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2024年10月の読書メーターまとめ

くらっくす
読んだ本
7
読んだページ
2180ページ
感想・レビュー
7
ナイス
59ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くらっくす
ネタバレ無事完結お疲れ様でした。咲太に原因がある納得の現実改変。意外と思春期に執着して、愛していたんじゃないか。観測理論と量子もつれで繋いできたけれども、咲太の深層心理に踏み込む描写がよかったです。美東の並行世界同一性は少し無理があるから、記憶の共有くらいで…とも思う。でも、思春期の思い出の象徴として症候群と共にあって共に消える必要があったのかも。だから咲太のイメージの中で霧島透子は、思春期症候群を撒いていたんだろうな。穏やかな大人への歩みの中で、症候群と美東の影を追いかけていたのが、最後に印象に残りました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

くらっくす

明日も仕事なので一気読みした感想は後日投稿します

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2024年10月の感想・レビュー一覧
7

くらっくす
小学生、中学生時代ってこんな感じだったかなという、曖昧な衝動を言語化するのが上手な作品に思える。少年自然の家みたいな所でのキャンプは、誰しもが通る道かもしれない。子供視点もわかる気怠さの中に、非日常を求めてハメを外してしまいがち。そこで聞いた謎のラジオの記憶が、その後の思考の隅にどっしりと居座ってしまうのもわかる気がする。後半はそのラジオの謎が解き明かされるファンタジー!はさておき、想いを空に放っているのは素敵だな。いろんな人の視点を通して、謎の放送を巡る想いが、不可思議な迷いが語られるのは新鮮でした。
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くらっくす
ネタバレ無事完結お疲れ様でした。咲太に原因がある納得の現実改変。意外と思春期に執着して、愛していたんじゃないか。観測理論と量子もつれで繋いできたけれども、咲太の深層心理に踏み込む描写がよかったです。美東の並行世界同一性は少し無理があるから、記憶の共有くらいで…とも思う。でも、思春期の思い出の象徴として症候群と共にあって共に消える必要があったのかも。だから咲太のイメージの中で霧島透子は、思春期症候群を撒いていたんだろうな。穏やかな大人への歩みの中で、症候群と美東の影を追いかけていたのが、最後に印象に残りました。
が「ナイス!」と言っています。
くらっくす
ネタバレ仕事で体力を使い切っていて、最終巻発売後の読了となったのが悔しい。そして夢見るは何故か現実へと変わっていってしまう。霧島透子を見つける以前に、次々と大きく変化する現実に打ち拉がれてしまう。そんなときに現れるのが翔子さんだと、どこか期待してしまっていた自分がいました。明確な行き先を告げないで、牧之原さんが向かう辺りで見当はついたが、そこで美東と繋がるのかと少し腑に落ちた。だけどどうにも岩見沢さんから感じた霧島透子像と結びつかず、思春期症候群の蔓延とは関連がないのではと思えてならない。最終巻すぐに読みます。
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くらっくす
最終巻に追いつけるのか焦りつつ、楽しんで読んでいる日々。霧島透子さんがなぜミニスカサンタなのか。ミニスカサンタがいたらどうする、、の国見とのやり取りは相変わらず。思春期特有の何者かになりたい自分との葛藤と、その逃避先が素性の知れない霧島透子に辿り着くのだろうか。並行世界の咲太の言葉に、どうにも過敏になってしまう咲太は、麻衣を守ることを原動力に行動するが、危うさも孕んでいるように感じられる。ここまででだいぶ新しい登場人物にも触れてきたわけで。前回の感想にも書いた通り、美東はどう関わってくる?と考えています。
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くらっくす
最終巻までの一気読みです。大学生で塾講師の咲太から、高校生の恋路が微笑ましく映る。姫路さんは誰からも好かれる事が当たり前と、思って生きてきた。だから向けてほしい人からの好意が失われて、思春期症候群を発症する。その強い感情を知りたいが故の行動だったのだろうけど、感情を弄ぶためトラブルに巻き込まれていく。そして初めて直面する価値観にたじろぎ、麻衣さんに圧倒されてしまうんだろうな。気づかせる側の配慮に考えさせられる所がありました。大学生編中休みのような位置付けの今回。でも霧島透子は出てくるのよね。
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くらっくす
大学生編再読のペースが遅く、最終巻が発売されてしまって焦っております。なんでもうまくこなして来てしまった郁実は、何もできなかった過去に囚われている。真面目で融通の利かない性格ゆえに、その清算という行動をとる自罰的な生き方をしてしまう。それでも逃げ道をなくして可能性の世界に飛んでしまっているけど、お互いにそれぞれの苦しさを軽減するために役割を引き継いでいたのだろうか。それでも満たされずにいた2人の郁実だけど、少しずつ自分自身を受け入れていくことで変わっていけるのだと思う。
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くらっくす
最終巻発売を前に大学生編を読み直してるけれど、全然追いつけるペースではないかな。周囲と噛み合わない部分を感じていたづっきーが、空気を読めるようになってしまう思春期症候群。高校生編までとは違って理論的というよりも、繊細な心情ゆえのものを感じる。アイドルグループの中での個人活動の差や、新たな準拠集団で行動が手探りになる大学生の特質。そういったものがづっきーの中での迷いや葛藤を助長するけれど、薄っぺらいものでなく本当にいい仲間に恵まれていてよかったと思う。咲太のウィットに富んだ嫌味はいいよね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/13(4307日経過)
記録初日
2013/02/16(4304日経過)
読んだ本
558冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
181188ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
409件(投稿率73.3%)
本棚
0棚
性別
年齢
33歳
血液型
B型
職業
技術系
現住所
山形県
外部サイト
自己紹介

食品メーカーのR&Dで開発の仕事をしています。
パニック障害でいろいろあっての独身ですが、
就労移行での学びを経て、病気と上手くつき合っている今日この頃。

ペースは遅めながら、読書を楽しみとしています。
SF、恋愛小説、ディストピア、ラノベと気分でつまみ食い。

気取った感想を垂れ流していたらすみません。気軽にフォローしてくださると喜びます。よろしくお願いします。

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