夏川先生の医療小説。ストーリーが立っていて、グイグイ読めた。最先端医療に携わることだけが優れているのでない。病気を治療することが医師の役目ではあるが、患者にも医師にも、生活背景や性格がある。一筋縄にはいかない医療。どれが正解というのもないことも多々ある。在宅往診医師の雄町先生を中心に描かれているが、この医療チームの信頼関係がとてもいい。ヒューマンドラマ。最後のメッセージはじんわりと心に沁みた。この有能で落ち着いた雄町先生だが、甘いものには弱い笑。【長五郎餅】を私は食べたことがないので、いつか食べてみたいな

ルームシェアすることになったミウラさんの友達は【トモダチ】　シュールな設定ではあるけれど、まぎれもなく益田ミリワールド。だから好きだなぁと思う。ほっこりするし、夜に自分の考えを素直に見つめるような。自然体でリラックスできて、でも考えさせられる。友達ってなんだろう。ライフサイクルの変化によって疎遠になっていく友。恋の始まりのワクワク。バレたらいいのにって思うのに、バレそうでバレないもどかしさ笑。トモダチと語るのは希望？　でもほろ苦い現実。作り手の気持ちを想像するという考え方が素敵。そして、せつなさ...

コロナ禍にカナダでがんになり、治療したニシカナコのノンフィクション。この凄まじく辛い境遇に、今までに読んだ彼女のどの作品よりも、力強い筆致と逞しさを感じた。がんになったカナコを、客観的に描かれている。悲壮感はほぼない。彼女の強さはどこから来るのだろか。カナダでの手術は過酷すぎて、ツッコミ満載で思わず笑ってしまう。カナダと日本の文化・考え方の違いも、中立的に考察されているのが良かった。他人にどう思われるかより、自分の生き方を突き進む。著者がカッコよすぎて、ますます好きに♡　幸せに生きるヒントと元気をもらった

夏川先生の医療小説。ストーリーが立っていて、グイグイ読めた。最先端医療に携わることだけが優れているのでない。病気を治療することが医師の役目ではあるが、患者にも医師にも、生活背景や性格がある。一筋縄にはいかない医療。どれが正解というのもないことも多々ある。在宅往診医師の雄町先生を中心に描かれているが、この医療チームの信頼関係がとてもいい。ヒューマンドラマ。最後のメッセージはじんわりと心に沁みた。この有能で落ち着いた雄町先生だが、甘いものには弱い笑。【長五郎餅】を私は食べたことがないので、いつか食べてみたいな

ラジオDJさんの紹介で読んだ本。コロナなんて言葉も知らない頃の、フィンランドひとり旅。四コマ漫画ではなく、旅行記と写真と可愛いイラスト。読みながらフィンランドを旅してる気分になり、コーヒーを飲みながらシナモンロールを食べたくなる、とても（近いうちに実現しよう）。益田ミリさんの本は、リラックスできて、心がほっこりする。考え事も、共感することが多い。完璧ではない英語を使って旅するのは、度胸もいるし良い経験になるんだろうな。脇汗かくので、旅の下着は重要！笑。クリスマスマーケットのドーナツ。旅は人生を豊かにする。