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2024年3月の読書メーターまとめ

ユラニト
読んだ本
9
読んだページ
2067ページ
感想・レビュー
9
ナイス
76ナイス

2024年3月に読んだ本
9

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ユラニト
ネタバレ『くだんのはは』と『ルームシェアの怪』は既読だった。アンソロジーはあまり読まないのだが、普段読まない作家の作品に触れられて何より名作揃いだから楽しい。特にお気に入りは『夜顔』、怖いというよりもどこか幻想的な主人公とある家族たちの逢瀬。切なく悲しい物語……と思ったら最後にちゃんとホラーに着地するのが気持ち良い。『鬼棲』も“帰省”とダブルミーニングなのかな?幽霊はいない、恐怖は予感と論理立てた会話が展開し、でも棲んでいるのは何?と読者と語り手に“予感”させる。『倅解体』は怖いけど物件というよりひとが怖い!
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ユラニト

久しぶりに本棚ページを開いたのですが、表示なんかバグってるなぁ

久しぶりに本棚ページを開いたのですが、表示なんかバグってるなぁ
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

ユラニト
ネタバレ『くだんのはは』と『ルームシェアの怪』は既読だった。アンソロジーはあまり読まないのだが、普段読まない作家の作品に触れられて何より名作揃いだから楽しい。特にお気に入りは『夜顔』、怖いというよりもどこか幻想的な主人公とある家族たちの逢瀬。切なく悲しい物語……と思ったら最後にちゃんとホラーに着地するのが気持ち良い。『鬼棲』も“帰省”とダブルミーニングなのかな?幽霊はいない、恐怖は予感と論理立てた会話が展開し、でも棲んでいるのは何?と読者と語り手に“予感”させる。『倅解体』は怖いけど物件というよりひとが怖い!
が「ナイス!」と言っています。
ユラニト
『学校の怪談』の流行、映像化、書籍の発行を受けて児童の間でのブームなどについて各著者による研究。映画『学校の怪談』などは見ていなかったが自分も子供の頃に『怪談レストランシリーズ』を読んでいたので思い出深い。後半になると民俗学の研究のあり方や『怪談』という言葉の扱い方と内容が固くなり、私には難解だった。気になったのが『4章「怪談の学校」がなくなったあとで』今の学校には怪談がないと学校で起こった事件によって学校が怪談よりも怖いものとなってしまったと語るが、いささか強引に感じた。
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ユラニト
ネタバレほのかにSF?『わきあがる想い』の超能力ってそりゃ確かにそんななんでも上手に使えるわけじゃないよね。と妙に納得させられる話の展開が好き。そして矢口くんの綺麗なようなぼんやりしてるような様子がこれまた良い。不思議を求める飯島くんとか佐々木ちゃんの性格を探る十山くんとか、白黒決めたい海寺くんとか佐東ちゃんの注意散漫が気になる伊多くんとか今回は男の子の方がグイグイ行動する話が多い気がする。
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ユラニト
ネタバレこの巻では『遠くの呼び声』がお気に入り。自分も耳掃除が好きなので主人公両人の気持ちもよくわかるし、都重畑絵(とえはたえ)というネーミングもなんか好き!同じく耳掃除好きの間嶋くん、何年も掃除していないという畑絵ちゃんの耳掃除できて羨ましい!その後畑絵ちゃんの練習台にされちゃって大変そうだけど。『さまよえる王様』も方向音痴の女の子の話だけでなくオチでしっかりものと思われた男の子のポカが描かれたり、いつもと違った調子が良い!
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ユラニト
1巻で出てきた遠くの学校の屋上の人へ手を振ってる人たちのアンサー版の話かと思ったら同じテーマで別の話とか!読んだことあったはずなのに騙された!(騙したわけではない?)描写は少ないんだけど広くてロケーションが素敵な学校内をうろうろ探検してるきぶんになって、なんだか好きな話です。たくさん食べた分が全部運動エネルギーになってしまうちみっことか、がさつなんだけどみょーに涙もろい女の子とかみょーに可愛いのですよね。
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ユラニト
再読。紙の本は途中までしか持っていないので今回の99円セールでポチッと。電子版にはそれ用の後書きがあるのね!?やったー!竹本泉先生のお話は上手く面白いところを言語化できないのだけれどみょーに面白い。双子が入れ替わってたりとか?遠くの人と手を振り合ってるとか?目がうるうるでみょーにもてもてとか?朝だけ大岩が出現するとか?個性的な女の子たちもかわいいし、それに振り回される男の子たちも可愛い!なんでこんなに魅力的なんでしょうね?
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ユラニト
ネタバレもうまず表紙が可愛い!ファンシーなイラストにタイトルのロゴも古めかしくて可愛らしいデザイン。でも、可愛らしいだけじゃなくてカタツムリや海の暗さなど毒々しい部分もある。そして物語も癒されるほのぼの、不気味なお話両方味わえてとっても満足。『怒りの木』では領民を追い出して一面森にしてしまった男、『おとなりの世界』では森を刈り尽くしてゴルフ場を作った男。両極端な男が描かれてそれぞれ痛い目に遭っているのが面白い。『森の王様』イェナの立場は可哀想なんだけど、彼女が妙にポジティブで旅立ちがなんか美しくて好きだな。
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ユラニト
新しい手帳を買う時、毎回良いものが見つからなくてかなり悩むのだが、今回はマルマンのルーズリーフタイプのものを使うことにした。マンスリータイプのリフィル。バインダーはキングジムのテフレーヌ。メモを好きなページに挟めるのがよさそう。参考にこれまたマルマンが出しているこの本を読んでみた。華やかで書き込みがたくさんある手帳は見ていてワクワクするが、こんなに凝ったもの書こうとしたらそれだけで時間がかかる……よね。自分はもうちょっとルーズリーフで使えるサブアイテムの紹介が欲しかったな。
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ユラニト
澤村伊智先生が先日旧Twitterで紹介していた本。タイトルから?となっていたが怪談の書き方についてまとめたまさしく“学校”的な本。投稿された怪談の批評やそれをもとに先生方が改めて怪談に直すという内容、珍しいのではないでしょうか?書き手によって現れる特徴を説明するのに同一投稿者の複数の怪談を掲載するなど、なかなか見られないものが読めて面白かったです。新耳袋について採集したものにそこまで手を入れていないと思っていたら、結構省略したり前後を入れ替えたり、あくまで実話をもとにした創作というスタンスだったのかー!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/13(4093日経過)
記録初日
2013/02/13(4093日経過)
読んだ本
789冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
189031ページ(1日平均46ページ)
感想・レビュー
516件(投稿率65.4%)
本棚
14棚
性別
自己紹介

ミステリやファンタジーが特に好きです。
最近ホラー、怪談小説ブーム。

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