ネタバレ原作だと思ったら違った件。わた婚をなぞるだけの物語かと期待はしていなかった。(失礼だけど)吸血設定がよかったこと、ただの設定に収まってないところを評価したい。お互いの傷を理解し必要しあうところ、ナナオが最後に強くなったところも心躍るものがあった。ただ文章が時おり引っかかった。顔を背けたのに暗い顔をしたことがわかったり、自分のことなのに「〜〜のように」という言い回しはよくないかと。

ネタバレ店主である兄が昼間には猫になるという設定。主人公は淡々としていて、呪いをすぐに受け入れる。常に客観的な感じの主人公なので感情移入はできないけど、代わりに客の話や兄とのやり取りで癒やされたりする。重い話があったものの落ち着いた雰囲気の本だった。ガチャは現代的で面白い。主人公も兄もいい子なのに本人たちはそう思っていないという似た者同士。

ネタバレ原作だと思ったら違った件。わた婚をなぞるだけの物語かと期待はしていなかった。(失礼だけど)吸血設定がよかったこと、ただの設定に収まってないところを評価したい。お互いの傷を理解し必要しあうところ、ナナオが最後に強くなったところも心躍るものがあった。ただ文章が時おり引っかかった。顔を背けたのに暗い顔をしたことがわかったり、自分のことなのに「〜〜のように」という言い回しはよくないかと。