキモキした😂

櫛木理宇『監禁依存症』 父と二代で性犯罪の加害者弁護を専門に荒稼ぎをしてきた弁護士。 法廷で被害者やその家族を執拗に責めて自殺に追い込むほど…。 加害者の刑を軽くしたり示談に持ち込み、さらなる被害者を生む。 そんな男の息子が誘拐された。 真相が読めず、警察とともに私も翻弄された。

山本幸久『花屋さんが言うことには』 地元密着の花屋さん🌼 花屋さんの仕事がどれだけハードなのかがよく分かる。 でも、人の気持ちを明るくしたり、人と人とを繋いだりする素敵なお仕事。 町の人々との関わりやちょっとした事件を楽しく読める小説。誰の人生にもドラマがあるなぁ！！

青山美智子『木曜日にはココアを』 誰もが誰かの人生に関わって、ささやかながらもよき影響を与えて、それがこの世の中の救いになっている。 そんな温かい連作短編集。ほっこりした気持ちになりたい時にぴったりの一冊。 色んな悩みがあっても、微笑んで大切にご飯を食べられれば、なんとかなる！

櫛木理宇『残酷依存症』 ホモソーシャル(男同士の絆の確認)から取られる行動は二つ。①女を下に見て馬鹿にする②同性愛を嫌悪する。 このホモソーシャルが大学生の集団レイプの動機に…。 加害者が受けた罰はあまりにも残酷だったけど、被害者サイドの気持ちも想像を絶するものだった。